ラーメン山岡家 東千葉店（作草部）

　2008年夏にオープンした、山岡家東千葉店へ久々の訪問。創業は1980年、弁当店としてスタートし、1988年にラーメン業態に転身。茨城牛久で人気を博した家系ラーメン店だったが、北海道に本拠を移して支店展開を始めてからは、家系という枠を外れて一ラーメンチェーンとして幅広いメニュー構成になっている。山岡家の凄いところは全店直営で、基本的にスープは各店舗で取っていて、それなのに24時間営業というところ。

　ラーメン店として上場したのも早く、今年で10年目になるという山岡家。今回、その上場10周年を記念したメニューが「プレミアム醤油とんこつ」である。豚骨をじっくりと煮出したというスープはコクがありながらも粘度は低く、強めの醤油ダレが合わせられている。そこにたっぷりの背脂と刻み生タマネギ、さらに三陸産ワカメが乗せられる。麺はオリジナルの中細ストレート丸麺で、やや硬めの茹で加減。どこがプレミアムなのかはさておき、醤油が強くパンチのある豚骨醤油ラーメンであることは間違い無い。

　ラーメンフリークが話題に上げるような、飛び抜けた美味しさがある一杯ではないが、普通に美味しいラーメン。それが年中無休いつでも食べたい時に食べられる。だから夜中でも８割がたお客さんが入っているのだ。JAFの会員だとトッピングがサービスされるのは意外に知られてないので、会員は会員証を忘れずに。