1986年創業。東金の地域密着型の人気店が、2024年6月に約40年の時を経て成東に移転してきた。旧店舗と同じ国道126号沿いで車で10分も離れていない。街道沿いで目立つラーメン店とは似つかわしくない建物だが、以前『すたみな太郎』だった大箱の店舗を全面改装。店内に待ちスペースも確保されており、大きな駐車場も完備している。テーブル席も増えてキャパはかなり広くなったが、日曜ということもあってお昼時を外しても待ちが出ており、場所が変わっても人気は変わることはない。
真っ黒い醤油スープに存在感あるチャーシュー、そして薬味の刻みタマネギ。誰がなんと言おうがその源流には間違いなく竹岡式ラーメンがあるわけだが、カエシの風味なのかぐうならではの独特な味わいがするスープは、十数年振りに食べた記憶を一気に呼び戻してくれるる。そして卓上に「濃くするらーめんのタレ」などという怖しいモノも置いてある。スープの醤油の色をまとった細麺は、記憶の中ではもう少し太かったように感じた。
厨房では創業者の店主と二代目が揃ってラーメンを作ってた。千葉のラーメンを食べ歩き始めて四半世紀。その頃に食べ歩いていた店にも二代目が立つようになり、それだけの月日が経っているのだなぁと、そしてその長い期間人気店であり続けているからこそ、こういう光景が見られるのだなぁと、あらためて感じた。
ぐうらーめん
山武市成東646-2
11:00〜20:00(19:50LO)
水曜木曜定休
JR総武本線・東金線「成東」駅より徒歩20分/圏央道「山武成東」ICより車で10分
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