博多一風堂 千葉店@葭川公園「千葉BLACK」880円

 博多一風堂千葉店は一風堂本体である力の源カンパニーの直営ではなく、「暖簾分け店主」によって業務委託を受けて営業している店である。「暖簾分け店主」とは、長年一風堂に勤めて店長職やマネージャー職を歴任し、さらに厳しい社内プレゼンで合格した人だけがなることが出来る。千葉店は緒垣俊輔さんが任されており、独自のフードトラックも運営する他、2021年11月には美浜区新港に『麺処せんり』というオリジナル店も出店している。

 そんな一風堂千葉店だが、2022年2月より自家製麺にシフトした。一風堂は自社製麺で麺は配送されてくるのだが、札幌狸小路店や岡山店など一部店舗には製造が併設されており、こちらの千葉店も店舗2階に製麺室を作り、毎日麺を作っている。一風堂オリジナル小麦粉「風」を使いレシピも同じ。加水率29%ほどの細ストレート麺と、切り刃を変えた縮れ麺の2種類を作っているという。

 その縮れ麺を使っているのが、千葉店オリジナルメニューの「千葉BLACK」「千葉RED」。竹岡式ラーメンと勝浦タンタンメンをイメージした千葉ならではのオリジナルラーメンで、これらのラーメンをメインにスピンオフしたのが『麺処せんり』だ。同じ低加水の麺帯ながらウェーブがかかるだけでイメージが変わるから面白い。低加水ということもあってか、乾麺のような食感すら感じなくもない。美味しい麺になっていると思う。

 一方、一風堂の定番メニューである「白丸元味」「赤丸新味」には細ストレート麺を使用。こちらも先入観もあるかもしれないが、かなり美味しい麺だと思った。やはり工場で作られて配送されたものと、店の2階で打たれたものではタイムラグが発生する。この手の麺はやはり早めに食べた方が絶対に美味しい。

 自家製麺は気温や湿度など難しい部分が多く、四季を一周しないとなかなか掴めないと良く聞く。夏には夏の作り方があり、冬には冬の作り方がある。そういう意味ではまだ始まったばかり。苦労も多いだろうが「自分の手で麺や粉の状態を感じられるのが楽しい」と語る緒垣さん。これからもっとこの麺は美味しくなっていくだろう。



博多一風堂 千葉店
千葉市中央区富士見2-9-15

11:00~23:00
無休
千葉都市モノレール線「葭川公園」駅より徒歩2分

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