和ひろ(千葉中央) 長年千葉中央エリアで愛されている、肉も魚も美味い全席個室の和食居酒屋。4年ほど前に近隣に移転してからも変わらぬ人気を誇る。個人的にも昔から激しくリピートしている店で、このホームページの忘年会でも千葉のラーメン好きの方たちと毎年お世話になっていたが、ここ数年はご無沙汰してしまっていた。 開業当初はラーメン店『増田家』や居酒屋『ちばチャン』などを手掛けるグループの運営だったが、今は店長の熊井氏が独立し、名実共に大将になっている。熊井氏に久しくのご無沙汰を詫び、久々の和ひろワールドを満喫。熊井氏自ら朝掘りした筍や、新鮮な魚介、揚げ物などを色々と堪能。 この店の締めの定番は蟹バター雑炊かワサビ飯なのだが「背脂醤油ラーメン」なるものを見つけ...2023.06.14 13:00REVIEW千葉市中央区
味噌つけ麺 麺場田所商店(海浜幕張) 2023年3月オープン。千葉に本拠を構える『田所商店』。主力ブランドは味噌ラーメンの専門店ですが、千葉では色々と意欲的な業態にもチャレンジしている。海浜幕張駅前の施設内にあるこの店舗は、以前『田所商店カレー部』だった場所をリブランディングしたもの。ラーメン類は置かずに味噌つけ麺オンリー。味噌は仙台、伊勢、江戸前の3種類。田所商店のアドバンテージを生かしたつけ麺業態になっている。 メニューの並びから基本と思われる「仙台辛味噌つけ麺」をオーダー。田所商店は味噌の香りやコクの出し方がとても上手だと思うが、このつけ麺でもそのパフォーマンスを遺憾なく発揮。辛味噌といってもピリ辛レベルなので味噌の風味を壊すことなく食べやすく仕上がっていた。仙...2023.05.02 08:00REVIEW千葉市美浜区
ラーメンかいざん 船橋店(京成船橋) 2023年4月オープン。1988年、東船橋に創業した人気店『ラーメンかいざん』の新店舗が、船橋フェイス裏路地に開業。元は『ニューラーメンショップかいざん』を名乗っていたが、店名を変えて代替わりして以降、西船橋や新小岩など精力的に出店を重ねている。船橋店が4店舗目になるのかな。 『かいざん』と言えば、迷うことなく「ネギラーメン」なのだが、せっかくのオープンなのでちょっと贅沢に「かいざんラーメン」と「ネギ丼」のセットを。ライトなスープにキレのあるカエシ。麺は酒井製麺の細麺。シャキシャキとしたネギがたっぷりと乗る。ネギ丼もワシワシとかき込んであぁ幸せ。 『かいざん』のラーメンは、いわゆるラーショ系のベクトルのラーメンだが、かいざんらしい...2023.04.23 08:00TOPREVIEW船橋市
麺処威吹(八千代台) 2018年オープンながら未食だった店へ遅ればせながらの初訪問。以前ここにあった『らぁ麺かわしま屋』の店長がお店ごと独立。以前は背脂豚骨醤油をメインに味噌、塩などを揃えるメニューだったが、こちらも基本的なメニューのラインナップは同じながら「NIBOだし」の醤油や塩を看板メニューに据え変えている。 数あるメニューの中から選んだのは「こってりNIBOだし醤油らーめん」。焼き煮干しが優しく広がるスープに、油が厚めに張られていて熱々に仕上がっている。方向性としては好きな味わいだが、油が多いからなのかカエシのバランスが弱めで塩味がやや足りない印象。もう少しカエシを増やすとバランスが取れそう。しなやかな食感の細ストレート麺はスープとの相性も良く...2023.04.22 06:00REVIEW千葉市花見川区
らーめん千種家(八千代台) 千葉にまだ家系ラーメンが数えるほどしかなかった2000年代初頭にオープンしたお店へ超絶久々に訪問してみた。花見川区の千種町にあるから『千種家』。ログハウス的なウッディな店内が懐かしい。そうそうこんな雰囲気だった。 こちらは埼玉で人気を博した『石川家』出身の店。なので家系ラーメンのみならず、中華そばやつけ麺があったり、家系ラーメンにはホウレンソウではなく九条ネギが乗るのが特徴。そのメニュー構成や特徴は今も変わることなく。 ベースのスープは軽めながら、醤油と鶏油がしっかりと効いたノスタルジックな家系ラーメン。酒井製麺の太麺もしっかりと茹でてあって美味しい。しっかりと味の染みた小さめのチャーシューも2枚。過不足のない満足感のある、良質な...2023.04.22 05:30TOPREVIEW千葉市花見川区
ラーメン杉田家 千葉駅前店(葭川公園) 2022年3月オープン。吉村家一番弟子、津村氏の営む『ラーメン杉田家』の3号店にして、千葉市2店舗目。オープン以来なので一年ぶりくらいの再訪だが、杉田家は先週新杉田の本店で食べたばかりなので、比較してみたいと思い訪問。本店では小一時間ほど並んだが、こちらではタイミング良くスッと入れた。 前回訪問時は昼の時間帯だったので、今回は夜の時間帯を狙って。昼よりもブリックス高めでパンチが強い味わいのスープだが、それでも新杉田本店よりはマイルドな仕上がりに感じる。酒井の麺はかなり硬めの茹で上げで、これは前回と異なるもの。前回は何人か分を一緒に茹でていて、今回は私だけだったということもあるかも知れない。 とは言え、やはり醤油ダレのキレとチャーシ...2023.04.09 09:30TOPREVIEW千葉市中央区
