らーめん千種家(八千代台)

 千葉にまだ家系ラーメンが数えるほどしかなかった2000年代初頭にオープンしたお店へ超絶久々に訪問してみた。花見川区の千種町にあるから『千種家』。ログハウス的なウッディな店内が懐かしい。そうそうこんな雰囲気だった。
 こちらは埼玉で人気を博した『石川家』出身の店。なので家系ラーメンのみならず、中華そばやつけ麺があったり、家系ラーメンにはホウレンソウではなく九条ネギが乗るのが特徴。そのメニュー構成や特徴は今も変わることなく。
 ベースのスープは軽めながら、醤油と鶏油がしっかりと効いたノスタルジックな家系ラーメン。酒井製麺の太麺もしっかりと茹でてあって美味しい。しっかりと味の染みた小さめのチャーシューも2枚。過不足のない満足感のある、良質な家系ラーメンという印象。 
 年輩のご主人がワンオペでキビキビと営業されている。古い店舗ではあるものの、しっかりと掃除もされていて清潔感もある。思い起こせば20年程前に私が監修したラーメンムックでもご紹介したので、取材時にお話もしているのだと思うが、他にも客がいたこともあり「御馳走様」とだけ伝えて、思い出は心のうちに留めておくこととした。

らーめん千種家
千葉市花見川区千種町77-10
11:00~20:00
火曜定休
京成本線「八千代台」駅より徒歩30分/東関東自動車道「千葉北」ICより車で5分

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