ラーメン杉田家 千葉駅前店(葭川公園) 2022年3月オープン。吉村家一番弟子、津村氏の営む『ラーメン杉田家』の3号店にして、千葉市2店舗目。オープン以来なので一年ぶりくらいの再訪だが、杉田家は先週新杉田の本店で食べたばかりなので、比較してみたいと思い訪問。本店では小一時間ほど並んだが、こちらではタイミング良くスッと入れた。 前回訪問時は昼の時間帯だったので、今回は夜の時間帯を狙って。昼よりもブリックス高めでパンチが強い味わいのスープだが、それでも新杉田本店よりはマイルドな仕上がりに感じる。酒井の麺はかなり硬めの茹で上げで、これは前回と異なるもの。前回は何人か分を一緒に茹でていて、今回は私だけだったということもあるかも知れない。 とは言え、やはり醤油ダレのキレとチャーシ...2023.04.09 09:30TOPREVIEW千葉市中央区
家系ラーメン 王道いしい(浜野) 2017年創業、『王道家』直系の人気店へ3年ぶりに。当初は五井に出来た『王道いしい』に行こうとしていたのだが、中休みがあったので浜野の本店の方へ。私はタイミング良くスッと入れたが、常時ベンチに待ちが出ていた。 醤油のキレ感やスープの程良い乳化具合と粘度。個人的には本牧家系のバランス型が好きなのだが、吉村家から王道家に連なるこのタイプの家系もかなり好み。スモークのかかったチャーシューはやはり美味しいな。この日二軒目でなかったらチャーシュー海苔増しにしていたところ。2023.04.08 06:30TOPREVIEW千葉市中央区
【新店】松戸中華そば 富田食堂 東千葉(東千葉) 2023年3月オープンの新店へ早速の訪問。高品交差点に昨年出来た複合施設「セナリオプラザ」に『中華蕎麦とみ田』のサブブランドが出店。施設完成時から出店は決まっていたが、10月オープンとの予定から半年経ってようやくのオープンとなった。 とみ田系列の店舗が千葉市内への出店するのは、富士見の『雷』と千葉駅構内の『松戸富田麺業』に続いて3店舗目だろうか。『富田食堂』名義では松戸に続いて2店舗目。カウンターの他にテーブル席が充実しているので、家族客やグループ客に使いやすそうだ。 メニュー構成は『とみ田』の濃厚つけめんと『東池袋大勝軒』系のもりそば、中華そばの醤油と塩。千葉駅構内の店に近いメニューになっていた。オペレーションもサービスもスムー...2023.03.30 11:00TOPREVIEWNEW OPEN千葉市中央区
【新店】千葉そば 幸(栄町) 2023年3月オープンの新店へ早速の訪問。最寄駅はモノレールの栄町になるのだろうが、千葉駅から徒歩圏内。富士見みゆき通りの以前はガッツリ系の『ロケットパンチ』があった場所。「新感覚の日本蕎麦風らーめん」を謳っている。来週には公津の杜にも新店が出来る予定とのこと。動きが随分と早いが資本系なのだろうか。触れ込みとしては「京都の老舗料亭で修業を積んだ店主」とのこと。 メニューは醤油、塩のラーメンとつけ麺、まぜそばで、あとは限定メニューも出す予定のよう。基本となる「そば」が600円とかなり安かったので確認したところ、ネギだけが乗るいわゆる「かけそば」だとのことなので、具の乗っている「千葉そば 黒」をオーダー。こちらは900円。 スープは若...2023.03.16 09:00TOPREVIEWNEW OPEN千葉市中央区
【限定】大阪王将 千葉中央店(葭川公園) 普段なかなか来ることのない中華チェーン『大阪王将』へ久々の訪問。というのも、期間限定メニュー「高井田の黒い中華そば」が気になっていたからだ。 言うまでもなく「高井田系中華そば」をモチーフにした一杯。どうやらここ最近の大阪王将は、隠れたご当地グルメの発掘をしている模様。ラーメン好きであれば誰もが知る高井田系中華そばだが、一般消費者にとっては確かに知る人ぞ知る隠れた存在のラーメンであろう。 結論から言えば良く出来ている。真っ黒なスープに太麺、ネギという高井田系の中華そばを上手に再現出来ていると思う。質感こそ違えど肉厚のチャーシューもたくさん入っていて、これで750円というのは素晴らしい。 しかしこの手の店に来るとラーメンだけでは済まず...2023.03.15 06:00REVIEW千葉市中央区
横浜ラーメン 末広家(本千葉) 2023年もラーメン食べ始めは末広家からのスタート。この日から末広家も年始営業のスタートということで、それに合わせて今年も行って来た。千葉のラーメンを語ることでラーメン評論家としてのキャリアをスタートさせた私にとって、千葉で年始のラーメンを食べ始めることには意味がある。そしてこの店は私が一番通っている家系ラーメン店でもあり、長年共に千葉ラーメン界を盛り上げてきた同志でもある。一年の始めに相応しいラーメンであると思っている。 ここ最近の家系ラーメンの再ブームによって、10年選手や20年選手の家系ラーメン店もまた再注目されている。千葉県の家系ラーメンの草分けでもある『林家』は新店をオープンしたり、『増田家』は居酒屋も含めて多店舗展開を...2023.01.07 03:30REVIEWRECOMMENDRICKY'S SELECTION千葉市中央区
