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昨年6月にオープンしていながら、足を運んでいなかった店である。国道464号線からちょっと入った、北総線の新鎌ヶ谷駅と西白井駅のちょうど中間あたりにある店だが、失礼を承知で言うならば、店名といい看板の色使いといい、町の中華屋さんというイメージで、ラーメン専門店の味を期待してはいけないような雰囲気である。店内に入ると壁に竹などの絵が描かれていたりして、ますますもって中華屋さん的なイメージが強くなる。
しかしそれはまったく違い、一部メニューに唐揚げや何故かトンカツなどもあるが、この店は中華料理店ではなく、歴としたラーメン専門店である。店内の雰囲気もよくよく見てみれば、一部竹などが描かれているのを除けば、どちらかといえばカフェのよう。ご主人は元々焼鳥店を営んでいたそうだが、ラーメン好きが高じてこの店を立ち上げたのだそう。では何故「龍江」という中国の地名がついているのかと言えば、これは中国の地名である龍江ではなく、店主のお母様の出身地である長野県にある町の名前なのだとか。しかし大半の人は中国を想起するだろう。
メニューは「らぁ〜めん」(680円)「あっさりらぁ〜めん」(680円)「梅らぁ〜めん」(730円)のラーメン類に、「つけめん」(740円)が揃う。基本の「らぁ〜めん」は豚骨に鶏ガラ、モミジ、野菜などを2日かけて取った白濁スープに濃いめの醤油ダレが調和したスープが印象的。鶏油の甘味も感じられるスープはしっかりとしたボディで満足度が高い。麺は藤代製麺に特注した20番の細麺で、食感も良い。具ももりだくさんで、特に肩ロースを使った大きなチャーシューが美味しかった。また「つけめん」(740円)はつけダレが石焼鍋に入ってくるアイディアつけ麺で、いつまでも熱々で楽しむことが出来るのがいい。もっちりとした平打ち気味の太麺と、動物が前に出た味わいのつけダレがマッチ。酢は卓上にあるものを好みで入れる楽しさがある。
店の外観からは想像もつかない、ラーメン専門店の味わいを持つ一杯は、実直なご主人の姿勢が出たていねいな味わいが好印象。また足を運んでみたいと思わせる店だ。(Ricky)
2009.3.17
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