ラーメンBooBoo太郎。(県庁前)

 10月15日にオープンしたガッツリ系の新店。実はオープン直後に一度お邪魔したのだが、新店あるあるで臨時休業にぶち当たりこの日リベンジ。近くには10月末で閉店する老舗レストラン「ほてい家」がある。いわゆる末広街道沿いにあり、近隣にはコインパーキングも充実している。最寄駅はモノレール県庁前ということになろうが、JR本千葉でも京成千葉中央でも、何なら千葉駅からでも徒歩圏内だ。

 看板の色合いからみても、いわゆる「二郎インスパイア系」ということが分かるが、こちらは模倣ではなくて関内二郎出身者の店。西千葉の「やまや本店」をはじめ、ここのところガッツリ系が増殖しつつある中で、本道を行く店が登場といったところだろうか。閉店間際の時間帯にお邪魔したが満席で待ちが5名ほど出ていた。

 個人的にラーメン二郎は好きなジャンルの一つで、それこそラーメン食べ歩きを始めた頃は色々なお店に行ったものだ。かつては「よしぐま」を完食した私も、最近は食が細くなったというか小サイズで十分満足してしまう。小と言ったって普通のラーメン店の並くらいの量はあるわけだしね。というわけでこちらでも「小ラーメン」を。コールはニンニクのみ。ちなみにメニュー構成は関内二郎とまったく同じ。

 しっかりと乳化したスープは脂の旨味と油の甘味がバランス良く、そこにカネシの味わいが広がる。自家製麺は平打ちでやや柔めの茹で加減で噛んでいて美味しい麺。ヤサイはしっかりと茹でてあってノーマルでもそこそこのボリューム。ブタは肉厚のものがどっしりと2枚。いやいや、さすがというかやはり美味しいなぁ。うん、二郎好きだなぁ、やっぱり。

 バカみたいにモヤシを山にして、うどんと見紛う極太麺を固めに茹で、ベースが軽くてカエシばっかり立つスープと、インスパイアされてもいなければリスペクトもない模倣系が多い昨今、正直ガッツリ系には辟易する部分もあったが、やはりこういうラーメンを食べると旨いと思うのだなぁ。当たり前のことだがガッツリ系と二郎は別物なのだ。


ラーメンBooBoo太郎。
千葉市中央区中央4-13-21
11:00〜14:00,17:00〜21:30
水曜定休
千葉都市モノレール線「県庁前」駅より徒歩3分

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