第44話:最終試作


 イベント前にもう一度試作をしておこう、ということで営業終了後に必勝軒に集まって、「四天王七段仕込」の最終の試作を行いました。

 今までの創作ラーメンと違って、今回は早め早めに準備を進めていたこともあって、どことなく四天王の表情にも余裕があります。今回の具はチャーシューの代わりに鶏肉を使用、小松さんと小林さんの共同作業で作りました。その出来映えに満足した小林さんは「必勝軒の限定ラーメンやるときにはこれ使おうかな」とにこにこ。

 7種類のスープの配合を紙に書いて、何パターンも試作を繰り返して、一番いい比率を検討します。これはとろ塩の時からそうなのですが、やはり4人の味の好みを調整していくのが一番難しい部分です。ただこの1年で松井さんの味の好みは明らかに濃くなっている(笑)。「松井さんは4人の中で一番変わったよなぁ」とは小松さん。

 今回メインに使われる油は鶏油。となれば中田さんの出番です。「俺また油ッスかぁ?」とろ塩の時に「油担当」とされたのがホント嫌だったみたいです(笑)

 「今回湯切りは天空落としでいきましょう」と小松さん。実際に練習していましたが、見ていた他の3人は「何が違うんだろう」「やっぱり中村さんの方が格好いいなぁ」と失礼なコメント(笑)。

 そして数時間に及ぶ微調整の結果、無事イベント用のラーメン「四天王七段仕込み」の最終形が完成しました。「これ美味いね」「今までで一番いいね」「このラーメンは他にはないでしょう」まさに自画自賛の四天王最高傑作が出来上がりました。