第23話:明星開発研究所へ!


 前回ギリギリまで微調整をしていった「濃厚とろ塩」。今回のカップ麺は前回の反省を踏まえて、研究所での作業をじっくりやることになりました。原型になる本物を作った2チームは何度となく三鷹にある明星食品開発研究所に足を運びました。

 醤油チームは前作のマイナス面を改良し、「濃厚とろ塩」の醤油バージョンという位置づけで開発を開始。HPに寄せられた意見で「鶏油」の量と香りにマイナスが多かったことに注目した小林氏は「ここにカメリアラードを使ってみようかと思ってるんだ」とのこと。カメリアラードといえば、ラードの中で

も最高級品。これをカップに使おうというのです。また麺は前回の麺を改良し、ほぐれやすく戻りやすくするとのこと。

 一方の味噌チームは「挑戦」がコンセプト。前作も塩ラーメンの概念を壊すという挑戦がありましたが、今回も味噌ラーメンの概念を崩そうという試みです。「いやでも『すみれ』は意識しちゃいますよね。あれとは違ったアプローチにしたいです」と小松氏。スープにとにかくこだわった2人は、開発担当の反対を押し切って、カップっぽい味がする「粉末スープ」を使わないことにしました。

「千葉らしさ、海を感じさせるものというアイディアがあったんですよ。でも魚介をインスタントで出すのは安っぽくなる。そこで粉末をやめて貝のエキスを油に使おうかと思ってます」とは中田氏。

 具については今回も「安っぽいチャーシューはいらない!」という意見が多く、2チームともチャーシューの不使用を決め、醤油チームは好評だった「そぼろ」の新バージョン。味噌チームは「ヘルシーな具を」というアイディアを採用して「野菜」を具にすることに決め、開発は進んでいくのでした。