【閉店】ら〜めん 房風や(誉田)

 誉田駅から歩いて3分、大網街道沿いに2016年2月オープンしたお店。老舗中華店「中華寿楽」の斜向かいで、マッサージ店の向かい。店の裏手に駐車場が3台分用意されている。テント屋根の店名は控えめに書かれ、2階部分には写真入りの看板がついているが、こちらも控えめな主張。
 お店に入ると厨房から元気な声で「いらっしゃいませ」の声が。年配のご夫婦と思しき二人で営まれている。メニューはラーメン、つけ麺の二本立てでオーソドックスなメニュー構成だが、三人前の量の「ジャンボラーメン」や、ピリ辛味の「ぼうふうラーメン」などユニークなものも並ぶ。麺類注文の場合はライスがサービスされるとのこと。

 基本の「ラーメン」は、簡単に言えばライトな和風魚介系。半濁のスープは調味がおとなしめだが、魚粉などの魚介系の旨味はしっかり。麺は普通麺と細麺から選べるとのことで細麺にしたが、中細縮れのいわゆる中華麺で茹で加減はやや硬め。肉厚の柔らかなチャーシューが二枚入って、黄身がとろりとした卵も半個乗って600円は立派。背脂アリも選べるようなので、カバーする客層はかなり広めだ。

 宮崎県産豚肉使用の餃子、という貼り紙が気になってこちらも注文。ニンニクの有無が選べるので仕事中の人には良いかも。3個100円、6個200円という価格もラーメンとセットにするのに丁度いい価格。ライスもつければ700円で立派な定食になる。

 ラーメン好きがわざわざ足を運ぶような店ではなく、地域密着型のお店。価格もメニュー構成も味も色々な部分で土地柄を考慮しているのが伺える。テーブル席がメインなので、ファミリー客にも使い勝手が良さそうだ。(つけメンのレビューはこちら)


ら〜めん 房風や
千葉市緑区誉田町2-2307-208
11:00〜14:30,17:30〜23:00/日祝11:00〜21:00
月曜定休(祝の場合は営業)
JR線「誉田」駅より徒歩3分

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