2023年もラーメン食べ始めは末広家からのスタート。この日から末広家も年始営業のスタートということで、それに合わせて今年も行って来た。千葉のラーメンを語ることでラーメン評論家としてのキャリアをスタートさせた私にとって、千葉で年始のラーメンを食べ始めることには意味がある。そしてこの店は私が一番通っている家系ラーメン店でもあり、長年共に千葉ラーメン界を盛り上げてきた同志でもある。一年の始めに相応しいラーメンであると思っている。
ここ最近の家系ラーメンの再ブームによって、10年選手や20年選手の家系ラーメン店もまた再注目されている。千葉県の家系ラーメンの草分けでもある『林家』は新店をオープンしたり、『増田家』は居酒屋も含めて多店舗展開をしたり、今年20周年を迎える『王道家』も弟子を多数輩出するなど、古株の家系ラーメン店が元気だ。そしてこの『末広家』や『千葉家』もまた、20年以上変わらぬスタイルで今も営業を続けているのが素晴らしい。新年早々に『末広家』や『千葉家』の出身店である『本牧家 本店』が閉業する知らせが入ってきただけに、これからも長い商売を続けて欲しいと切に願う。
長らく土曜昼のみ、日祝休業だったが、以前のような営業時間にようやく戻った。何しろ週末を休みにした理由は、息子さんの野球を応援に行くためだったと記憶する。そんな息子さんが今は厨房で親父のサポートをしている。長年同じ店に通い続けていると、このような素敵なドラマも体感する事が出来るのだ。これからも通い続けていきたいと思うので、お互いに身体だけは大事にしよう。
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