【コラム】なぜ千葉拉麺通信はリニューアルしたのか?

 2000年2月に開設したラーメンサイト「千葉拉麺通信」ですが、この度全面リニューアルして、新しく千葉のラーメン情報を発信するウェブメディアとして生まれ変わります。本日より新コンテンツにて稼働をスタートさせ、本オープンは来年2月の開設17周年を目指します。
 具体的にはリニューアルというよりも完全に新たなフォーマット、コンテンツになります。スマートフォンへの完全対応、SNSとも連動した形で、最新のウェブ環境に沿った形でのメディアとして、今まで以上にパワフルかつスピーディーに情報発信して参ります。これ程までの大幅なリニューアルは開設以来初めての事です。
 2000年の開設当初はインターネット黎明期。本を買ってhtmlのタグを勉強して、見よう見まねでサイトを構築した手作りのサイトでした。その後、ウェブサイトの構築に詳しいユーザーの方々のご協力もあり、素晴らしい形のサイトになりました。「食べログ」などまだ無い時代、私が目指したのはまさに多くの人たちが同じ店の同じラーメンを食べた感想を同じページに集約し、比較して読む事が出来る形でした。そしてダイアルアップによるインターネット接続の時代、まだまだテキストベースのサイトが多かった中で、ラーメンと店舗画像を掲載してガイドブックになるようなページ設計にしました。さらに掲示板やチャットなど、あの頃のインターネットは一つの場所に皆が集う形でコミュニケーションを深めていきました。
 その後、インターネットの普及と進化に伴いブログが出来、誰もが簡単に情報の送り手になれる時代が到来しました。さらに常時接続が当たり前になり、スマートフォンが普及してSNSも浸透すると、これまでいわゆる「ホームページ」と呼ばれた頃の、10年以上も前の設計のままでは今の時代への対応が難しくなっていきました。
 千葉拉麺通信よりも先に開設されていたラーメンサイトが次々と終了する中で、SNSとの連動やYouTubeコンテンツなどの配信など、その時代に合った情報発信の形を模索して来ました。さらにサイトの設計も見直して、これまでのコンテンツを残す形での再構築を試みて来ましたが、あまりにも急速にインターネットを取り巻く環境は劇的に変化し続けており、これまでの設計のままでは対応は不可能になりました。
 そこで基本設計からまったく異なる、完全に新しいフォーマットで一から千葉拉麺通信を作り直す事にしました。これまでのコンテンツは千葉ラーメンの歴史の記録として、可能な限りインターネット上には置いておくつもりですが、今後の情報発信はこの新たなスタイルで行って参ります。
 これまではパソコンを立ち上げてhtmlのタグを打ち込みながらレポートを書き、デジカメで撮影した写真をリサイズして軽くして貼り付け、一枚一枚FTPソフトでアップロードしながら情報発信していたわけですが、今はその全てがスマートフォン一台で済んでしまう。時代の変化、技術の進化に驚かずにはいられません。このコラムもiPhoneで書いています。何と楽な時代になったのでしょう。
 千葉のラーメンサイトから千葉のラーメンウェブメディアへ。スタイルは一新しましたが、千葉拉麺通信のスタンスはこれからも変わりません。千葉のラーメン好きの方たち、千葉のラーメン店を営む方たちと共に、千葉のラーメン界が盛り上がるべく、これからも精力的に活動していきます。これからも千葉拉麺通信を宜しくお願いします。


2コメント

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  • 山路力也

    2016.10.07 01:54

    @まさコメントありがとうございます。 全面的にサイトを刷新しましたので、 今のところ、店舗一覧はありませんが、 これからご意見も伺いながら、コンテンツを充実させて参ります。 特に、店舗一覧に関しては、現在どういう形で復活出来るか 色々と考えているところです。 個人的にも便利だなぁと思っていますので。
  • まさ

    2016.09.30 22:33

    県内(市内別)の店舗一覧は見れなくなってしまったのですか?