第24回:ラーメン好(津田沼) |
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千葉を代表する二軒が見事なまでに融合した「奇跡」のつけ麺 麺の旨さを味わうなら「つけ麺」というのが、ラーメン好きの常識である。東池袋大勝軒店主、山岸一雄氏が考案したとされる「つけ麺」をメニューに揃える店もここ数年急激に増えてきた。水で締めた麺を濃厚なつけダレにくぐらせて食べる一品は、暑い夏場になるとより一層人気を呼ぶメニューでもある。と同時に麺の素性というか、麺の性格がストレートに感じられるのもこのメニュー。中途半端な麺ではつけ麺というメニューを出すことは出来ない。 市川の国府台から昨年夏、津田沼に移転した人気店「好」でも、この夏から新メニューの「塩味つけ麺」がお目見えしている。実は国府台時代から常連向けの「裏メニュー」として存在はしていたというつけ麺だが、今回登場したつけ麺は国府台時代とはまったく別物の、パワフルなつけ麺になっているのだ。 大量の豚骨と地鶏のうま味をとことんまで抽出し、赤穂の天塩でふくよかな味わいに仕上げた塩ラーメンは、この店の代名詞といってもいいほど。約8割のお客さんが頼むという人気メニュー。その塩スープを濃厚にしたつけダレは、食べ進めるにつれ深いコクがじわじわと染みてくる味わい。好店主の榊原一則氏は、今回のつけ麺では麺そのものの美味しさを堪能して欲しいと考え、主役の麺を業界屈指の麺の達人、五香の人気店「13湯麺」店主松井一之氏に依頼した。濃厚な好のスープに合うようにと、粉の配合から新しいレシピによって作られた特注麺は、13湯麺独特のコシはそのままに、表面にざらつきを持っていて、濃厚なつけダレと見事なまでに絡んでくる。単なる合作を超えた一体感がここにはある。 その塩スープに絶対的な自信を持つ好と、同業者も絶賛する麺を生み出す13湯麺。千葉を代表する2軒の名店が、互いの良さを引き立て合って生み出された「つけ麺」。圧倒的な存在感を持った奇跡の新メニューを、ぜひこの夏に体感して欲しい。 |
