第24話:イベント決定、開発進まず…


 前回のとろ塩の時は発売当日の大晦日にイベントを行い、4時間待ちという大行列になりました。今回もぜひ本物のラーメンを食べたいという意見が多く寄せられ、前回の反省を踏まえてイベントを計画することに。

 その結果、幕張メッセのどきどきフリーマーケットに特設ブースを設置して、そこでどんどんラーメンを作り続ければ、行列も早く回転し、たくさんの人に食べて貰える。そういう結論になって、3日間のラーメンイベントを開催することが決定!何度となく当日のオペレーションや予算について、深夜のファ

ミレスで打ち合わせが続きました。「せっかく来たのに食べられなかったというお客さんが多かったので…。今回は来た人みんなに食べて貰いたくてこうなりました」と小松氏。「体力持たないよ!」とは松井氏。

 一方、肝心のカップ麺ですが、方向性は見えてきたもののなかなか店主の思いと開発の思いが一致しません。店主達が求めているのは「自然な味」。不自然ではなく自然な美味しさなのです。しかしメーカー側は「インパクト」。前作の印象があるだけにちょっとやそっとじゃ消費者は納得しないという考えで

す。私も実は後者の意見。店主達が求めているギリギリの美味しさというのは、消費者には分かりづらく見えづらいだろうと思いました。

 明星のまとめ役の柚木氏は、試作品を持っては店主のところや私のところへやって来て意見を求めます。この日はCW編集部にやって来て、編集部の若手に試食して貰いました。「美味しいんですけどぉ、1回でいいかなって感じです」消費者は冷たいのです。「また練り直して来ます」頭の痛い日が続く柚木氏なのでした。