Bee Hive

外観(08.11.8)

塩ラーメンNaminori(08.11.8)
フォアグラ風チャーシュー麺(08.11.23)

W軍鶏とアワビの醤油ラーメン(09.9.18)
三元豚の油そば(09.9.30)

粋(09.9.30)
竹岡式醤油らーめん(10.5.6)

Cool Bee's(10.5.6)
チャーハン(08.11.23)

基本メニュー 塩ラーメンNaminori(780円)
所在地 長生郡長生村一松戊3344-6
電話 0475-32-6848
営業時間 16:00〜翌2:00
土日11:30〜15:00,18:00〜翌2:00
定休日
アクセス 九十九里有料道路「長生IC」下車。ファミリーマートを右折。道沿い左側。駐車場あり。JR外房線「八積」駅最寄り。「茂原」駅よりバス有。

 千葉拉麺通信開設10周年を記念した限定メニュー「十軒十麺」企画。毎月千葉県内の人気店が「千葉」をテーマにしたラーメンを創作競演する企画だが、5月はBee Hiveにお願いをした。基本的に今回の限定企画は「千葉」「千産千消」を大きなテーマとして、あとは自由に作っていただいているのだが、Bee Hiveはあえて今までやったことのない「冷やしラーメン」に挑んできた。

 まずビジュアルはすっきりと透明なスープが印象的な醤油ラーメン。ベースとなるスープは普段のシャモロックのスープと煮干しのスープを合わせたダブルスープ。温かい時には感じることが出来なかった鶏の深い旨味が感じられる。醤油は弓削多の醤油を火入れせずにそのまま使っているそうで、醤油の持つ旨味と香りが力強く、鶏や煮干しの味わいとしっかり合っている。そして添えられたホースラディッシュが実に効果的。後半で溶かすとスープをきゅっと引き締める。醤油との親和性が高いので当然といえば当然だろうが、このセレクトはお見事。麺は千葉県産有芽小麦の全粒粉を使用した自家製麺で、手もみすることでウェーブがかかり平打ちのようになっている。どことなく佐野ラーメンを彷彿とさせる素朴な食感が良い。具は低温調理した松坂豚のチャーシューに、メンマ、小ネギ、有明産の海苔。そして自家製のなると。どの具も明確な個性を主張しながら、スープと麺を邪魔していないのが良い。

 店主の齋藤さんは冷やしラーメン自体をあまり食べたことがないそうだが、その先入観の無さが逆にオリジナリティのあるBee Hive流の冷やしラーメンを作り上げたような気がする。30日(日)までで一日10食限定メニューなので、ぜひ食べに行っていただきたい。

 また未食だった「竹岡式醤油らーめん」(700円)も食べてみた。弓削多醤油の吟醸生醤油に、松坂豚のチャーシュー、無農薬有機栽培タマネギ、瀬戸内青混ぜ海苔を使って再構築した一杯。チャーシューをしっかりと煮てその煮た醤油をお湯で割る、竹岡式ラーメンの製法そのままに仕上げてあるが、醤油の旨味と良質の肉の旨味がダイレクトに感じられて実に良い。下手に油などを足さず、オリジナル色よりも竹岡に寄ったバランスなのも非常に良いなぁ。(Ricky)

2010.5.6


 春先より試作を重ねてきた待望の醤油ラーメンがいよいよ完成した。10月のデビューを前に、まずは携帯有料サイト「超らーめんナビ」の会員限定メニューとして10月11日まで先行販売され、その後ブラッシュアップを経てレギュラー化されるそう。これまで色々と試行錯誤を繰り返し、色々なお店を食べ歩いた斎藤さんが果たしてどのような醤油ラーメンを作ってくるのか、お手並み拝見といったところ。

 出て来たラーメンはシンプルでスッキリとした醤油ラーメンという出で立ち。褐色のスープは透明感にあふれ、上にはキラキラと油の粒が輝いている。見た瞬間に美味しさを確信するビジュアルというラーメンだ。スープの表面からふんわり香るのは醤油の香りと魚介類の香り。その香りを大切に鼻腔にたくわえたままスープを啜ればまず醤油ダレのコクと鶏の甘味が一瞬に広がる。そしてスープの片隅にそっと乗せられているのがイベリコ豚の背脂を揚げたもの。脂身の甘味を楽しむイベリコ豚だけに、背脂も大変甘味があり美味しいものだった。

