釜炊き豚骨らーめん マルハ軒@船橋「豚骨らーめん」650円 JR船橋駅南口から京成船橋駅を越えてすぐ、飲食店などが立ち並ぶ一角に2020年4月オープンの店にようやくの訪問。店名の通り船橋エリアを中心に展開する「まるは(◯は)」の豚骨業態。オープン時より価格が上がっているようだが、それでもラーメン一杯650円というのは良心的な価格。メニューも豚骨一本でトッピングのバリエーションのみ。 白濁した豚骨スープに加水率の低い細麺、キクラゲや青ネギも乗って、ビジュアルや構成要素は博多ラーメン的ではあるが、ラーメンそのものは博多ラーメンとは全く異なるもの。というよりも関東スタイルの博多風ラーメンとでも言おうか。スープのテクスチャーが博多ラーメンとはまったく異なる。悪い意味ではなく、油分がしっかりと乳化し...2022.02.25 09:00TOPREVIEW船橋市
一期一会 札幌みその シャポー船橋店@船橋「札幌味噌らーめん」850円 船橋駅南口に2018年オープンした「シャポー船橋 南館」レストラン街に、2021年10月けいすけグループの味噌ブランドが登場。施設開業時には『紀州清流担々麺 produce by Keisuke』という屋号で担々麺専門店を出店していたが、同じ店舗でのリブランディングという形になる。今回の『みその』ブランドは、北海道3店舗の他に東京や福岡など全国に9店舗を構える、けいすけグループの中でも店舗が多いブランド。船橋店が最新店となる。 ガッツリ系を思わせるビジュアルのものや、辛味噌ラーメンなどもあり、昨今のトレンドをしっかりと取り入れているのはさすが。しかしながら、ここは基本の「札幌味噌らーめん」を。非常にわかりやすい、万人受けするステレ...2022.02.25 08:00TOPREVIEW船橋市
博多一風堂 千葉店@葭川公園「千葉BLACK」880円 博多一風堂千葉店は一風堂本体である力の源カンパニーの直営ではなく、「暖簾分け店主」によって業務委託を受けて営業している店である。「暖簾分け店主」とは、長年一風堂に勤めて店長職やマネージャー職を歴任し、さらに厳しい社内プレゼンで合格した人だけがなることが出来る。千葉店は緒垣俊輔さんが任されており、独自のフードトラックも運営する他、2021年11月には美浜区新港に『麺処せんり』というオリジナル店も出店している。 そんな一風堂千葉店だが、2022年2月より自家製麺にシフトした。一風堂は自社製麺で麺は配送されてくるのだが、札幌狸小路店や岡山店など一部店舗には製造が併設されており、こちらの千葉店も店舗2階に製麺室を作り、毎日麺を作っている。...2022.02.13 02:30TOPREVIEW千葉市中央区
横浜ラーメン 末広家@本千葉「ラーメン+海苔味玉」950円 2022年もラーメン食べ始めは末広家からのスタート。この日から末広家も年始営業のスタートということで、それに合わせて今年も行って来た。千葉のラーメンを語ることでラーメン評論家としてのキャリアをスタートさせた私にとって、千葉で年始のラーメンを食べ始めることには意味がある。そしてこの店は私が一番通っている家系ラーメン店でもあり、長年共に千葉ラーメン界を盛り上げてきた同志でもある。一年の始めに相応しいラーメンであると思っている。 家系ラーメンの再ブームということもあり、世の中には家系ラーメン店が増えてきた。そして千葉でもクオリティの高い家系ラーメン店が次々とオープン。1990年代末あたりは、木更津の林家と千葉の末広家、千葉家くらいしかお...2022.01.07 05:30TOPREVIEW千葉市中央区
ら〜めん きんとうん@千葉中央「純鶏白湯ら〜めん」830円 京成千葉中央駅に直結するショッピングモール『Mio』内に、2021年10月オープンした新店。木目の質感を生かしたスタイリッシュな雰囲気の店で、店頭には冷蔵ケースも置かれて馬肉などを販売しているのが目を引く。こちらは鎌ヶ谷の馬肉卸会社『NTCデリバ』の子会社によるラーメン業態の千葉市初進出で、Mioがリニューアルしたタイミングでの出店となった。 こちらの系列だと2018年に東松戸にオープンした『もののこころ』は訪問済。メニューも概ね同じ感じだが、ちょい呑みニーズにも応えられそうなメニュー構成になっている。サイドメニューで馬刺しや馬ユッケ丼などがあるほか、店頭では子会社が営む『馬喰ろう』ブランドの馬刺しなども売っている。「純鶏白湯ら〜...2021.11.28 06:00TOPREVIEW千葉市中央区
麺処せんり@みどり台「千葉BLACK」700円 2021年11月にオープンした新店に訪問。最寄駅としては一応みどり台だが、1km以上あるので車で行く店だ。地元民もなかなか通らぬ工場地帯のバイパス沿いにある『MrMax 千葉美浜店』内にオープン。並びには美浜ニューポートリゾートという複合施設があるが、残念ながら年内で閉店が決まっている。 ここにMrMaxがあることを今回初めて知ったが、どこに店舗があるのかなと思ったら入ってすぐのところにいきなりあって驚いた。セルフのフードコートスタイルだが、他に飲食店はない模様。 こちらは『博多一風堂 千葉店』を運営する会社の新業態。一風堂直営ではなく暖簾分け店である一風堂千葉店。店主の緒垣氏はフードトラックも展開するなど、色々独自の路線で頑張ら...2021.11.19 08:00TOPREVIEW千葉市美浜区
