2004.11
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食べ手の味覚に挑戦するラーメン、それがこの店の「うさぎ」だ。このメニューは調味料を一切使用していない。つまり醤油も塩も足していないということだ。それはよほどスープに自信がないと出来ることではない。都内で白濁スープと手打ち麺で同じように調味料を加えないで楽しめる店があるが、ここのスープはすっきり系。その極上スープは上総赤鶏のガラ、名古屋コーチンの廃鶏をベースに、モミジ、豚足などを濁らせないようにじっくりとろ火で30時間煮込んで、途中野菜や昆布、節系などを加えて出来上がる。そのスープをストレートに味わえるのがこの「うさぎ」なのだ。刺激的な味に慣れてしまった鈍感な舌でこのラーメンを語るのが申し訳ないが、調味料がなくてもどっしりとした重さがあるためか、しっかり「味」を感じることが出来る。それは繊細とも違う、繊細が集まって太くなったような、優しく深みがある未体験の味である。そして添えられた宮古島産の天然パウダー塩を少量入れると、その味が劇的に変化する。具は別皿でサーブされるので丼に入れてしまわずに、箸休め的につまむのがいいだろう。またご飯もついてきて、そこにスープを入れてお茶漬け風にして食べるとまた楽しい。ラーメンの方に塩を入れてしまっていても、足すためのスープがついてくるので安心だ。
元々弁当屋さんだったということもあって、その料理の引き出しは目を見張るものがある。代々レシピを受け継いだという名代コロッケも捨てがたいが、もう一つどうしても食べてもらいたいのが「フォンドボーカレー」だ。じっくりとていねいにタマネギを炒めることから始め、ラーメンの極上スープも加え、最終的に出来上がるまでに3週間を要するというのだから恐れ入る。その味わいは専門店顔負け、カレーだけで十分1軒店が出来る実力を持ったカレー。この店に来たらぜひこの2つは必ず抑えて欲しい。半ラーメンと半カレーのセットもあるそうだが、そこは根性を見せていただいて(笑)。
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うさぎ(800円) |
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君津市南子安4-1 |
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0439-54-4810 |
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11:00〜15:00 11:00〜15:00,17:30〜20:00(土) |
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日祝・第4土 |
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JR内房線「君津駅」南口下車。国道127号線方面へ。南子安郵便局手前。 |
