東京背脂福たけセブン


外観(11.2.9)

背脂正油らぁ麺(09.11.18)
濃コーン煮干しつけ麺(09.11.18)

海老塩つけ麺(09.11.18)
煮干しらぁ麺(10.1.29)

基本メニュー 背脂正油らぁ麺(650円)
所在地 千葉市稲毛区長沼町330-50
ワンズモール2F  
営業時間 11:00〜22:00
定休日 不定休(ワンズモールに準ずる)
アクセス 京葉道路「穴川IC」下車。国道16号を柏・八千代方面へ。国道沿い左側。駐車場あり。
JR総武線「稲毛駅」より草野車庫行、こてはし団地行、「ワンズモール」バス停下車。


 東京背脂という屋号を掲げながらも、背脂の枠を超えたメニューを数多く出している「福たけセブン」。開店

当初には無かった「煮干しらぁ麺」(680円)が登場していたので注文してみた。というのも、店主の福田氏は煮干しらぁ麺が大好きで、福たけをオープンする時も最初は煮干し専門で行こうと思ったというほど。その完成度の高さは福たけの本店で実証済みだが、果たしてラーメン劇場ではどうなのか。

 出て来たラーメンは丼やチャーシューなど、ビジュアルこそ違えど、福たけの煮干しラーメンそのものである。煮干しの深い旨味をたくわえた透明なスープは飲み進めるほどに味わい深く、中盤は動物系のふんわりとしたコクが現れて、キリッとした後味が心地よい。カエシとスープのバランスが良いので、正直このスープに柚子は不要だと思う。麺は浅草開化楼の細麺で、スープをしっかりと拾ってくる。ここ最近のつけ麺ブームなどで注目を集めた製麺所だけに、極太麺にばかり目が行きがちだが、谷中の一寸亭などそもそもはこういう昔ながらのラーメンに合う良質の麺を作る製麺所なのだ。

 しかし思った以上の完成度に驚いた。というよりも下手したら本店よりも良いのではないだろうか?本店同様に背脂、煮干し、つけ麺。どれを取ってもハイレベルなメニューが並ぶ。リピーターが多いというのもうなずける。かくいう僕もまだ食べてないメニューがいくつもあるのだから、また食べに行かなければ。(Ricky)

2010.1.29


 ここ数年千葉で元気なラーメン店といえば桜木の「福たけ」だろう。数々のオリジナルメニューもさることながら、新業態の「山ねこ」なども展開するなどその勢いは止まらない。そしていよいよ3号店をラーメン劇場に出店することとなった。僕がプロデュースする「千葉ラーメン拉通ra2」でコラボレーションをやって頂いたり、限定ラーメンなどもお願いしたことがあるが、店主福田氏の引き出しの多さには恐れ入る。さすが「なりたけ」「赤坂ラーメン」などの人気店で経験を積んだだけのことはある。そんな福田氏が新たなコンセプトのお店を出すというのだから楽しみだ。

 この店のコンセプト的には「東京背脂」を打ち出しているので、基本線としては「福たけ」をなぞっていると言っていい。しかしメニューの幅は半端なく広い。まずラーメンは3種。「背脂正油らぁ麺」(650円)「背脂濃厚味噌らぁ麺」(680円)「海老塩らぁ麺」(680円)。そしてつけ麺が4種あって、「濃コーン煮干つけ麺」(730円)「海老塩つけ麺」(730円)「魚介カツオつけ麺」(730円)「背脂味噌つけ麺」(730円)。ご覧のように価格設定が非常に秀逸というか、お得に感じるいい値付けだと思う。

 基本であろう「背脂正油らぁ麺」は、背脂チャッチャ系の王道を行く一杯という印象。カエシが若干強めに出ていて塩分濃度は高いが、背脂の甘味を受け止めるにはこのくらいカエシが強くなければ。浅草開化楼の平打麺もいい感じでスープを拾ってくる。船橋の一丁がいわゆる香月系の代表だとすれば、福たけは間違いなく弁慶系の代表と言っていいだろう。そのくらいに完成度が高い。

 そして福たけセブンのオリジナル色が強く出ているのはつけ麺類。「海老塩つけ麺」は焦がした海老の風味が印象的で、麺をくぐらせるごとに海老の香りがふわっと立つのが良い。そして一番気になっていた「濃コーン煮干つけ麺」。これは正直驚いた。濃度粘度ともに高いスープは煮干しが効いていてクセのある味わいだが、その奥から顔を出すのがトウモロコシの味わい。煮干しとコーンを合わせようという発想がそもそも凄いと思うが、それをまたイロモノにせずにしっかりまとめてくるところが流石だ。オリジナリティがありながら、ある意味オーソドックスで、誰も食べたことがない味ながら、誰もが知っている味。こういうメニューって作れる人と作れない人がいるんだよなぁ。

 福たけの3号店は期待通り、いや期待以上のパフォーマンスを見せてくれた。今後煮干しラーメンなども出していくと言うから、ますます楽しみだ。(Ricky)

2009.11.18