横浜家系ラーメン 勝星家(長浦)

 2020年オープンの店に遅ればせながらの初訪問。こちらは『らーめん福たけ 袖ヶ浦店』からのリニューアル。コロナ禍において既存店舗をブランドチェンジする流れは多々あるが、昨今再ブームとなっている家系ラーメンに福たけがチャレンジ。店主の福田氏は元々家系ラーメンが好きで、家系をやるのが夢だったとのことで、今回のコロナ禍はある意味でベストタイミングだったと言えるだろう。
 家系で修業している、していないなどをとやかく言う時代ではないのは百も承知だが、やはりオールド家系ファンからすれば、そのラーメンを家系と認定して良いのかどうかなどと、自分なりの物差しでジャッジしてしまうもの。そういう意味においては、勝星家のラーメンは十分家系と呼ぶに相応しいものになっているかと個人的には感じた。
 チャーシューは燻製と聞いていたので「チャーシュー海苔増し」をオーダー。やや軽めのスープに醤油のパンチとキレ、鶏油の甘みのベストバランス。しっとりとした柔らかな食感のチャーシューは大判で、ほのかに燻製がかかっている。麺は大橋製麺だが、しっかりと茹できってある。海苔も油にヘタれることない強いもの。家系の海苔に関してはスープに溶けるよりもこういう方が合う。卓上のアイテムも行者ニンニクや揚げニンニクなど充実。明らかに総本山直系をイメージした家系になっていた。
 ラーメンがオリジナルであるかどうかは、ラーメンにとって大事な要素であると個人的には考えているが、それと同じくらいコピーやインスパイアの場合は、オリジナルへの愛情やリスペクトが大切だと思う。ただ流行っているから海苔3枚乗せとけ、みたいなラーメンではなく、家系で修業したお店に勝るとも劣らないクオリティの、福田氏の家系愛にあふれるラーメンだと感じる。

横浜家系ラーメン 勝星家
袖ケ浦市蔵波台6-5-14

11:00~22:00
火曜定休
JR内房線「長浦」駅より徒歩18分

0コメント

  • 1000 / 1000