中華そば麦家(移転)

外観(03.5.14)

外観(03.5.14)

麦家そば(03.5.14)

つけ麺(03.5.14)

大麦のムース(03.5.14)

基本メニュー 麦家そば(850円)
所在地 八街市文違301-2976
電話 043-443-0671
営業時間 11:30〜15:00,17:30〜21:00
定休日
アクセス JR総武本線「八街」駅下車。国道409号を富里方面へ。道沿い左側ENEOSを左折、直進し八街総合病院前の丁字路を右折。行き止まり左側。駐車場2台あり。

 この暑い中ドライブがてらに八街まで車を走らせ、一度行こうと思っていた「麦家」に行った。事前に見ていたレポの通り、まるで割烹料亭のような日本建築の建物であった。リビングのようなフロアーにある4つの4人テーブルも、その向かいの部屋にある6人用の大き目のテーブルも上品かつ値打ちものと感じさせるものであった。奥の畳の部屋でも食べることができる。こういう和風の高級な雰囲気の中で食べるのであるから、当然のこととして出てくるラーメンには期待が高まり、店にはその期待に応えてもらわなければならない。

 基本メニューの中華そば「麦家そば」をオーダーしたが、でてきたラーメンは期待に応えてくれる充分満足できるものであった。動物系とかつお節などの魚系スープがいい味を出しており、多くの人から支持されるのではないだろうか。よい味がついているバラ肉ロールチャーシューも、少し固めだが太目のメンマも、半熟の味付け玉子もうれしい具である。麺はあまりコメントすべき点はない。同じく人気店である東金道路山田インター近くの「麺家一徹」とは同じ系列の店なのか、味が酷似している。

 建物の雰囲気と味については今述べた通り◎。しかし、客対応と運営については大いに不満であり、それについて述べる。

 1.建物の中で待っている客の順番と名前をちゃんと書きとめてほしい
 自分が到着した時は7人くらいのグループと3〜4人のグループ1組と1組のカップルが自分の前に待っていた。小生は家族4人連れ。待つところは8畳ほどの座敷と玄関から上がったところ2〜3畳の畳のスペース。みんなバラバラに座って待っているため、どういう順番なのか分からない。待っている女性の一人に「どこかに名前を書く場所はありますか?」と聞いたが、その人も困っているように「それがないんですよ」との答え。店の女性の人に話したが、「いえ、わかってますから。大丈夫です。」との答え。わかっていると言われても、すぐに新しい客も入ってくるであろうし、正確に客の顔と順番を覚えるなどは不可能に近いと思われる。だから、こちらとしてはどの人たちが、自分より先に待っていて、どの人たちは自分より後に入ってきたかを覚えておかなければならないようになり、気が休まらず落ち着いて待っていられなくなる。再度、店の女性にそのあたりのことをよく説明し、客の順番と名前を書いてもらうようにした。その後何組か後から客が入ってきたが、客は名前を彼女に言い、彼女はいつもそうしているかのようにニコニコと書きとめていた。やがて「お待ちの○○様。お待たせしました。どうぞこちらにお掛けください。」との気持ちのよい案内。言ったらすぐやる、この実行力には脱帽するが、「オレが教えてやったからできたんやんけ」と言いたくなる。

 2.空きテーブルには速やかに待ち客を座らせて注文を聞き、ラーメンを作ってほしい
このごく当たり前のことをこの店は行わない。複数の待ちグループがテーブルに案内されたが、順番が丁度自分の前のカップルまで。しかし、彼らがテーブルについた後、見てみるとテーブルが一つ空いていた。私達の組も案内してくれたらよいのに案内してくれない。その後かなり待ってやっと自分の組が呼ばれたのだが、その時他に2組の待ち客も同時に案内された。最後の組はほんの10分くらい前に来たばかりの客だ。自分は50分待っている。こんな不合理が許されてよいのかと私はテーブル席で怒りに震えていた。何故テーブルが一つ空いていたのに案内してくれなかったのか、件の店の女性に聞いたが、「ラーメンを作る都合でそのようにしている」とのこと。つまりこの店では約半数のテーブル席の客をまとめて入れ替えるやり方をしているようである。このやり方は厨房で手待ち状態を作り客をさばく能率も下がると思う。厨房の人の労働負荷低減にはなるが、客を不必要に待たせることが生じるこのやり方はCS(顧客満足)を無視した運営と言わざるをえない。

 多くの人が和む日本建築、そしてその和の風情溢れる雰囲気の中、美味なる中華そばを提供して客に満足感をもたらす。これがこの店のコンセプトというか狙いであるとするならば、上記1,2で述べたような心理を客に与えていては顧客満足は程遠い。折角他の店にない魅力をもった店である。客対応と運営について是非とも改善され、もっともっと多くの人から末永く支持されるお店になって頂きたい。(ちゃんちゃこ)

2004.7.25

まず「文違」という住所はヤッチー(あ、八街の人のことですね)でなければまず読めない住所である。かくいう私も友人が住んでいなければこれは読めない。これで「ひじかい」と読むのである。ATOKは変換したから驚きだ。

 この店は飲食店などのコンサルタント業務をしている方が、実験的に開業した店である。ご自分の自宅である日本家屋のリビング部分を解放して、広々とした空間を生み出している。10年ほど前に自宅として建設した建物なのだが、日本旅館などを手掛ける建築家のデザインによるものだそうで、最近の建物とは思えない遊びとゆとりが溢れている空間である。入口に掲げられた看板と暖簾は、京都の高名なお坊さんに書いて頂いたそうで、これがまた味があっていい。

