【閉店】鶏そば どりどり(船橋)

 9月にオープンした「麺屋あらき」系列の新ブランド。契約の関係で本店的な存在であった「麺屋あらき 竈の番人」が閉店して、こちらがオープンした形になる。場所は同じく系列店「戯拉戯拉」の左隣。1Fがカウンター6席、2Fは11席というレイアウトになっている。店主の荒木氏は基本的にはこの店に入っているようだ。

 店名の通りこちらは「鶏」をテーマにしたお店。鶏白湯ベースと、比内地鶏の清湯ベースの2本のスープで、塩、醤油、味噌など7種類のレギュラーメニューを揃えている。その他に数量限定メニューの「煮干し鶏白湯」もスタートさせている。お店の基本メニューとしては「鶏白湯ラーメン」とのことだったので、初訪ということもありそちらをオーダーする。

 スープは国産鶏を使った鶏白湯に香味野菜も加えたもので、一般的にイメージされる鶏白湯とほぼ変わらないステレオタイプなもの。鶏だけではなく野菜由来の粘度もあるようで、ベタつく感じはしない。麺は自家製の太ストレート麺を合わせているが、正直茹で加減がかなり硬めだった。食後にその感想を伝え1分茹で時間を伸ばしたものも試食させて貰ったが、それでも十分硬めの茹で上がり。おそらくこの茹で加減は改良がされていくことだろう。具は鶏チャーシュー、ヤングコーン、水菜、赤タマネギ、カボチャ、ネギに彩りとしてぶぶあられまで乗っているのだが、盛りつけの仕方なのか寂しく見えてしまうのが残念。

 ラーメン好きからすれば、麺屋あらきらしさが無いのがやや寂しいが、麺屋あらきらしさが無いからこそ麺屋あらきの名前を使っていないのだろう。だからといって「どりどり」て。どりどりって何なん。どうせなら「塩どり」とか「味噌どり」とかメニュー名もどりどり言っちゃえばいいのにな。



鶏そば どりどり
船橋市本町4-41-29

11:30~24:00
年中無休
JR線「船橋」駅より徒歩2分、京成線「京成船橋」駅より徒歩1分

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