麺処威吹(八千代台) 2018年オープンながら未食だった店へ遅ればせながらの初訪問。以前ここにあった『らぁ麺かわしま屋』の店長がお店ごと独立。以前は背脂豚骨醤油をメインに味噌、塩などを揃えるメニューだったが、こちらも基本的なメニューのラインナップは同じながら「NIBOだし」の醤油や塩を看板メニューに据え変えている。 数あるメニューの中から選んだのは「こってりNIBOだし醤油らーめん」。焼き煮干しが優しく広がるスープに、油が厚めに張られていて熱々に仕上がっている。方向性としては好きな味わいだが、油が多いからなのかカエシのバランスが弱めで塩味がやや足りない印象。もう少しカエシを増やすとバランスが取れそう。しなやかな食感の細ストレート麺はスープとの相性も良く...2023.04.22 06:00REVIEW千葉市花見川区
らーめん千種家(八千代台) 千葉にまだ家系ラーメンが数えるほどしかなかった2000年代初頭にオープンしたお店へ超絶久々に訪問してみた。花見川区の千種町にあるから『千種家』。ログハウス的なウッディな店内が懐かしい。そうそうこんな雰囲気だった。 こちらは埼玉で人気を博した『石川家』出身の店。なので家系ラーメンのみならず、中華そばやつけ麺があったり、家系ラーメンにはホウレンソウではなく九条ネギが乗るのが特徴。そのメニュー構成や特徴は今も変わることなく。 ベースのスープは軽めながら、醤油と鶏油がしっかりと効いたノスタルジックな家系ラーメン。酒井製麺の太麺もしっかりと茹でてあって美味しい。しっかりと味の染みた小さめのチャーシューも2枚。過不足のない満足感のある、良質な...2023.04.22 05:30TOPREVIEW千葉市花見川区
麺屋よじむ 幕張店(京成幕張) 京成幕張駅前に2022年1月オープンした店へ。こちらは2015年に幕張本郷に創業した『麺屋よじむ』の2号店。本店はオープン時に食べて以来なので、現状本店と2号店の設計やメニューの差異などは分からないのだが、メニューや看板などが鶏白湯推しだったのでそれをオーダー。 スープはステレオタイプないわゆるコラーゲン系鶏白湯で、骨味よりも肉味というか粘性が印象に残るもの。丁寧に作られているのは十分伝わるのだが、スープが強いというかカエシが弱いというか、個人的にはバランスや調味が今ひとつでぼんやりとした印象を受けた。卓上にあった醤油を少し垂らしたらキレが出て良くなった。 そして麺がかなり硬い。芯があるほど硬い。味のバランスや調味は好みの問題だと...2023.01.29 05:00REVIEW千葉市花見川区
焼きあご煮干しらぁめん はなかぜ〜花風〜(新検見川) 2022年2月オープンのお店に遅ればせながらようやくの訪問。場所はJR新検見川駅西口を出て北側へ降りてすぐ。店主はaikoファンらしくBGMはaikoヘビロテで店内にはポスターも貼られている。閉店間際に滑り込んだが店内は満席の賑わい。 店名にもあるように、こちらのお店は「焼きあご」がコンセプト。10年程前までは「あご」と言っても関東ではなかなか通じなかったが、最近はラーメンでも多くの店で使われるようになっている。焼きあごの塩と濃厚があって一瞬迷ったが、基本メニューと思われる「焼きあご煮干し塩らぁめん」820円をセレクト。 厨房での動きはキビキビとしており、美しい盛り付けからも丁寧な仕事が伺えるというもの。動物系の軽めな白濁スープに...2023.01.28 11:30REVIEWRECOMMEND千葉市花見川区
Ramen Ristorante 田所商店 Premium(幕張) 2021年3月にリニューアルオープン。千葉に本拠を構え全国に150店舗以上展開する人気店『田所商店』の新ブランドにようやくの訪問。前業態の『味噌DEりすとらんて 幕張発酵文化研究所』も未訪だったので、この地ではまっさらの初訪問となる。 内外観ともにラーメン店というよりもファミレスやカフェのような雰囲気。スタッフのユニフォームもちょっとオシャレなレストラン風。自家製ビールも醸造しており、2階にはビアバーも併設されている模様。『田所商店』が味噌ラーメン専門店なので『味噌DEりすとらんて』には「味噌に特化したレストラン」という分かりやすいストーリーがあったが、今回は『味噌DEりすとらんて』で提供されていたトンカツやピザなどのメニューに『...2022.05.07 02:30REVIEW千葉市花見川区
博多一風堂 フードトラック(八千代台) 花見川団地の向かいにあるカネカ水産直営の新鮮激安市場の駐車場に、1月5日より博多一風堂のキッチンカー(フードトラック)が登場している。こちらは一風堂本体による営業ではなく、一風堂千葉店を営む暖簾分け店主、緒垣さんが運営するもの。数年前からイベント用のキッチンカーを作るつもりでいたのが、コロナによってこのタイミングでの完成出動となった。 フードトラックの裏手にテーブルと椅子が置かれており、食べるスペースも完備。もちろんテイクアウト対応もしている。スーパーの入口に面したロケーションなので、買い物の行き帰りに利用している人がほとんど。客層も通常の一風堂とは異なるように感じられたが、スープが試飲出来るようにポットと紙コップが用意されており...2021.01.06 06:00REVIEW千葉市花見川区
博多一風堂 武石インター店(実籾) 2019年6月オープン。千葉県内の一風堂としては5店舗目(千葉、イクスピアリ、ららぽーとTOKYO-BAY、成田空港)で、初のロードサイド店。京葉道路武石インターを八千代方面に出てすぐ。手前に田所商店、向かいになりたけというラーメン街道のような通りになってきた。連休中日という事もあるだろうが、お昼時間過ぎてもお客さんは次々とやって来る。 こちらは竹岡式を置いている店舗なので、半ばそれ狙いで行ったのだが、昼過ぎでまさかの売り切れ。やたらと竹岡式が出たのでという理由だったが、だとしても昼過ぎで欠品というのはいささか準備不足なのではないかな。 人が足りないのかオペレーションが良くないのか、中の空いた席がなかなか片付けられず通せずで回って...2019.11.03 05:00REVIEW千葉市花見川区
らーめんなりたけ 幕張店(幕張) 千葉を代表するこってり背脂ラーメンの雄「なりたけ」の勢いが止まらない。千葉にこだわってていねいな出店を重ねていたなりたけが、誰もが驚いたフランス・パリへの出店と大ブレーク。そこから東京(錦糸町)、名古屋と相次いで出店。千葉は津田沼本店と本八幡、千葉の3店舗体制を堅持していたが、千葉店を閉店させて今回幕張店をオープンさせた。 しかし、その業態はこれまでの街中の路面店と違ってロードサイドの大型店。なりたけのこのようなスタイルの店は見慣れないので落ち着かない。しかもこれまで背脂一辺倒だったメニューに、背脂を使わない和風ラーメンが登場。看板にも「こってりだけじゃない」の文字が。浅草の人気店「弁慶」出身で、千葉で最初に背脂ラーメンを根付かせ...2016.04.22 07:00REVIEW千葉市花見川区