麺者屋ちくわ@富里「澄 塩そば」850円

 8月19日、富里市七栄にオープン。古い千葉のラーメンマニアならば、道すがら「二升屋」を思い出すだろう。しかしその頃と比べたら富里IC近くにはラーメン店が随分と増えたものだ。スーパーナリタヤの向かいにある長屋の一軒で、店の前に駐車スペースがある。並びの店で空きテナントもあるので、停めるのに困る事はまずないだろう。
 ちょうどお昼時という事もあり、外待ちが出る人気ぶり。店はおそらく居酒屋か何かの居抜きで、小上がりや瓦屋根もあったりと全体的に和の設え。しかし場所柄インバウンドを意識してか、メニュー表記や説明文などに英語が併記されている。メニューは簡単に言えば清湯、鶏白湯、まぜそばのラインナップ。取り敢えず基本と思われる清湯の塩をセレクト。手作り羽餃子もかなり気になったし、何なら店内連食もアリかと思ったが、このあともう一軒行く予定でいたので我慢。
 スープは鶏や煮干し、鰹節の出汁に挽肉と野菜を加えた和風コンソメ。藻塩などの優しい味わいが広がる、角の取れた円い味わい。雑味がなく丁寧に取られている良いスープだ。個人的にはあとほんの少しだけ塩度が欲しいところ。菅野製麺所のツルっとした麺もスープには合っていると思うが、もう少しだけ茹でて欲しい。卵の黄身には程よく火が入っていて、正しい半熟玉子になっているのは実に嬉しい限りだが、流行りの低温調理チャーシューには火が入りきっていなかったのがやや残念。
 しかし、卵やメンマの調味に具材の切り方など、ラーメンの細部に至るまで丁寧な作りである事は、食べればすぐに分かる。さらに金髪のご主人の厨房での佇まいや所作、さらにラーメンの味わいから察するに、洋食かどうかは分からないが料理の基礎が出来ている人である事を想像する。そうなるとやっぱり餃子は食べなければだな。いずれにせよ、まだまだ気になるメニューがあるので再訪は確定。

麺者屋ちくわ
富里市七栄646-135
11:30〜15:00(14:30LO),19:00〜24:00
火曜定休(9月は無休)

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