2021年『Noodle Stand TOKYO』の別ブランドとして、館山にオープン。3年の営業を経て那古海岸近くにこの日移転リニューアル。前の店はかなり放置プレイしてしまったので、「新店舗移転の時には真っ先に駆けつける」と約束し、今回はスケジュールをやりくりしてオープン初日に訪問出来た。
店舗は一から建てたものでかなりスタイリッシュな作り。今回のタイミングで一新したロゴはなかなか力強い印象。駐車場も完備しているので車でのアクセスもしやすい。店前に大きなシュロの木が植えられており、南国館山らしいイメージを演出している。
基本にして看板商品である「黒潮ラーメン」は、従来の中華そばをブラッシュアップしたような一杯。動物魚介バランス型の煮干醤油スープに背脂が浮いて、麺は浅草開化楼の特注中太麺。立地の関係上チャーシューが吊るし焼きでなくなってしまったのはちょっと残念ではあるが、どっしりと存在感のあるチャーシューになっていた。
醤油は地元千葉の宮醤油を使ったり、東京の人なのに千葉愛にあふれるラーメン作りは相変わらず。オリジナリティのあるラーメンでありながら、はるか遠くに店主のルーツでもある『ちゃぶ屋』を感じたりもして。美味しく楽しいラーメンだった。
濃厚味噌やらつけ麺やらと、まだ食べなければならないメニューがあるので、海水浴シーズンが終わって落ち着いた頃合いにまた再訪してみたい。
黒潮拉麺
館山市那古925-30
11:00〜14:30(LO),18:00〜20:30(LO)/火水11:00〜14:30(LO)
月曜木曜定休(臨時休業あり)
JR内房線「那古船形」駅より徒歩15分/富津館山道「富浦」ICより車で5分
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