【移転】らーめん友希家〜絆〜(八千代緑が丘)

 2021年9月18日オープンの家系ラーメン店へ。我ながら家系だとフットワークが軽いと思うし、このサイトにも家系ラーメン店のレビューが並んでいるが、最近千葉に家系店が増えているのは間違いない。

 こちらは長沼の相馬家出身なので千葉武蔵家系列になる。千葉武蔵家>ぼうそう家>相馬家>友希家という流れ。国道296号沿いなので、数キロ離れたところには武蔵家薬園台店もある。弁当店の跡地だそうで、駐車場が17台もあるのは大変助かる。

 店は厨房を囲むL字カウンターの他にテーブル席も2卓。オープンして一週間ほどしか経っていないにも関わらず、厨房もホールも安定感抜群。若き大将の大野友希さんをこの日は武蔵家千葉本店の大将がサポートしていた。

 「のり増らーめん(並)」800円をオーダー。家系ではやはり海苔増しは欠かせない。ちなみにノーマル並は700円。チャーシュートッピングで肩ロースとバラが選べるが、出てきたラーメンには肩ロースが乗っていた。システムなどは武蔵家スタイルを踏襲しており、無料のライスはジャーからセルフで。卓上にはもちろんキューちゃんがある。

 スープはカエシが強めで粘度もあってパワフルなタイプ。午後2時過ぎという落ち着いたタイミングなのも良かったかな。麺はもちろん酒井製麺だが、武蔵家系列は細めの麺を使っている中で、こちらは他の家系に近い逆切り形状でやや硬めの茹で上げ。どちらもノーマルで頼んだが、印象としては味濃いめ、麺硬めの仕上がり。

 バチンとキレのある力強い、武蔵家系の中でもよりパワフルさを感じるラーメン。この味の濃さなのでライスも進む進む。営業のみならず味もオープンしたばかりとは思えない安定感でお見事。

 それにしても相変わらず武蔵家系の展開の速さとクオリティには驚かされる。現場でしっかりスープ取って、平ざる使って、オペレーションや接客もレベルが高いのに、次々と出店を重ねている。この店もオープン一週間とは思えない店だった。

 若い大将の大野さんは、ラーメン経験豊富なラーメン好きな方。相馬家には半年いてこの店を立ち上げたとのことで、見事な麺上げと厨房の動きでスムーズに店が回っていた。武蔵家千葉の大将曰く、ヘルプが入っているからですよと笑っていたが、いやいや大野大将もしっかり司令塔になっていた。実力派の家系新店がまた千葉にオープンし、家系好きとして単純に嬉しい。個人的に再訪必至だ。

らーめん友希家〜絆〜
八千代市大和田新田959-1

11:00〜20:00
無休
東葉高速線「八千代緑が丘」駅より徒歩10分

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