横浜家系ラーメン 勝星家(長浦) 2020年オープンの店に遅ればせながらの初訪問。こちらは『らーめん福たけ 袖ヶ浦店』からのリニューアル。コロナ禍において既存店舗をブランドチェンジする流れは多々あるが、昨今再ブームとなっている家系ラーメンに福たけがチャレンジ。店主の福田氏は元々家系ラーメンが好きで、家系をやるのが夢だったとのことで、今回のコロナ禍はある意味でベストタイミングだったと言えるだろう。 家系で修業している、していないなどをとやかく言う時代ではないのは百も承知だが、やはりオールド家系ファンからすれば、そのラーメンを家系と認定して良いのかどうかなどと、自分なりの物差しでジャッジしてしまうもの。そういう意味においては、勝星家のラーメンは十分家系と呼ぶに相応しい...2023.04.09 06:00TOPREVIEW袖ケ浦市
家系ラーメン 王道いしい(浜野) 2017年創業、『王道家』直系の人気店へ3年ぶりに。当初は五井に出来た『王道いしい』に行こうとしていたのだが、中休みがあったので浜野の本店の方へ。私はタイミング良くスッと入れたが、常時ベンチに待ちが出ていた。 醤油のキレ感やスープの程良い乳化具合と粘度。個人的には本牧家系のバランス型が好きなのだが、吉村家から王道家に連なるこのタイプの家系もかなり好み。スモークのかかったチャーシューはやはり美味しいな。この日二軒目でなかったらチャーシュー海苔増しにしていたところ。2023.04.08 06:30TOPREVIEW千葉市中央区
らーめん友希家〜縁〜(五井) 2023年8月オープン。2021年9月、八千代緑が丘にオープンした『らーめん友希家〜絆〜』が2022年4月に突如閉店。4ヶ月経って五井に新たな名前で復活。どうやら武蔵家(アストラーレ)系列からは外れた模様で、旧友希家は武蔵家系の『宮里家』になっている。移転先の五井には『濱野家』や『王道いしい』などの家系実力店があり、ますます家系濃度が濃いエリアになった。 八千代緑が丘にオープンして以来なので、一年半ほどぶりの友希家だったが、びっくりするくらいにスープの濃度と粘度が高いラーメンになっていた。骨感というよりもコラーゲン感。写真からも分かるようにトロトロペトペト系のスープは、家系と考えた時には残念ながら私の好みではなかったが、真面目に一...2023.04.08 05:30TOPREVIEW市原市
松戸中華そば 富田食堂 東千葉(東千葉) 2023年3月オープンの新店へ早速の訪問。高品交差点に昨年出来た複合施設「セナリオプラザ」に『中華蕎麦とみ田』のサブブランドが出店。施設完成時から出店は決まっていたが、10月オープンとの予定から半年経ってようやくのオープンとなった。 とみ田系列の店舗が千葉市内への出店するのは、富士見の『雷』と千葉駅構内の『松戸富田麺業』に続いて3店舗目だろうか。『富田食堂』名義では松戸に続いて2店舗目。カウンターの他にテーブル席が充実しているので、家族客やグループ客に使いやすそうだ。 メニュー構成は『とみ田』の濃厚つけめんと『東池袋大勝軒』系のもりそば、中華そばの醤油と塩。千葉駅構内の店に近いメニューになっていた。オペレーションもサービスもスムー...2023.03.30 11:00TOPREVIEW千葉市中央区
横浜ラーメン増田家 海浜幕張店(海浜幕張) 超絶久々に『増田家』へ行ってみようと思い立ち、海浜幕張店へ。こちらは千葉の家系ラーメンの中でも古参の部類に入るお店。元々は『旭川ラーメンますや』だったが、店主が壱六家で家系を学び家系ラーメン店に。千葉中央に本店を構えて、現在は海浜幕張と西船橋に支店がある。また別ブランドのラーメン店として『たかし屋』も展開中。 かつては県内屈指の濃度を誇る豚骨醤油ラーメンを出していた店だが、今はかなりライトなラーメンに。また以前は他の家系同様にほうれん草を乗せていたが、中国産ほうれん草の農薬云々のタイミングでモヤシとキクラゲに切り替え、それが結果として増田家オリジナルのパッケージに。麺も当初は長多屋製麺だったが、その後カネジン食品になり、今もそのま...2023.03.19 06:00REVIEW千葉市美浜区
千葉そば 幸(栄町) 2023年3月オープンの新店へ早速の訪問。最寄駅はモノレールの栄町になるのだろうが、千葉駅から徒歩圏内。富士見みゆき通りの以前はガッツリ系の『ロケットパンチ』があった場所。「新感覚の日本蕎麦風らーめん」を謳っている。来週には公津の杜にも新店が出来る予定とのこと。動きが随分と早いが資本系なのだろうか。触れ込みとしては「京都の老舗料亭で修業を積んだ店主」とのこと。 メニューは醤油、塩のラーメンとつけ麺、まぜそばで、あとは限定メニューも出す予定のよう。基本となる「そば」が600円とかなり安かったので確認したところ、ネギだけが乗るいわゆる「かけそば」だとのことなので、具の乗っている「千葉そば 黒」をオーダー。こちらは900円。 スープは若...2023.03.16 09:00TOPREVIEW千葉市中央区