 醤油ダレは2種類の醤油と自家製の干しアワビなどが加わり、しっかりと旨味をたくわえている。らーめんナビ販売直前の最終試作では若干カエシの酸味が気になったが、その部分も調整してあるのはさすが。ベースの鶏スープは青森シャモロックと、淡海軍鶏をそれぞれ別取りして2本のスープを炊いて丼で合わせているそう。不勉強ながら淡海軍鶏というのは知らなかったが(淡海地鶏なら何度も食べたことがあるがそのことか)、どちらかといえば繊細で上品なシャモロックの出汁に、粗野でどこか土臭さのある淡海軍鶏の出汁で強さを足すことで、風味の強い生醤油をしっかり受け止めている構造だ。これがシャモロックだけであれば恐らく醤油ダレが勝ってしまうだろう。つくづく斎藤さんの優れたバランス感覚に脱帽。

 麺は僕もよく好きで使う千葉県産の有芽小麦全粒粉と国産小麦をブレンドした全粒粉麺。これを工程上都合3回熟成させてしっとりとした食感と強いコシを持たせている。麺帯自体は非常に優れた麺帯で、風味が強く美味しい麺であると思ったが、その強さゆえに時に繊細なスープとぶつかってしまう感もあり、個人的には多少おとなしくさせる意味でも卵白は抑えて、切り刃も丸刃の方がこのスープには合っているように感じた。熟成のタイミングやその他諸々、まだこの麺は改良の余地があろうかと思う。

 具は平牧三元豚のモモ肉を低温調理したチャーシューに、オイルを染み込ませたメンマ。風味が強い青混ぜ海苔に九条ネギ。さらにちょっとした苦味のアクセントに人参菜を添えてある。チャーシューはあくまでも脇役に徹して控えめな味付けで美味しい。メンマは最初のうちは浸しておいて後から食べた方が旨味が増す。九条ネギはもう気持ちカットが大きい方がより九条ネギの良さが出ると思う。人参菜が今の時期にあるとは思わなかったが、セリや春菊のような風味がスープに良く合っていると思った。海苔も青混ぜで青がそんなに強過ぎず風味良く美味しい海苔であった。

 最初にスープを啜ると洗練された端麗系の醤油ラーメンというイメージだが、食べ進めていくにつれて少しずつ少しずつ力強さを増していき、食べ終わった時にピークが来るラーメン。そして静かにたなびく旨味の余韻。他にもありそうでいて他にはない味。何も突出するものがないのに、強烈な存在感を持った醤油ラーメンだ。しかしきっともっと良い醤油もあるだろうし、もっと合った麺もあるだろう。このラーメンはぜひ何年もかけてじっくりと育てて欲しいなと思う。ここをスタートラインに、5年後や10年後にどういうラーメンになっているのか。永遠のスタンダードに成り得る一杯であろうかと思った。

 また同じ麺帯で太麺で切り出した麺を使った「三元豚の油そば」(700円)も限定で出ていたので頂いたが、こちらも生醤油と自家製マヨネーズなどで和えて味わう一杯で、シンプルで非常に美味しいものだった。(Ricky)

2009.9.30


 衝撃の塩ラーメンから早2週間。未食の「フォアグラ風厚切り塩チャーシュー麺」(950円)を食するべく再訪。ビジュアルはぶっちゃけ大差ない。しかしよく見るとチャーシューの色合いが前回よりも濃いというか明らかに異なっている。そしてチャーシューをひとかじり。。。いやー、これは反則だよ(笑)。三元豚のチャーシューに小麦粉をつけて、フォアグラの脂を使って焼いたモノが不味いわけないでしょ(爆)。この小麦粉っていうのもなかなかで、カリッと表面が仕上がっていい具合に油を含むのである。フォアグラソテーする時もたいてい小麦粉つけるもんなぁ。さすがにフランベまではしてないようだが、逆に下手にフランベしたらせっかくのスープが台なしだものなぁ。そしてこのチャーシューから出る油がスープに溶けると、また基本の塩ラーメンとは異なる味わいになるのである。これは面白い。

