第9話:第4回試作


07:50 小松氏店を開ける「寝てないッス」

08:05 中田氏・小林氏、マルバ到着

08:11 食材搬入

08:20 松井氏、マルバ到着「お腹空いたよ」

08:25 打ち合わせ開始

08:45 スープ仕込み開始「4本寸胴を立てます」(小松)

 まずは1日の行程の打ち合わせ。4本の寸胴を使って4種のスープを取ることに。基本は豚骨・鶏ガラベース。そのバリエーションで4本を組み立てていくことになりました。

09:00 A寸胴(濃厚タイプ)火入れ

09:11 C寸胴(家系タイプ)骨組み上げ開始

09:25 D寸胴(必勝軒タイプ)火入れ

09:40 C寸胴火入れ

10:10 B寸胴(鶏タイプ)仕込開始

10:20 B寸胴火入れ

 豚骨と鶏ガラをベースにしたスープを3本。豚骨も鶏ガラもとことん煮込むA寸胴。廃鶏から取るB寸胴。家系タイプのC寸胴。必勝軒のバランスのD寸胴。これらをまず作ってから調整を進めて行きます。中田氏の骨組みを見ていた3店主は興味津々。「家系の秘密を知ってしまった」(小松)「なんでそんなに綺麗に並べる必要があんの?」(松井氏)

11:00 仕込準備終了。あくとりなどを続ける。

12:00 昼食休憩  13:00 作業再開

 休憩中に各店主の皆さんに話を聞きました。

 小松氏 山路「この雰囲気はどうですか?」小松「各店の秘密が分かりとてもいい経験が出来ています。また情報交換が色々出来たので、こういう機会をまた作りたいですね」

 松井氏 山路「作業は順調ですか?」松井「うん。寸胴が大きいのと火加減にてまどったけどね」山路「夜までに出来そうですか?」松井「出来るよ。全部蒸発しちゃわなければね(笑)」

 中田氏 山路「今日のこの現場はどうですか?」中田「色々やり方が違うから勉強になります。」

 小林氏 山路「なにかコメントを」小林「山路さんより俺の方が若いです(爆)」山路「作業は順調ですか?」小林「順調ですが、自分の店と火力が違うのでスープの出来が心配ですね」

13:05 ミーティング(具決め)

「ネギだけでいいんじゃないか?」(松井)
「イワシってうまく使えないですかね」(中田)
「なるとって今新しい気がするんですよね」(小松)
「梨はナシだな(爆)」(小林)

15:10 スープ一段落。小林氏・松井氏津田沼へ

15:40 中田氏スープ手入れ

15:45 小松氏具アイディア出し

 具のミーティングは実に2時間近くかかりました。アンケートにもあった「千葉らしさ」をどこまで表現したらいいのか。ピーナッツ、イワシ、タイ、梨…。思いつくままに挙げられた素材を検討していく4名。結局このミーティングでは具が決まらないまま散開。スープも一段落したところで、一旦小林氏と松井氏は津田沼へ。浦安は小松氏と中田氏が残ることに…。ど、どうなるの?小松「大丈夫ッス、大丈夫!」

16:00 小松氏買い出し「アイディア練りにいきます」

浦安市内のスーパー数軒で銚子産イワシ、ネギ、梨、ピーナッツなどを買い込む。

16:30 小松氏帰還。再度アイディア練り。

16:40 小松氏再買い出し「足りないものを買ってきます」

16:55 小松氏帰還。「なんとなくイメージが沸いてきました」

 残された二人は具のアイディアを深めることに。「千葉らしさ、っていうのをどこまで出すかですね」(中田)「あまり出しすぎると企画モノっていうか、安っぽくなっちゃうじゃないですか」(小松)ここはアイディアマン小松氏の独壇場。白い紙に丼を書いて、出来上がりのラーメンをイメージすること数分。「アイディアひねりに行きます」と近所のスーパーへ。

17:00 小松氏と中田氏、イワシ下処理開始「小松さん速いッスね」(中田)

つみれ、ナルトなどに使用するかもしれない、ということで2人でイワシを開き始める。そしてそれをミンチに。

17:40 小松氏、イワシをフードプロセッサーにかけて、ミンチ状態にする。

17:45 中田氏、スープをいじり始める。

 千葉らしさ、という部分に「イワシ」を取りあえず使うことを考えた小松氏。大量に買い込んで来た中田氏と二人でイワシを開き始める。そしてその後ミンチにする為にフードプロセッサーにかける。ネットを見て応援メールを下さる方が多く、店主達の励みに。ネットを見てお店に激励に来てくれた某氏も厨房脇で見学。

