2019年創業の『元祖肉玉そば 越智』。店主の越智さんとの出会いはさらに10年程遡る2010年のこと。北松戸駅前にオープンした『肉玉そば おとど』の店主としてだった。居酒屋企業のラーメン業態として、長野の『気むずかし家』プロデュースでスタートした『おとど』は、一躍人気店となり店舗展開も行った。その後、越智さんはその会社を離れて独立し、自らの名前を掲げて新たなスタートを切った。それがこの『元祖肉玉そば 越智』だ。
「日本一ご飯が進むラーメン」はこの店でも健在。鶏・豚・牛の濃厚な「三獣スープ」の上には、豚バラ肉の焼肉がたっぷりと乗せられる。この焼きたてというのがポイントで、香ばしい醤油ダレの香りがさらに食欲を喚起する。北海道産小麦を使ったオリジナルの平打ち麺とも良く絡むが、言うまでもなく白飯もマスト。炭水化物摂取過多。
このラーメンを初めて食べたのは2010年なので、もう12年も前になることに驚くが、今食べても個性的で普遍的。素晴らしい設計のラーメンだと改めて感じた。長い付き合いとなる越智さんが立派になられてとても嬉しい。ラーメンで八街を盛り上げたいと、今年はラーメンイベントも開催した越智さん。年明けには県外に待望の2号店もオープンとのことで、これからの展開がますます楽しみだ。
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