 「Naminori塩ラーメン」と「フォアグラ風厚切り塩チャーシュー麺」。どちらも非常に完成度が高く、どちらも必ず食べなければならないラーメンだ。個人的には甲乙つけがたいがどちらかと言えばスープがしっかりと分かる「Naminori塩ラーメン」の方が好みかな。しかしこのフォアグラ脂チャーシューも非常に美味しいし。まだ4ヶ月でこのクウォリティなのだから、今後の展開が非常に興味深い。

 あと「スープで炊き込んだチャーハン」(700円)という一品は、自慢のシャモロックで炊いたコシヒカリをチャーハンにした、ちょっとパエリャチックな一品でこれまたなかなか美味しい。さらにピザに至っては自分のとこで生地も作って石釜で焼いてるんだそう。。。うぅむ、こりゃ一筋縄ではいかぬとんでもない店が出来たぞぉ。。。(Ricky)

2008.11.23


 ビーハイブ良いですよね!「Naminori塩ラーメン」(780円)は鶏の塩スープにストレート麺、三元豚のバラ巻焼豚、白髪ネギトッピング。鶏出汁はシャモロック使用とありました。生姜とネギがほんの臭み抜き程度に使われているようですが、香り良く、とても上品な味わい! 私には塩分が強かったのですが、調整していただけると会計時伺いました。食べ終わった後の唇周辺に薄っすらとコラーゲンの膜が張ります。魚介に頼らない潔よさです。

 麺は加水の抑えられた中太(?)のストレートで、ゆで加減申し分なく、食べ進めると徐々にスープを吸ってなじんできます。焼豚は三元豚使用とありました。焼きつけ(あぶりではなさそう)のカリッとした食感です。…三元豚って「とんかつむさしや」さんと?…トッピングの白髪ネギはふわりと。 吟味されているようで、ネギ自体が美味しかったです。糸唐辛子がビジュアルのアクセントとして、白い丼を引き締めています。メンマはスープの味と香りを損なわないためか、入っていません。ダーツ2台、プール5台を眺めながらラーメンを食す事に、少々違和感を感じました(奥でコインの音もしていた?)が、この界隈では鶏スープは此処しかないでしょう〜。旨いですよ!

 あとというより、先に食べたのですが、ソーセージのピザとモッツアレラ・カプレーゼの生ハム添え、シーザーサラダの刻み焼豚と味玉添えもいただきました。ご飯物、一品物も充実しています。酒はビール・ラム・ジン・ウオッカ・バーボンの各ベースでカクテルが楽しめす。私はタンカレーをロックで数杯いただき、ラーメン後にコロナで〆ました。営業時間は26時までとあったので、一昨日25時頃に行ったら、品切れでした。(ちぃーろ)

2007.11.9


 9月頃に掲示板やメールなどで情報をいただいていたお店である。なかなか足を運べずに2ヶ月近くが経ってしまいようやくの訪問。聞けばプールバーで出しているラーメンが美味しいのだという。プールバーでラーメンというのも正直ピンと来ないが、それ以前にビリヤードやらないのにラーメン食べられるのか?(笑)などという迷いがなかなか足を運べずにいた理由かも知れない。しかし、行った方は皆美味しいという。うぅむ、では行かねばならぬかとようやく重い腰を持ち上げた。

 場所は波乗り道路の長生インターからすぐ。千葉市内からなら東金道路を経由すれば1時間もかからずに到着する。真っ白い洋館の前には大きな椰子の木が立ち、そのプールバーの雰囲気はおよそ長生村というか、千葉とは思えないほど。入口に似つかわしくない「らーめん」の小さな看板と、ネオンサインにはプール、ダーツの文字と共に「Ramenya」と描かれていなければ誰もラーメンをここで食べられるとは思わないだろう。というよりもその看板を見ても未だここで美味しいラーメンに出会えるとは到底思えない。