18:00 夕食休憩。かつやのトンカツ弁当。

18:55 小林氏・松井氏、津田沼から帰還。「麺を打ってきました」(小林)

19:00 小林氏、寸胴Dに野菜を入れ始める。

19:20 小林氏・松井氏、夕食。

19:35 松井氏、スープの野菜抜き。

19:40 具の仕込開始

 睡眠時間の足りていない店主達。津田沼へ戻った2人が予定の時間になっても帰ってこない!もしかして寝てしまったのでは?という不安をよそに、2人は新たな麺を打って帰還してきた。再び4人揃っていよいよスープの追い込み&具の作成に突入していく。店先では休業を知らずに訪れるお客さんが後を絶たない。ご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m

20:00 小松氏、ナルト試作。「出来立てが旨いんですよ」(小松)

20:10 ナルト茹で始める。

20:15 4本の寸胴の仕上げに入る。

20:20 松井氏、そぼろ試作。「味付けをたくさんやってみるよ」(松井)

21:30 焼きネギ試作。「これいいよ!」(小林)

 いよいよこの状態で追い込み体勢へ。とりあえず小松氏が会得して来たという「なると」を試作。しかし出来上がりを一人で口にしてすぐゴミ箱へ。「もうちょっと待って下さい」(小松)どうやら納得のいかない様子。一方スープの方は骨をあげたり、仕上げの作業に入る。松井氏はもう一つの具の可能性がある「そぼろ」を作り始める。鶏と豚の挽肉を使用。味付けは塩・醤油・味噌・醤などバリエーションに富んだものが6種類。また9時よりCW「ラーメン探偵団」の取材も始まり、厨房は大騒ぎ状態。マルバ休みを知らないお客さんも次々とやって来ては覗いて帰っていく。

22:00 明星食品一行到着。

22:20 4本の寸胴完成。

22:25 なると完成「渦巻きは修行しときます」(小松)

22:20 ピーナツ油・カメリヤラード・鶏油などの準備に入る

23:00 試食。スープのみ、スープ+麺で何パターンも試してみる。

23:30 ミーティング

 試食の時間が迫る中、プレッシャーに追われながらも最終調整が進む。とりあえず4本の寸胴のスープをそれぞれ試食。油のパターンを変えて試した後で松井氏の「麺と合わせてみよう」との提案で、急遽麺と合わせることに。最後の仕上げとして松井氏が手揉みを加えて縮れさせる。必勝軒の粉を使用し松井氏が打った幅広の手打ち麺。そしてまた4種のスープと油のバリエーションの中から模索が続く。食べ終わった後1時間もの緊急ミーティング。そして今度はその4種のスープを合わせていくことに…。とうとう日付が変わってしまった…。

24:30 再試作。試食。

24:55 完成。

25:00 同席スタッフ全員で試食。

25:30 缶ビールで乾杯!

 1時間の緊急ミーティング。それを遠巻きに見つめる明星スタッフ。そして再度4名は厨房へと入っていく。4種のスープを合わせては試飲を繰り返す。そして4名の店主の顔に笑顔が。CWスタッフ、明星のスタッフ、HPを見て応援に来た人など全員に4名がラーメンをふるまう。その景観は圧巻!ラーメンを食べる人達の顔を見てはにこにこする店主達。ここに千葉オリジナル塩ラーメンが完成した!そしてこのオリジナルラーメンがカップ麺になるのである!


小松氏「今日一日作業を一緒にやって友情が生まれました」

小林氏「皆との作業で勉強になることが多く、自分の懐が広がった。修行した以上のものを得られた」

中田氏「なかなか出来ないことに参加出来て嬉しい。新しいことをやりたくなってきた」

松井氏「千葉に店を出して、皆に会えて本当によかった」


千葉オリジナル塩ラーメン

スープ:豚骨・鶏ガラ・鰹節・煮干し

タレ:鶏油・干しエビ・干し貝柱・昆布

麺:手打ち幅広平打ち麺

具:鶏そぼろ肉・焼きネギ・自家製なると・糸とうがらし