 「麦」を統一コンセプトに打ち出したメニューは、麦家そばを筆頭に、麦豚そば、麦家そば御膳、麦とろ、大麦のムース、麦豚味噌焼き、麦焼酎と徹底して麦攻撃である。もちろん麦茶も出てくる(笑)。また麦豚とは麦を食べさせて飼育した豚を使用していることから名付けたようだ。女性をターゲットに健康志向のメニューにしたのだとか。中でも麦家そば御膳は、豚しゃぶ、麦とろ、麦そば、麦のムースがセットになったもの。その狙いは的中し、現在客層の7割は女性客なのだそうである。70代の女性までもが一人でやって来たり、友人とやって来るのだそう。

 この店をてがけた高橋さんは、飲食業界にかかわっていく中で、ラーメンのポジションを上げたいと考えた。カウンターで掻き込んで食べるラーメンから、ゆったりとした雰囲気の中で「食事」として捉えてもらいたいと思っているのだそうだ。確かに日本庭園を眺めながらゆったりと過ごして味わうラーメンは、「食事」と呼ぶにふさわしい。

 八街の女性をターゲットにした、というとラーメンも推して知るべしと思いきや、これがまた本格的なというか、いわゆるラーメンフリークの好む味わいに仕上がっていた。分かりやすくいえば、東池袋大勝軒的というか麺彩房的というか、豚骨魚介系ラーメンの味である。豚骨・鶏を10時間以上丁寧に煮込んだ動物系スープに、節系や煮干しから取った魚介スープ。この2つのスープを丼で合わせるWスープ。そういう意味ではオリジナリティのある味わいではないが、決して外すことのない味である。もちろんつけ麺のつけダレは甘さと酸味がたっぷりのつけダレ。終わった頃に「ダシ割」と称してスープ割をしてくれる。麺は大成食品の麺を使用しているが、打ち立ての自家製麺のようにモチモチしているいい麺である。しかしいかんせん千葉チューニングがされており、茹で加減はかなり柔目である。普通の茹で方をしたらほとんどのお客さんに「固い」と言われてしまったのだそうだ。

 ラーメン好きにしてみれば、この手の味わいは知っていて別段珍しいラーメンではない。しかしこの空間で食べるという経験はないだろう。そういう意味では一度は訪れるべき店である。ただ気になるのは価格が高めなこと。基本のラーメンが850円、つけ麺が900円、これが最低価格である。空間と時間、それに価格を反映させたのも実験的店舗だからこそ。その発想は実に東京的発想であって、果たしてヤッチーに受け入れられるか、見物である。(Ricky)

2003.5.14

 僕も本日、麦家(ばくや)に行って来ました。ガラス越しに見る日本庭園が清楚で独特な雰囲気を醸し出しており、料亭でラーメンを食べているようなそんな錯覚に陥ってしまいました。

 和風だしが香る豚骨ベースのつけ汁は酸味、辛味、ほのかな甘味が絡み合って絶妙な塩梅。ビジュアルも微塵切りのネギと刻んだなるとのピンク色が陶器の丼の中で栄え美しく綺麗です。おそらく麺は青葉や斑鳩らの有名店に麺を卸してる大成食品ですね、「麺彩房」ですから。うどんのようなもちもちとした食感に満足。具もいいですね、つけ汁の中に入っている刻みチャーシューも良いし、別皿でくる煮玉子も高座渋谷の中村屋を思わせるタイプで、甘味のあるとろとろ感がたまりません。

 つけ麺が好きでいろいろ食べ歩きましたが正直、八街であのレベルのつけ麺に出会えるとは思ってもいませんでした。噂によると美味さの秘密は、普通のお店には無い、最高級の食材が入ってくるルートと徹底的なリサーチとか(笑)。清楚な静けさの中で啜る一杯、「麦家」なかなか良いかもしれません。(RYU)

2003.5.14

 先月24日にオープンした店。本日行ってきました。「ばくや」と読むそうです。店は店主の自宅を改造したものだそうですが、作りは純和風、中庭は庭園風で店内も脱靴、スリッパ使用です。20畳ほどのフローリングに低めのテーブル席が4つありました(ちょっと座り辛い)。

 メニューは麦家そば(850円)が基本の醤油のみ。チャーシュー麺(麦豚そば)は(1100円)とかなり高い設定です。今日は麦家そばを食べました。スープは見た目豚骨かなと思いましたが、香りは魚系でした。あっさりしてるようでなかなかコクもあり、ややしょっぱい感もありましたが完食しました。麺は中太で、ゆで加減も問題ありません。チャーシューは巻きバラ肉、いい味がしみて美味でした。ほかに半熟卵、海苔、メンマ、ほうれん草、なると、ネギがのっていました。

 話好きの店主に聞いたところ、「スープは10時間かけます。基本は動物系のだしですが最後に魚系のだしを入れます」とのことでした。もともと食品のコーディネイトが仕事だそうで、都内のラーメン店の出店にもずいぶん関係しているそうです。チラシには「麺彩房」2号店と書いてあります。今月いっぱいは大麦のムースがサービスで付くそうです。

 場所は、八街総合病院前、ももぞの薬局横の未舗装の道を入ったどん詰まりです。駐車場は2台分。お近くの方は一度行ってみてはいかがでしょう。(太公望)

2003.5.12