二代目五衛門 西千葉店(西千葉) 西千葉駅東側の線路沿い、以前はスナックがあった場所に、2022年11月オープンした新店。千葉の古いラーメン好きには懐かしい茂原「五衛門」の二代目が立つ店となる。「関東風とんこつらーめん」のフレーズは当時のラーメン好きには懐かし過ぎる文言だが、茂原本店も浦安店も、つくばも元気に営業されているよう。五衛門出身の方がいすみ市で営まれていた『麺八戒』は残念ながら閉店されている。 メニューは豚骨醤油、豚骨味噌、豚骨塩のラーメンやつけ麺など色々あるが、基本と思われる豚骨醤油を。おそらく最後に茂原で食べたのは十年以上前の事なので、細かなことは忘却の彼方だったりするが、白濁スープに国産背脂の浮いたスープは、かつて千葉で流行ったラーメンのディテール...2022.12.11 07:00REVIEW千葉市中央区
大衆ラーメン 鬼の種村(鎌取) 大網街道赤井交差点近く『らーめん神月』が2022年11月に新たなメニューと屋号でリニューアル。店頭では店名を連呼するオリジナルソングが流れているが、この曲の作者である『世界のユイ様』なる人はどうやら大のラーメンフリークのようで、本サイトや拙書なども見て下さっている様子。なんだか気恥ずかしいぞ。 「平成大衆ラーメン」を謳うラーメンが看板メニュー。店主の青春時代に食べたラーメン(とん太、元氣一杯、なりたけ)をリスペクトってだけで、古参の千葉ラーメンフリーク的にはテンションが軽く上がるだろう。店内にマンガが置かれているあたりもノスタルジックだが、卓上には注文用のタブレットが置かれているあたりは実に今時っぽく、平成ノスタルジーとのギャップ...2022.12.10 07:00REVIEW千葉市中央区
ラーメン杉田家 千葉駅前店(葭川公園) 家系ラーメン総本山『吉村家』の一番弟子にあたる、津村さんの営む『杉田家』の3号店にして、千葉2店舗目が2022年3月にオープン。場所は千葉中央公園脇、千葉銀座沿いの角立地なので、千葉駅から徒歩圏内ではあるが「駅前」というにはやや距離があるかな。オープン直後はかなり混雑もしていたので、営業が落ち着いたタイミングでようやくの訪問。 スッキリとした作りの店内はカウンターの他にテーブル席も。祐光の千葉店よりはややコンパクトな作りになっている。カウンターの上には吉村家直系店の店主たちによる色紙が飾られている。新しい店らしく券売機も最新のデザイン。メニューは祐光よりも絞ってあり、つけ麺は置かずにラーメン一本。和風ラーメンはトッピングで置かれて...2022.04.15 08:00REVIEW千葉市中央区
TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂 ペリエ千葉(千葉) JR千葉駅に2022年2月オープンした新店へ。店名としては「ペリエ千葉店」となっているが、JR千葉駅の改札内にあるので駅に入場しないとたどり着けない。こちらは『博多一風堂』がプロデュースして、JR東日本系列の『JR東日本クロスステーション(旧日本レストランエンタプライズ)』が運営しているラーメン業態で、東京、埼玉、茨城などに合計11店舗を展開。千葉県内では海浜幕張駅、成田空港第2ターミナルビルに続く3店舗目となる。 前述するように、この店は一風堂ではない。しかしながら、看板などには一風堂のロゴマークが掲げられ、豚骨ラーメンを出していることもあって、そこまでラーメンに詳しくない一般消費者からすれば一風堂と認識してもおかしくはないだろ...2022.04.01 11:00REVIEW千葉市中央区
博多一風堂 千葉店(葭川公園) 博多一風堂千葉店は一風堂本体である力の源カンパニーの直営ではなく、「暖簾分け店主」によって業務委託を受けて営業している店である。「暖簾分け店主」とは、長年一風堂に勤めて店長職やマネージャー職を歴任し、さらに厳しい社内プレゼンで合格した人だけがなることが出来る。千葉店は緒垣俊輔さんが任されており、独自のフードトラックも運営する他、2021年11月には美浜区新港に『麺処せんり』というオリジナル店も出店している。 そんな一風堂千葉店だが、2022年2月より自家製麺にシフトした。一風堂は自社製麺で麺は配送されてくるのだが、札幌狸小路店や岡山店など一部店舗には製造が併設されており、こちらの千葉店も店舗2階に製麺室を作り、毎日麺を作っている。...2022.02.13 02:30REVIEW千葉市中央区
横浜ラーメン 末広家(本千葉) 2022年もラーメン食べ始めは末広家からのスタート。この日から末広家も年始営業のスタートということで、それに合わせて今年も行って来た。千葉のラーメンを語ることでラーメン評論家としてのキャリアをスタートさせた私にとって、千葉で年始のラーメンを食べ始めることには意味がある。そしてこの店は私が一番通っている家系ラーメン店でもあり、長年共に千葉ラーメン界を盛り上げてきた同志でもある。一年の始めに相応しいラーメンであると思っている。 家系ラーメンの再ブームということもあり、世の中には家系ラーメン店が増えてきた。そして千葉でもクオリティの高い家系ラーメン店が次々とオープン。1990年代末あたりは、木更津の林家と千葉の末広家、千葉家くらいしかお...2022.01.07 05:30REVIEW千葉市中央区