らーめん和とら

外観(07.1.12)

黒とらラーメン(07.1.10)
白とらラーメン(07.1.10)

つけ麺(07.1.10)
うるとら(09.10.10)

基本メニュー 黒とらラーメン(650円)
所在地 千葉市中央区新町15-1
電話 043-244-5534
営業時間 11:00〜23:00
定休日 月(祝の場合は翌休)
アクセス JR総武線「千葉」駅西口下車。駅前タクシープール脇小道を直進し京成踏切を越えた道沿い右側。


 「うるとら」(750円)は10月より始まった新メニューです。現在は券売機で限定750円のメニューを購入することで注文可能。ただ今のところ、平日の14:00〜と、土日限定のメニューとなってます。

 味については二郎的なラーメンと言えばわかりやすいかと思います。スープにしても麺にしても、上に乗った野菜についても、その方向性で作られたものです。しかしながら二郎ほどしょっぱかったり脂の多いスープというわけではなく、麺もわしっとした食感は抑えめで、非常に食べやすく仕上がっています。

 二郎の再現という意味では、不十分と感じる人も多いかと思いますが、二郎をそれほど食べるほうではない私が単純に食べた感想としては、二郎を知らない人であっても受け入れられやすい出来上がりではないかと感じました。(SATO-C)

2009.10.10


 千葉中央の人気店「横浜ラーメン増田家」が手掛けるセカンドブランド店が千葉に登場となった。場所はセンシティ脇、千葉そごうのパーキング出口そば。食通の方ならば踏切脇の「鳥万」隣といえば分かりやすいか。増田家のセカンドブランドとしては船橋の「らーめん和之介」(閉店)に続いて2軒目となる。店はどちらかといえば小さめなのだが、カウンター10席とテーブル4名用が2卓と十分なキャパシティ。

 前回の「和之介」は、増田家が手掛ける焼鳥店で人気だった鶏スープのラーメンを基に作ったラーメンだったが、今回のモチーフは千葉の誇る御当地ラーメン「竹岡式」。竹岡式のイメージをもっと拡大解釈して旨味をプラスしたらどんなラーメンになるのか、というのが開発のテーマだったそう。このテーマ、以前も店主の増田さんと話したことがあるなぁと思っていたら、千葉拉麺通信プロデュースのラーメン店「拉通」のオープニングイベントで、増田氏が末広家の中田氏と一緒に作った「黒濃旨麺」と同じコンセプトなのであった。このラーメンのアイディアを出したのは増田氏だった。確かに出てきたラーメンはどことなくあのイベントラーメンを彷佛とさせる表情も見せる一杯だった。

 基本のメニューは3種類。醤油ラーメンの「黒とら」(650円)塩ラーメンの「白とら」(650円)そして「つけ麺」(750円)である。「黒とら」は豚骨と鶏ガラで軽めに取ったスープがベースで、チャーシューの煮汁をベースに数日間煮詰めた醤油ダレと合わせる。表面には背脂が振られていてワイルドな表情を見せるが、その味わいはどちらかといえば繊細な印象。魚粉もアクセントに加わっているので、どことなく和風豚骨の体もある。そしてさらに竹岡式をモチーフにしたというだけあって、刻まれた生タマネギが乗っている。背脂とタマネギがスープと麺に絡んできて楽しいスープだ。具はチャーシュー、青菜、海苔。そして珍しいのが「ひき肉」。今回はひき肉を一つのテーマに掲げているようで、他のメニューにもひき肉が使われているのだが、ひき肉も麺やスープに絡み、さらには旨味も加えるので面白い具材だと思う。麺はカネジン食品の中細ストレート麺。固めの食感がよい。

 醤油がなかなか個性的な表情を持っている分、塩の「白とら」は地味な印象の一杯。塩というよりも白醤油や和ダシの旨味が前に出たバランスで、塩ダレがつまらない、ありがちといえばありがちな味におさまってしまっている。もちろん色々なお客さんがいるわけで、店としてのメニューバランスとしては間違っていないと思うが、ラーメン好きの視点で見ると凡庸な一杯にうつる。その一方で一番個性的なのは「つけ麺」で、つけダレ自体は甘さと酸味があって柚子を効かせた定番のつけダレなのだが、麺の上にひき肉のあんかけが乗っているのがユニーク。ジャージャー麺のごとくそのまま麺とからめても美味しいが、肉餡と絡めた麺をつけダレにつけて食べるとまた面白い。これはなかなかのアイディアメニューだと思う。麺はラーメンよりも太めの麺を使っていて、220gとつけ麺としては普通のボリューム。

 全体的には他ではあまり見ることがない、洗練さとジャンキーさが共存するメニューに仕上がっていると思う。あとは意外に年齢層が高いこのエリアの客層と一致するかどうか。増田家の新たなる挑戦に期待したい。なお、正式オープンは20日だが、13日より1週間がプレオープン期間となる。プレ期間中は営業時間が不確定な部分もあるかもしれない。1月いっぱいは「千葉拉麺通信を見た」と言うと、通常650円のラーメンが300円で試せるとのこと。(Ricky)

2007.1.10