【新店】船橋大勝軒 あかつき(船橋) 2024年9月オープン。船橋駅北口から歩いてすぐの路地裏という立地。同じ場所にあった『美膳鶏あかつき』の業態変更だが、その店も去年オープンしたばかりだったような。内装もほぼ同じで綺麗なまま使われている。やや複雑な作りの店内なので客や店員さんが行き交うのが窮屈そうではあるが、声掛けをしながらうまく営業されている。 こちらは八千代にある『大勝軒おはこ』の本八幡分店で学んだとのこと。なので系統としては東池系になる。本八幡分店は白河中華そばなども出しているが、こちらは大勝軒系のもりそばと中華そばのみのシンプルなメニュー構成になっている。 看板メニューの「もりそば並」は東池らしさを感じさせる、甘辛酸のバランス良いつけダレにエッジの効いた麺。...2024.09.07 07:30TOPREVIEWNEW OPEN船橋市
【新店】自家製麺 ご藤(大神宮下) 2024年6月オープン。『自家製麺 うろた』『六厘舎』出身の店主が、2023年に間借り営業での創業を経て今回船橋大神宮下に実店舗を構えた。古い千葉のラーメンフリーク的には、大神宮下と言えばやはり『らーめん一丁』を思い出す。さらにその前となると杉田家津村さんの『ラーメンまるよし』だろうか。いずれにせよ大神宮下という響きはなんとも懐かしさを覚える。 事前に白河テイストのラーメンと聞いていたのだが、確かにビジュアルは白河の中華そばを想起させる。しかしながら白河のニュアンスよりも、醤油感は控えめで丸くて優しいバランスの味わい。アップデートというか、東京にローカライズされたような味わいのスープに感じた。 昨今の「水鶏系」とは異なり、良い意味...2024.06.25 04:00REVIEWNEW OPENRECOMMEND船橋市
小ハゲ天 ららぽーと東京ベイ店(南船橋) リニューアルが続いている『ららぽーとTOKYO-BAY』に、2023年3月新しく完成したフードコート『ハーバーダイニング』。その中に昭和3年創業、銀座に本店を構える老舗天ぷら店『ハゲ天』の別業態がフードコート初出店。『ハゲ天』のカジュアル業態だった『小ハゲ天』が、2018年に『一風堂』を展開する『力の源グループ』のプロデュースによってリブランディング。天丼とラーメンを提供するブランドになっている。 ラーメンは単体ではなく天丼などとのセット販売のみ。ラーメンの味は5年前に銀座で食べたものと基本的な設計やイメージは変わっていない印象。胡麻の風味が広がる豚骨スープに細麺。博多ラーメンを和風に振ったような味わいで、ありそうでなかった豚骨ラ...2023.12.11 09:30REVIEW船橋市
札幌味噌 Fuji屋 ららぽーとTOKYO-BAY店(南船橋) リニューアルが続いている『ららぽーとTOKYO-BAY』に、2023年3月新しく完成したフードコート『ハーバーダイニング』。その中に札幌の人気店『札幌Fuji屋』の新業態がオープン。ラーメン好きだった店主が『豚骨背脂 山嵐』での経験を積んで独立。今回初の道外への出店となる。 フードコートのラーメンのクオリティが高くなって久しいが、こちらもしっかりと札幌味噌ラーメンらしく鍋で煽る製法を採用。それでいて万人でも食べられるようなバランスに着地させているのは素晴らしい。麺は札幌味噌ラーメンといえばの西山製麺。 完成から提供までのタイムラグなどフードコートならではの課題はあると思うが、十分札幌を感じられる本格的な仕上がりになっているかと思う...2023.12.11 09:00REVIEW船橋市
横浜家系らーめん武蔵家 薬園台店(薬園台) 2019年4月オープン。千葉にも多数店舗を出店している『新中野武蔵家(アストラーレ)』系列の店へオープン以来4年8ヶ月ぶりの訪問。以前はうどんそば店だった物件が全面改装されていて、かなりの大箱店舗になっている。駐車場も共用のものが広く取られている。 一般的に武蔵家系列のラーメンはスープの濃度が高くカエシも強めで、割とヘビーなイメージがある。前回こちらで食べた時はカエシはおとなしめだったものの、スープそのものはどっしりとした記憶があるのだが、今日のスープはかなりライトでカエシも控えめで、率直に言って物足りなさを覚えた。 無論、家系ラーメンは時間帯などによって味が上下左右されるものであり、今回はたまたまそうだったというだけのこと。街道...2023.12.10 08:00REVIEW船橋市
ラーメンかいざん 船橋店(京成船橋) 2023年4月オープン。1988年、東船橋に創業した人気店『ラーメンかいざん』の新店舗が、船橋フェイス裏路地に開業。元は『ニューラーメンショップかいざん』を名乗っていたが、店名を変えて代替わりして以降、西船橋や新小岩など精力的に出店を重ねている。船橋店が4店舗目になるのかな。 『かいざん』と言えば、迷うことなく「ネギラーメン」なのだが、せっかくのオープンなのでちょっと贅沢に「かいざんラーメン」と「ネギ丼」のセットを。ライトなスープにキレのあるカエシ。麺は酒井製麺の細麺。シャキシャキとしたネギがたっぷりと乗る。ネギ丼もワシワシとかき込んであぁ幸せ。 『かいざん』のラーメンは、いわゆるラーショ系のベクトルのラーメンだが、かいざんらしい...2023.04.23 08:00REVIEW船橋市
