第18回:らーめんえんたん(稲毛) |
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千葉屈指の行列店で長年厨房を任された職人が挑む新背脂系 千葉県内で屈指の行列店といえば、津田沼に本店を構える「こってりらーめんなりたけ」。大量の背脂をこれでもかと振りかける豪快なスタイルは、唯一無二の酢とロングスタイル。千葉を代表するこってりラーメンの代名詞を求めて、深夜まで続く行列は津田沼名物といってもいい。その人気店の厨房を長年任されていた一人のベテラン職人が、さらなる自分の味を求めて昨年秋に独立開業した店がある。それが稲毛の「らーめんえんたん」である。 えんたんの店主の小野村さんは18歳で中華の世界に入り、6年の修業期間を経てなりたけの門を叩いた。なりたけの味に魅せられ、その味を作り続けた日々。そしてその味を継承しつつも新しい自分なりの解釈を加えたラーメンを作りたいと独立を決めたのだ。 この店のラーメンのビジュアルから見ると、一見なりたけ同様にこってりしたイメージに見えるが、スープを一口味わってみるとおどろくほどにあっさりして優しい味。よりスープに甘さを出したいと、たくさんの野菜が加えられているのだ。この野菜本来の甘さと背脂の持つ甘さの調和はお見事である。スープ作りから始まり、具の調理、タレの仕込み、そして麺を茹で上げるタイミング。一杯のラーメンを作るための工程一つ一つを大切にしなければ、常に一番の味をお客さんに提供することは出来ない。スープ不出来で店を閉めることは決してあってはいけないこと。人気店で長年厨房に立ち、最前線でラーメンを作り続けてきたからこそ、それが今実感となって小野村さんのラーメン作りに活かされているのだ。 昨年秋のオープン以来、口コミなどで常連さんが増え、常連さんから色々とアドバイスをもらうことも多いのだとか。多くの人に支えられながら、小野村さんの独自の味、新たな背脂チャッチャ系ラーメンへの挑戦はこれからも続いていく。 |
