第45話:最終打ち合わせ


 ラーメンの試作も無事終了し、後は当日の段取りです。仕込のスケジュール、厨房設備のレイアウト、移動手段など、手作りのイベントですからフォーマットがありません。また今回は昼と夜で全く違った環境でのイベントになりますので、そのどちらにも対応出来る体制が必要になります。

 まず今までにない長丁場、ということで4人がフル稼働するのは不可能ということに。また小林さんと中田さんの体調がよくないこともあり、シフトを組んで仮眠を取ったりして対応することになりました。

 また千葉県内のラーメン店の店主さんたちから、当日のお手伝いのお申し出も頂きました。それには四天王達も感激!

 それから予算組みも行いました。予算関係は松井さんが担当。経費計算を電卓片手にはじきだし、ラーメンの価格を800円と設定しました。「イベントはお祭りなんだから儲ける必要はないけど、損もしないようにやらないとね。」とはイベント慣れしている松井さん。食材なども業者さんの協賛を得て安価に押さえることに成功しました。「実費かかってたら今回のラーメンはこんなに安く出せないですよ」とは小松さん。

 また厨房レイアウトも図面を引いて検討が重ねられました。プロパンガスは何本必要で、何キロカロリーのバーナーがどれだけ必要なのか。海でやる場合、寒さが半端ではないのでロスも生じるはずです。スープはある程度事前に仕込みますが、当日一番心配なのは麺茹で用のお湯。やかんのお湯を沸かすのとは違って、寸胴1本のお湯を沸かすには相当な時間がかかります。いかにロスを少なくお湯交換が出来るか、そこが一番の思案のしどころでした。しかし小松さんと中田さんがガス屋さんとも打ち合わせを重ねて、やっとレイアウトも完成しました。