3:千葉らしいラーメンとは

 10月某日。津田沼にてメンバー初顔合わせ。まず松井からこれまでのイベントについての概要や問題点が説明され、昨年大晦日イベントに参加した増田からも、昨年の反省点などが挙げられた。田代は昨年初めて千葉に出店したばかりのため、千葉のイベントについてはほとんど知らないことばかり。一方榊原は「参加するって決まってから、家にある資料を見返してみたよ。一昨年は7つのスープを取ったんだね」などと説明するまでもなく、過去のイベントの概要を熟知していた。
 昨年は紅白歌合戦にちなんで、紅白ラーメン合戦というコンセプトでラーメン作りを行った。まずは基本となるコンセプトを固めなければいけない。増田が言った。「やっぱり僕らは千葉のラーメン屋なんですから、千葉にこだわったラーメンを作るべきじゃないですか?」すると「千葉のラーメン、って何なんですかね」と田代。「千葉のご当地ラーメンといえば、竹岡式だよな」松井が答えた。問題はどうやって「千葉」を表現するかだ。ピーナツを使うのか?伊勢エビを使うのか?しかしそれは食材で千葉を表現しているに過ぎない。世のご当地ラーメンのどれを取っても、食材そのものでその地域を表現しているラーメンはないのだ。
 「やっぱり千葉っていったら醤油じゃないのか?」松井が言った。「銚子や野田という大きな醤油の産地を抱えているのが千葉だもんね」「千葉らしさを醤油で表現するのは面白いと思います。それが基本にあって、麺や具にもこだわっていけばいいんじゃないですか」増田の目が光った。実際過去3回の大晦日イベントで創作された合作ラーメンは「塩」「塩」「味噌」「塩」と、醤油ラーメンが存在していない。今年の大晦日ラーメンは「醤油ラーメン」になることが決まった。そしてそれぞれが宿題を持ち帰り、いよいよ第1回目の試作を迎えることとなるのであった。


「新ご当地ラーメンのアイディア」&「新潟県中越地震支援」はこちらまで!
spirits@chibaraumen.com