10月16日は『博多一風堂』の創業記念日。1985年に創業して今年で38周年ということで、レギュラーラーメンが全面リニューアル。店舗によって切り替えのタイミングは異なるが、この日から切り替えている千葉店へ。こちらは一風堂から独立した暖簾分け店主が営んでおり、麺も自家製麺になっている店だ。
赤丸白丸のネーミングやコンセプトは変わらないが、今までになかったバリエーションとして、全部乗せ的な『極(きわみ)』と、逆にキクラゲなどを外した『シンプル』が登場。リニューアルの内容を聞いた限りでは赤丸の方が際立っていたので、『極赤丸新味』と『白丸シンプル』を連食。
赤丸は博多ラーメンとの決別と言うか、もう豚骨醤油ラーメンと言い切って良いかも。かなり醤油感のある強いカエシが印象に残る味わいに変わっており、香油の風味も変わった気がする。店舗の2階で製麺されている切り刃20番の麺は、しっかりと茹でてこそ実力を発揮する麺なので、カタやバリよりも普通茹での方が良いだろう。
白丸も以前のものと比べるとかなり違いがあった。これまでの白丸は角のないカエシで口あたりが丸いスープだったが、今回は塩角の感じられるカエシで、スープにエッジが効いてパンチが感じられる。こちらの麺は切刃22番で生地は同じかな。以前も赤丸白丸で麺を変えていたことがあったが、いつのまにか有耶無耶になって同じになった過去があるので油断は出来ないが。
変わらないために変わり続ける。これまでも一風堂はラーメンのアップデートを何十回と重ねて来たが、その大半は無意識で食べてたら違いが分からないレベルだった。しかし今回のアップデートは、ここ最近では劇的な変化と言って良いだろう。ラーメン好きではない一般客のリアクションが楽しみ。何はともあれ創業38周年おめでとうございます!
博多一風堂 千葉店
千葉市中央区富士見2-9-15
11:00~23:00
無休
千葉都市モノレール線「葭川公園」駅より徒歩2分
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