【新店】ゆのんずラーメン(館山) 2025年4月にオープンしたばかりの新店へ。オープンして一週間足らずの訪問となったが、すでに店の前には行列が出来ている。場所は国道127号の上り線沿いで、以前は居酒屋だった店舗の居抜き。バナナ専門店として知られる『佐藤バナナ店』の並び。店の隣には駐車場も完備されている。 店主の出自は定かではないが、看板の色遣いからもわかるように「ガッツリ系」のラーメンを提供する店。館山エリアでは那古船形の『館山ラスカル』が、ガッツリベクトルのラーメンを出しているが、それに続く存在となるのかな。 店に入ると小さな券売機がお出迎え。ご夫婦で営まれているようで、奥様は赤ちゃんを抱きながらの接客。厨房に面したカウンターは4席分で、小上がり席は3卓分のスペ...2025.04.12 04:30TOPREVIEWNEW OPEN館山市
【新店】豚骨黒潮(館山) 2025年4月12日、JR館山駅東口の駅前に『黒潮拉麺』の2号店がオープンすると聞き、オープン初日に館山までやって来た。というのも、彼らが2021年に東京から館山にやって来た時にはコロナ禍中ということもあって、3年ほど放置プレイしてしまった過去があり、昨年の移転時にはお詫びの意味も込めてオープン初日に足を運んだのだが、私のお詫びはまだ終わっていないのだ。 今回の店は館山駅前にある『房州第一ビル』をリノベーションした『sPARK tateyama』という民間のパブリックスペースの一角へ1年間の期間限定出店。このスペースはフリーアドレスのフードコート的な空間になっており、『豚骨黒潮』はスペースに入ってすぐ、以前は『猪そば 匠』があった...2025.04.12 03:00TOPREVIEWNEW OPEN館山市
【新店】六麓 豚らーめん(船橋競馬場) 京成「船橋競馬場」駅前に、2024年12月オープンの新店。餃子酒場と同一空間の場所を間仕切りしており、入り口も別々。こちらは八丁畷の『らーめん勇』の別ブランドで、王子や九段下に店舗を展開している。いわゆる「ガッツリ系」のラーメンを提供する店だ。 ラーメンはミニサイズからあり、麺量は通常が200gで100g刻み。とりあえず初訪なので「らーめん(200g)」を。アジア系外国人スタッフ2人でお店を切り盛りしているが、ラーメンを作っている男性店員が寡黙なのに対して、サービスをしている女性店員さんの接客がにこやかで気持ちいい。 いわゆるコールは注文時に聞かれる。今回はすべて普通でお願いする。スープはライトな豚清湯でカエシが強め。ヤサイはモヤ...2025.04.11 13:00TOPREVIEWNEW OPEN船橋市
幕張ノ牛骨(幕張) 2024年4月オープン。こちらは2021年にオープンした『中華そば たがや』の2号店。同じビルの2階にあった喫茶店を居抜きで使っており、ビックリするくらいに居抜きなのでラーメン店っぽくない。『中華そば たがや』と言えば、今はなき『屋台拉麺一’s』出身の店主が営む人気店。この『幕張ノ牛骨』では、名前の通り一’s時代の牛骨ラーメンを提供している。 一’sと言えば、創業メンバーの一人が厨房に立つ『麺屋22ふぅふぅ』(閉店)が話題になったが、店がなくなった後でもラーメンはこうして生き残る。当時の一’sはスタイリッシュな雰囲気の屋台と、千葉では珍しかった牛骨の清湯塩ラーメンということで、今も鮮烈に記憶に残っている。 「牛骨塩ラーメン」は丼か...2025.04.11 03:00TOPREVIEWRECOMMEND千葉市花見川区
【新店】油カダブラ(京成船橋) 2024年11月、船橋駅南口の『戯拉戯拉』が本日油そば専門店にリニューアル。店の名前は『油カダブラ』。これに伴い西船橋『竈の番人外伝』が『戯拉戯拉』にブランドチェンジして、ついに『麺屋あらき』と『竈の番人』の屋号と、あの濃厚豚骨魚介のラーメンは無くなった。一つの時代が終わったような気分でなんだか寂しいな。 今回のリブランディング最大の理由は高騰する原価抑制。コロナ禍以降、特に乾物の値上げが凄まじく、麺屋あらきの場合は創業時の20年前と比べると原価が4倍以上に上がっているという。だからと言って売価をそこまで上げることは出来ない。乾物を減らして味を落とすくらいならば封印する。それはそれで一つの戦い方なのだろうとも思う。 『油カダブラ』...2024.11.02 09:00TOPREVIEWNEW OPEN船橋市
北海道ラーメン 温〜haru〜(新千葉) 2019年の創業以来、新千葉駅最寄りで千葉駅からも程近い場所で、人気を集めている味噌ラーメン店。味噌ラーメンの『ひむろ』などで経験を積んだ店主が、県内でも数少ない「北海道ラーメン」を看板に掲げて、本場さながらのラーメンを提供している。テーブル席のほかに小上がり席もあるので家族連れにも使いやすく、夜はつまみメニューもあるので居酒屋的にも楽しめそう。ご夫婦でやられていてアットホームな和やかな接客も心地良い。 メニューは味噌のほかに醤油やつけ麺もあるが、やはり味噌をオーダーしておきたい。「みそラーメン」注文ごとにしっかりと鍋を振る札幌スタイル。昨今は味噌や油が強く濃厚な味わいの味噌ラーメンが流行っているが、こちらは濃厚でありながらスープ...2024.10.11 12:00TOPREVIEW千葉市中央区