【閉店】麺屋あらき 竈の番人(京成船橋) 珍しく夜営業の現場に店主の荒木さんが出ていたので立ち寄ってみた。数日前より魚介豚骨のレギュラーメニューを一新して、ガッツリ系メニューに変わっている。新メニューの名前は「竈治郎ラーメン」。 AタイプとBタイプがあり、Aタイプは「ちばから」の醤油ダレをベースにした甘めの味わいで、Bタイプは荒木さんオリジナルの醤油強めの甘くない味わい。どちらを食べたらいいか聞いたら、基本はAタイプとのことなのでそれを。 甘露醤油を彷彿とさせる甘めのタレと、濃厚で粘性高い豚骨スープが良く合う。自家製太縮れ麺との相性も良く、粘度高いスープに背脂もたっぷりなので絡みも良いです。刻んだニンニクの激しさにも負けていないスープが良いです。 ガッツリ系の要素をしっか...2022.10.21 09:30CLOSED船橋市
中華料理 大輦(京成船橋) 1967(昭和42)年創業と、半世紀以上にわたり愛されている船橋の地域密着店に久々の訪問。こちらで食べるべきはもちろん、船橋名物の「船橋ソースラーメン」だろう。 「船橋ソースラーメン」とは今はなき『花蝶』という店で生まれたメニュー(当時のメニュー名はダイヤキ)で、汁あり焼きそばがヒントになって考案されたもの。あまりの人気で近隣の多店舗も出すようになって、知る人ぞ知る船橋駅周辺限定の地ラーメンになっていたのだが、今ではほとんど出している店がなくなってしまったこともあり、2012年に船橋市内のラーメン店主さんに声掛けをして、船橋の食文化を繋いでいこうと『船橋ソースラーメンプロジェクト』を立ち上げた。その結果として話題を集めて、カップ麺...2022.10.21 07:00REVIEW船橋市
麺処ゆきち(習志野) 北習志野の人気店『麺処ゆきち』が、2022年4月21日習志野駅前に移転オープン。このサイトを立ち上げた頃と較べると、千葉にいる機会がめっきりと減ってしまって、なかなか新店のオープンに駆け付けることが難しくなっている昨今だが、上手くタイミングが合ったのでオープン初日にお祝いがてらお邪魔することが出来た。 『麺処ゆきち』は『アイバンラーメン』をはじめ、いくつもの人気店で経験を積んだ店主が、北習志野に2013年3月にオープンした店。ほぼ9年の営業を終えて習志野駅の駅前過ぎる駅前に移転した。2階立地であることと、外看板がなく若干目立たないのが気になるところではあるが、電車でのアクセスは便利過ぎる。その反面、車での訪問はやや厳しいかも知れな...2022.04.21 05:30REVIEWRECOMMEND船橋市
【閉店】釜炊き豚骨らーめん マルハ軒(京成船橋) JR船橋駅南口から京成船橋駅を越えてすぐ、飲食店などが立ち並ぶ一角に2020年4月オープンの店にようやくの訪問。店名の通り船橋エリアを中心に展開する「まるは(◯は)」の豚骨業態。オープン時より価格が上がっているようだが、それでもラーメン一杯650円というのは良心的な価格。メニューも豚骨一本でトッピングのバリエーションのみ。 白濁した豚骨スープに加水率の低い細麺、キクラゲや青ネギも乗って、ビジュアルや構成要素は博多ラーメン的ではあるが、ラーメンそのものは博多ラーメンとは全く異なるもの。というよりも関東スタイルの博多風ラーメンとでも言おうか。スープのテクスチャーが博多ラーメンとはまったく異なる。悪い意味ではなく、油分がしっかりと乳化し...2022.02.25 09:00CLOSED船橋市
一期一会 札幌みその シャポー船橋店(船橋) 船橋駅南口に2018年オープンした「シャポー船橋 南館」レストラン街に、2021年10月けいすけグループの味噌ブランドが登場。施設開業時には『紀州清流担々麺 produce by Keisuke』という屋号で担々麺専門店を出店していたが、同じ店舗でのリブランディングという形になる。今回の『みその』ブランドは、北海道3店舗の他に東京や福岡など全国に9店舗を構える、けいすけグループの中でも店舗が多いブランド。船橋店が最新店となる。 ガッツリ系を思わせるビジュアルのものや、辛味噌ラーメンなどもあり、昨今のトレンドをしっかりと取り入れているのはさすが。しかしながら、ここは基本の「札幌味噌らーめん」を。非常にわかりやすい、万人受けするステレ...2022.02.25 08:00REVIEW船橋市
【催事】拉麺 久留米 本田商店(東武百貨店船橋店) 福岡久留米の人気ラーメン店『本田商店』が、東武百貨店船橋店での催事『第22回 福岡物産展』(5月7日〜18日)に出店中とのことで陣中見舞いがてら足を運んでみた。6階の催事場はコロナ禍とは言え週末ということもあり、そこそこの人出。イートインスペースに真っ赤な暖簾が掲げられている。終了間際の時間を狙ったのでスムーズに入る事が出来た。 メニューは「久留米ラーメン」のほかに、4日ずつ入れ替わりの限定メニューがある。この期間に出ている「ホンダラーメンスペシャル」はいわゆる全部乗せ。味玉、チャーシュー、手もみ海苔などがどっさり乗る、なかなかボリュームのある一品だ。 国産豚骨だけをじっくり炊き上げたスープは、粘度は高くないが旨味が濃く、髄から絞...2021.05.15 09:30CLOSEDEVENT船橋市