2024年7月オープン。京葉道路武石インターを実籾方面に出てすぐ。隣は『田所商店』で並びには『博多一風堂』や『なりたけ』があるラーメン街道にまた一軒ラーメン店が出来た。ここは隣の『田所商店』が『田所商店タンタン麺部』や『そば処三十庵』などを営んでいた物件。今回は1982年創業の『ラーメンとん太』と『田所商店』のコラボレーション(フランチャイズ)店舗。新たなコンセプトでの業態になっている。
『とん太』ではなく『豚のとん太くん』。豚のキャラクターが可愛らしいが、その店名の通り豚をコンセプトに据えたメニューが揃う。ラーメンは看板メニューの「豚そば」の他に「中華そば」や「天日塩ラーメン」など。「豚そば」は醤油と塩がある。いずれも千葉県産林SPFポークを使用しているとのこと。サイドメニューも豊富でファミリー向けのラインナップというイメージ。
「醤油豚そば」。ライトなスープに雲白肉のように片栗をまぶした豚肉がたっぷり乗って、あんかけのようなスープは、どことなく町中華のラーメンを思わせる。価格は税込1,100円とやや高めだが、これだけ肉が乗っていれば満足出来るのではないだろうか。「沖縄の天日塩ラーメン」はこれもライトなスープにまろやかな塩味の一杯。国産豚肉を使った大きな餃子と林SPFポークを揚げた「豚の唐揚げ」も食べてお腹いっぱい。
決して悪くはないと思うのだが、近隣に完成度の高いパッケージのラーメン店が多いので、果たして太刀打ち出来るのか不安も感じるが、ここって『田所商店』よりも道の上流にある物件を、他所に取られるくらいなら自分たちで押さえちゃえ、的な物件なのではないかと邪推している。ならばもうラーメン屋さんはこの通りには一通りあるので、田所商店が海浜幕張でやってたカレー屋さんやってくれないかな。
豚のとん太くん
千葉市花見川区武石町1-213-1
11:00〜22:30
年中無休
京葉道路「武石」ICより車で1分、JR線「幕張」京成線「京成幕張」各駅より徒歩20分
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