らーめん鐡 おゆみ野店(おゆみ野) 2006年創業の背脂ラーメン店が、2024年9月おゆみ野のMr.MAX敷地内『常勝軒』跡地に支店をオープン。前回から2週間ほど開いての再訪は、未食の「味噌」と「魚介つけ麺」狙い。 千葉が誇る背脂の名店『なりたけ』出身だけあって、もちろんラーメンは背脂系。秋田大館産という良質な背脂の浮いたスープは、なりたけほどの塩味はなく背脂の甘さが光る。脂の量は3種類から選べるが、前回同様2番目のガッツリに。 味噌ダレは『なりたけ』ほど濃くはないが一般的にはかなり濃いレベル。その強い味噌の塩味を背脂の甘さが中和するようなバランスになっている。過日なりたけで味噌バターを食べたので比較の意味も込めてバタートッピングにしたが、やはり背脂味噌にバターを乗...2024.10.08 09:00TOPREVIEW千葉市緑区
NAKAMICHI(九十九里町) 2024年5月オープン。明治35(1902)年創業、九十九里の水産会社『なかみち水産』が手掛けるラーメンカフェへ6日振りの再訪。お昼時ということもあって、店の駐車場はほぼ満車で店内は満席。名前と人数、車のナンバーを記帳して待つシステム。10分程でお店の人が呼びに来てくれた。 前回は醤油と塩を食べたので、今回は濃厚と坦々(ママ)をシェア。「やさしい濃厚煮干そば」は、その名の通り粘度濃度の高いスープでありながらも優しい味わいで、煮干もそこまでエッジが立っていないので食べやすく仕上げてある。 ラーメン好きの欲する濃厚煮干ではありませんが、それを食べたい人は「ニボとニンニクとオイル」という有料の煮干ペーストを投入すれば、一気にブーストがか...2024.09.18 04:00TOPREVIEW山武郡
らぁ麺 まるたけ(葭川公園) 2024年9月オープン。『二代目ラーメンあや』が一年経ってリニューアル。原価高騰でラーメンの価格を上げられない時に、ラーメンの設計や店名も変えるのは生き残る上で正しい戦略だと感じる。店頭には「低価格」を謳うメッセージも貼られている。オーダーは卓上の紙に書いて渡すシステム。 「醤油らぁ麺」は「竹岡式」をモチーフにした房総のラーメンで、良くも悪くも竹岡式ラーメン。スープは熱々になっており、チャーシューも柔らかに仕上げてあったが、麺がかなり硬い茹でだったのが残念。これまでのラーメンとは真逆と言ってもいいラーメンだけに、今までのお客さんがどう反応するかが気になるところ。新たなチャレンジのラーメンが受け入れられますように。2024.09.14 05:30TOPREVIEW千葉市中央区
オタクが作るラーメンは異世界でも通用するらしい。(本千葉) 2021年オープン。この8月から「家系ラーメン」にシフトしたと聞いて久々の訪問。店名やファサードは変わっていないが、店の前には「家系ラーメン」の幟が立ち、店内にはご飯のジャーとかっぱ漬けが置かれている。 本当に家系ラーメン店になってるぞ。店主は鶏白湯のお店のみならず、家系のお店にもいた人なので、どんな家系ラーメンを出すのか楽しみにしていたが、まさにそのキャリアを生かしたようなラーメンになっていた。 スープは豚骨醤油というよりも、鶏白湯醤油というイメージ。家系ラーメンの豚鶏比率をひっくり返したような印象。とても美味しく出来ていて好みの味ではあるが、果たしてこれを家系と呼べるのかと問われれば、なかなか難しいところ。しかしカエシのベクト...2024.09.14 04:00TOPREVIEW千葉市中央区
煮干中華そば 富士鹿(千葉ニュータウン中央) 2020年千葉ニュータウンにオープンした、国道464号沿いのロードサイド店舗。「千葉ニュータウン中央」駅と「印西牧の原」駅の中間くらい。以前は『大衆イタリアン食堂 大福』だった物件で、『らーめん福たけ』の福田店主プロデュース。同じく福田店主がプロデュースする、茨城県つくばの『銀の豚』を営む『プロテクト』が運営している。店名は『富士鹿(ふじろく)』と読み、音楽イベントの『FUJI ROCK』から名付けたのだとか。 ファミリーレストランのような大きな店舗で、ボックス席が主体だが厨房に面してカウンター席もある。ベッドタウンでファミリー層も見込める立地ゆえに、メニューも幅広く揃っているが、やはり看板メニューの「煮干し中華そば」を。 店内に...2024.09.11 06:00TOPREVIEW印西市
王道家直系 修(千葉ニュータウン中央) 2024年8月オープン。千葉ニュータウンの『カインズモール』の敷地内独立店舗。最寄駅「千葉ニュータウン中央」からだと歩いて10数分かかるのと、モール店舗共用の大きな駐車場があるのでアクセスは車が現実的。 こちらは『王道家』で長年腕をふるって来た方が独立した店。一時期は『武蔵家 西千葉店』にもいたのかな。いずれにしてもガチ炊き家系で長年経験を積んだベテランのラーメンとなる。オープンして1ヶ月程にも関わらず、早くも行列店になっている。 『王道家』の系統は黒丼が多いので、白い丼は見慣れずになんだか新鮮。スープはしっかりと乳化したタイプで、継ぎ足しというよりも取り切りなのかな。いずれにせよ『王道家』とは異なる取り方のような気が...2024.09.11 05:00TOPREVIEWRECOMMEND印西市