オタクが作るラーメンは異世界でも通用するらしい。(本千葉)

 大網街道沿い、柏戸病院並びで以前は「武者道」だった場所に、2021年4月に新店がオープン。本千葉駅から徒歩圏内だが、店専用の駐車場の他にもコインパーキングが隣接しているので車でも行きやすい。

 こちらの店主さんは、どろそば屋ひろし@京成大久保をはじめ人気店で長年の経験がある、との前情報があったので、ラーメンは概ね濃厚なラーメンなのだろうと推測しての訪問。この店名はなかなか尖ったネーミングだが、間違いなくインパクトがある目立つ名前だ。通りを走っていると嫌でも目に入ってくるが、長いのでなかなか覚えられない。略称としては「オタ異世」としているようだ。

 店名はかなり尖っているが、ラーメンはやはり正統派の超濃厚鶏白湯。かなり濃厚で粘度も高いスープながら、ザラつきなど一切なく、丁寧に作られているのが分かる。こういう口あたりにするには、かなりスープを漉さなければならないと思うが、それがまた手間のかかる作業なのだ。全粒粉配合の太麺もしっかりと茹でてあって硬さもない。盛り付けをみても仕事の丁寧さが伝わってくる。
 三人体制で接客も過不足なく手慣れており、清潔感もある。アクリルパーティション配置、入口全面開放と感染予防対策も抜かり無し。これからの飲食店は当面の間こういうスタイルがスタンダードになっていくのだろう。

 店内もいわゆるオタク感が無く、モニターでアニメを流しているのと、厚労省の手洗い喚起ポスターが「ラブライブ!サンシャイン!!」だったくらい。なのでオタクアレルギーのある人でも安心して入店出来る。でもせっかく尖った店名なのだから、アニメオタクではない僕からすれば、ほんの少しオタクの世界を覗かせて欲しい気もするな。メニューもたくさんあり、限定もあるようなのでまた近いうちに再訪しようと思う。


オタクが作るラーメンは異世界でも通用するらしい。
千葉市中央区長洲2-7-19

11:00〜15:00,17:00〜20:00/土日祝11:00〜15:00
不定休
JR線「本千葉」駅より徒歩3分

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