タンメン トナリ 稲毛山王@四街道「タンメン」740円 言わずと知れた六厘舎のガッツリタンメン業態が千葉初出店。場所は県道66号と遠近五叉路を結ぶ道沿いで、随分とマニアックな場所に出したものだ。最寄駅としては一応四街道だが、2km以上あるので車で行く店だろう。ここは並びに㐂濱家やとん太があるプチラーメン街道。元はコンビニだった場所だと記憶する。 トナリと言えば「タンギョウ」「タンカラ」という刷り込みがあるので、思わず「タンギョウ」をオーダー。注文を受けるごとに中華鍋で野菜を煽る工程が入る。店内に音と香りが広がるのが良いな。トナリのタンメンを食べるのは久しぶりだが、こんなに野菜のボリュームがあっただろうか。360gの野菜が乗っているとのことで、なかなか麺やスープに辿り着けない。ガッツリ系...2021.11.19 06:00TOPREVIEW千葉市稲毛区
旨い安い腹いっぱい@海浜幕張「ラーメン野菜マシ」750円 全国でも最大規模を誇る、海浜幕張にある『イオンモール幕張新都心』のフードコート『LIVE KITCHEN』。ラーメン店は福岡の老舗ラーメン店『博多だるま』の別業態『博多だるまJAPAN』が入っているが、もう一軒がこの『旨い安い腹いっぱい』である。こちらは『六厘舎』などを手掛ける『松富士食品』系列の会社によるガッツリ系とつけ麺の店。同じ経営の『麺屋心」からのリニューアルとなる。 メニュー的にはつけ麺推しとなっているが、今回はガッツリ系をオーダー。野菜はマシ、マシマシ、まで無料で増量することが出来る。ニンニクももちろんカウンターに置かれてあり、自由に取ることが出来る。厨房で作っている様子を見て日和ってしまい、野菜量はマシでお願いした。...2021.10.20 03:30REVIEW千葉市美浜区
煮干拉麺専科 慶雲海@学園前「ラーメン並」850円 9月末に惜しまれつつ閉店した学園前の『こだわり拉麺 一恭』跡に、同じく海空土出身者による煮干しラーメン店がオープンした。店名は『煮干拉麺専科 慶雲海(けいうんかい)』と、なかなか迫力のあるネーミング。看板以外はほぼ居抜きと言っても良いほど、雰囲気は『一恭』時代と変わっていない 正式なオープンは12月という事で、慣れるまでのプレオープンをこの日からスタート。店主さんからご連絡を受けて馳せ参じた。メニューは絞りに絞って、ラーメンとつけめんのみ。間違いのない美味しいものに専念して出したいという思いからだという。 修業先の『海空土』譲りのバランス良い煮干しスープに、船橋山田食品の細麺がマッチするラーメンは、ややスープのポーションが少なく感...2021.10.14 06:00TOPREVIEW千葉市中央区
拉麺いさりび&覓茶@千葉「ネオ中華そば」900円 2013年に船橋で創業以来、人気を集めている『拉麺いさりび』が、ついに千葉市に初進出。出店場所はそごう千葉店10Fのレストラン街の一角。これまで山頭火、梅光軒と入れ替わって来たラーメン店舗の跡地になる。県外の有名ラーメン店の何軒かからも出店相談を受けていた物件なのだが、県内のラーメン店が出店するとは思わなかった。 船橋の本店にもアジアンデザートの「覓茶(ミーチャ)」屋号の店が併設されているので、そのまま千葉に出店して来たイメージなのだろうか。確か店主の奥様がデザートの方をやられていたように記憶する。 看板メニューの「ネオ中華そば」は、動物系魚介系乾物系がどれも突出することなく、強めのカエシと野菜の甘味が全体をまとめあげる、バランス...2021.10.10 05:30TOPREVIEW千葉市中央区
田所商店 スパイスカレー部@海浜幕張「北海道味噌カレーらーめん」850円 味噌ラーメンで国内外に破竹の勢いで展開する田所商店。ここ最近はホームグラウンドの千葉幕張界隈でベジ、プレミアム、タンタンメンなど、これまでにない様々な業態にチャレンジしているが、今度はスパイスカレーとのこと。場所は海浜幕張駅前の「MESSE AMUSE MALL」内で、以前は「東京チカラメシ」があったスペース。2021年7月にオープンした。 2017年、スリランカに味噌ラーメン店を出店をした際にスパイスメーカーと出会い、味噌と融合させた「味噌カレー」を完成させたというストーリー。これまで別業態の店で試験的に出されていたが、満を持しての専門店立ち上げとなった。メニューはカレーとラーメンの二本立てで、カレーはスパイスカレー、ラーメンは...2021.10.08 05:30TOPREVIEW千葉市美浜区
麺屋ことぶき イオンゆみ〜る鎌取店@鎌取「鶏つけ麺」870円 千葉で居酒屋など数々の飲食店を展開する「コトブキダイニング」のラーメン業態『麺屋ことぶき』の新店が、2021年9月に鎌取駅前の商業施設『ゆみ〜る鎌取』フードコート内にオープン。 1号店となる本店は2016年に千葉葭川公園で開業。その後、ちはら台と千城台とそれぞれ商業施設内に出店して、今回が4店舗目にして初のつけ麺専門店となる。 つけ麺専門と謳っていたので、ことぶきブランドでは初となる「鶏つけ麺」をオーダー。つけダレはステレオタイプな鶏白湯魚介醤油。麺は船橋山田食品の香麺。構成要素が少ないためビジュアルがいささか貧相で、つけダレのポーションも少なく感じる。 世の中のつけ麺のスタンダードと照らし合わせると、価格的にも物足りなさを覚えて...2021.10.06 03:30REVIEW千葉市緑区