 店の中に入ると広々とした空間にビリヤード台が5台に、ダーツが2台。壁沿いに置かれているのは憧れの「BANG & OLUFSEN」のチェンジャーじゃないか。今まで色々なラーメン屋さんを見て来て、BOSEあたりのスピーカーシステムを置いているところは少なくないが、B&O置いてるラーメン店は初めて見たぞ(爆)。店内はバーカウンターが5席にテーブルが4卓ほど。先客も後客もゼロだが、ビリヤードをやっている人が2人いた。カウンターの中にいたスタッフの方に「ラーメンだけなのですがいいですか?」と尋ねたら快くどうぞと席に通してくれた。そしてカウンターに座ってメニューを見てホッとした。あるじゃないですかラーメンが。ラーメンは「Naminori塩ラーメン」(780円)と「フォアグラ風厚切り塩チャーシュー麺」(950円)の2種類。うぅむ、チャーシュー麺にもひかれるが、やはりここは基本の「Naminori塩ラーメン」を。

 厨房というよりもキッチンと呼ぶに相応しい小さな場所で作られるラーメン。オペレーションとしては結構ゆっくりめ。途中で掃除機のような音がする(笑)。おそらく麺の湯切りの機械の音だろう。思わず上北沢の「天上天下唯我独尊」というお店を思い出す。そして出て来たラーメンは見た瞬間にその美味しさを想像出来るビジュアル。そして丼から立ちこめる香りがものすごい。なんと白トリュフオイルを香り油に使っているのだ。よくパスタなんかに使うことはあるが、ラーメンの丼からこの香りがするとは思わなかった。そしてベースのスープは青森シャモロックの丸鶏を使用したクリアなスープ。鶏の旨味がしっかりと感じられるスープにハワイの塩など5種類の塩でまろやかな味に仕上げている。得てしてこういうスープの場合、素材の良さを出したいがあまり味付けなど控えめになってしまいがちだが、このスープのバランスは多少塩分が高くトリュフオイルの香りも強めで、メリハリが効いていて吸引力が強いスープになっている。このバランスはおそらく意図的だろう。具は焦げ目のついたチャーシューに白髪ネギとシンプルだが、チャーシューは平田牧場の三元豚を使用している。脂身まで甘く美味しい豚肉だけにチャーシューにしても美味しいこと。白髪ネギのネギもブランド千住ネギを使っているのだそう。さらに麺はしなやかかつちょっと武骨さも併せ持った自家製麺。スープとの親和性も非常に高く、正直麺とスープだけでしっかり食べさせる力がある。

 食べている途中でご主人が出て来てお話を。しっかり面割れしてました(^^; 聞けば元々はサーフボードを作る仕事をされていたそうで(今もしているそう)好きなビリヤードをやりながら仲間が集れる店を作りたいとこの店を7月に立ち上げたのだという。ラーメンに関しては独学で数カ月研究を重ねてこの味にたどり着いたという。正直ラーメン専門店でもこれだけの塩ラーメンを出している店がどのくらいいるだろう。もしラーメン好きと自覚しているのであれば、必ず行かねばならぬ店と断言しても良い。千葉県内はもちろん県外のラーメン好きな方も必ず行かねばならない。必ずだ。(Ricky)

2008.11.8


 はじめまして。「ビーハイブ」ですね。ビリヤードや、ダーツ、自家製麺のおいしい塩ラーメン(本当においしい)お酒も飲めます。私は、病み付きになってます。

 相当食べ歩きをして、その味に辿りついたんでしょう。オーナーの斎藤さんのセンスが光ってるお店です。ビリヤードの大会とかも出てるんじゃないかな?オーナービリヤードが初めての人でも教えてくれますよ。値段もリーズナブルですよ。ぜひぜひ、お薦めです。ワンちゃんもテラスでなら一緒にお食事OKのようです。デートスポットになることでしょう。ピザやチャーハン色々あります。どれもおいしいです。以上、ままさんからの体験報告でした。(ままさんよ)

2007.10.7