中国麺飯勇

外観(07.11.7)

四川担々勇麺(07.11.7)
北京水餃勇麺(07.11.18)

上海黒醋勇麺(07.11.18)
台湾魯肉勇飯(07.11.18)

酸辣湯麺(09.9.22)

基本メニュー 四川担々勇麺(900円)
所在地 松戸市根本6-4
電話 047-703-6911
営業時間 11:30〜23:30(23:00LO)
定休日 不定休
アクセス JR常磐線「松戸」駅西口下車。駅前を直進し最初の信号を右折。道沿い右側。向いにコインパーキングあり。

 松戸駅西口に一昨年オープンした新進気鋭のお店で、中華の技法に基づいたハイレベルな麺と飯を出す稀有な存在である。ご主人はまだ30歳になるかならないかという若い方だが、北京料理の人気店「天厨菜館」(銀座)や台湾料理「東龍門」(松戸)、さらには「アジアンヌードル展」(柏)など中華やエスニックの店で長年研鑽を積んできた経験豊富な料理人。中華の奥深い食文化を一杯の丼の中で表現したいと、店名通り担担麺をはじめ麺と飯のラインナップを揃えている。ここ数年の新店の中では相当レベルが高い位置にいる店だと思う。

 こちらのお店はよく日替わりのように限定を出しているので、今日のスペシャルを尋ねたところ、最近は裏メニュー的に「酸辣湯麺」(850円)を出して人気だとの話だったので注文してみることに。厨房では相変わらず手際の良い仕事振り。目の前で自分のラーメンが出来る様を眺めていると、やはりプロの料理人はそんじょそこらのラーメン屋さんとは数段レベルが違う。そしてそういう手際の良い仕事から生まれたものに間違いはないのだ。

 出て来た「酸辣湯麺」は見るからにその美味しさを表している。西山製麺の麺には豆腐を使った餡が絡められていて、程よく味わえる酸味はただ酸っぱいだけではなく、深みを感じさせる。いわゆる米酢以外に中国の黒酢をブレンドして酸味をつけているそうだが、きつい酸味は一切なく、それでいて適度に酸っぱく食欲をそそる酢の加減。そして辛味については白胡椒と自家製辣油で、こちらも辛過ぎず辛くなさ過ぎず。胡椒系の辛味と唐辛子系の辛味の層が出来ている。麺は熱々の餡に包まれているので少々後半へたれてくるのがやや難だが、ここはご主人も懸念されているところのようなので近々改良されるのではないだろうか。

 しかしそうは言っても今回の一品も大変満足出来るものであった。この店では何を食べても外すことがないのだ。それは一種の信頼と言えるかも知れないが、客に信頼される店というのはそうそうあるものではない。そしてこちらは接客も雰囲気も非常に良い。こういうお店がもっと評価されて然るべき。そう思う。(Ricky)

2009.9.22

 松戸市内をうろついていたら偶然見つけた新店。7日に初訪し2度目の訪問。高級感あふれる外観は鼻の効く人ならば絶対に足を止めるであろう雰囲気。センスよくまとめられた外観で、一見何屋さんか分からない。真っ白い提灯と食品サンプルがなければバーか何かと思うだろう。実際オープン当初には食品サンプルは置かれておらず、やはり何屋か分からないと言われたらしい(^^;

 店内はすっきりとまとめられていて外観同様センスがよい。ストレートカウンター6席のみ。ちなみに予約制で使える2Fもある。店主は若干27歳の若さながら、北京料理の人気店「天厨菜館」(銀座)や台湾料理「東龍門」(松戸)、さらには「アジアンヌードル展」(柏)など中華やエスニックの店で長年研鑽を積んできた経験豊富な料理人。中華の奥深い食文化を一杯の丼の中で表現したいと、店名通り麺と飯のラインナップを揃えている。「特製白胡麻担々麺(四川担々勇麺)」(900円)「蒸し鶏と水菜の黒酢和え麺(上海黒醋勇麺)」(850円)「水餃子と九条葱の土鍋煮込み麺(北京水餃勇麺)」(850円)という麺類3種と、「豚角煮と山芋すりながし土鍋ご飯(台湾魯肉勇飯)」(900円)「蒸し鶏と高菜の土鍋雑炊(香港白鶏勇飯)」(850円)すべてのメニューに地名が入り、店名であり店主の名前の一字でもある「勇」の文字が入っている。それぞれの料理の特徴を活かした麺なり飯になっているのが面白い。

 水餃子と麺を土鍋で煮込んだ麺や、台湾の魯肉飯をアレンジした一品も楽しいが、やはりお薦めは看板メニューの「四川担々勇麺」だろう。中国産ハムなどでスープを取り、四川山椒や八角をはじめとする中国の調味料を使って、四川料理の基本を忠実に押さえた逸品。それでいて中華に多用される化学調味料は一切使わず、自家製の芝麻醤やラー油を用い、麺も札幌ラーメンのブランド西山製麺の縮れ麺を使うなど、単なる中華の延長になっていないのが素晴らしい。香菜の緑と紅芯大根の赤が彩りを添えていて、見た目も実に美しい。

 アイディアだけで勝負が出来るのもラーメンの魅力かも知れないが、このようにしっかりと経験を積んだ料理人の技術が活かされた料理としてのラーメンにも物凄く魅力を覚える。この店は新店でありながら、早くも風格を持った店なのだ。(Ricky)

2007.11.18