元祖肉玉そば 越智(八街) 2019年創業の『元祖肉玉そば 越智』。店主の越智さんとの出会いはさらに10年程遡る2010年のこと。北松戸駅前にオープンした『肉玉そば おとど』の店主としてだった。居酒屋企業のラーメン業態として、長野の『気むずかし家』プロデュースでスタートした『おとど』は、一躍人気店となり店舗展開も行った。その後、越智さんはその会社を離れて独立し、自らの名前を掲げて新たなスタートを切った。それがこの『元祖肉玉そば 越智』だ。 「日本一ご飯が進むラーメン」はこの店でも健在。鶏・豚・牛の濃厚な「三獣スープ」の上には、豚バラ肉の焼肉がたっぷりと乗せられる。この焼きたてというのがポイントで、香ばしい醤油ダレの香りがさらに食欲を喚起する。北海道産小麦を使...2022.12.02 09:00REVIEWRECOMMEND八街市
焼き干し中華そば 澪つくし(八街) 2022年9月オープン。八街沖十文字交差点近く、かつて『梨の花』があった建物に十数年ぶりにまたラーメン店が出来た。こちらは『粋や』(西千葉)の新業態。店主の小池さんは当面こちらに入るとのこと。最寄駅は八街もしくは東金になるのだろうが、車でのアクセスが現実的だ。 基本の一杯は「中華そば濃口醤油」。醤油と共に焼き干しと煮干しの旨味が優しく広がるスープに、しっかり手揉みした佐倉「麺処丹治」製の中太縮れ多加水麺。店舗隣に併設した仕込み場にはスチームコンベクションを導入。大きなチャーシューは煮豚にせずこんがりとローストした焼豚に。 さらに同じ仕込み場では銚子で水揚げされた鰯を自家製の焼き干しにして、スープに使っているとのこと。焼き干しの凝縮...2022.09.17 03:00REVIEWRECOMMEND八街市
麺屋 まるきた商店(八街) 今年1月、八街にオープンした新店にようやくの訪問。真新しい店舗は清潔感があって、可愛らしい雰囲気。駅からはやや遠い立地ながら、店の前には駐車場もあるので車でのアクセスが便利。地元八街出身の若いご主人が一人で切り盛りされている。 店名の冠された「まるきたラーメン」。軽めの鶏清湯スープは白醤油の甘さと香りが前に出過ぎてしまいバランスを欠いている。鶏の素材感がなくカエシの甘さばかり印象に残るのが残念。麺もスープと合ってるとは言い難く存在が独立している。チャーシューはしっとりしつつも調味がやや薄め。メンマも出来合いのものをそのまま使っているのかな。 残念ながら、今の段階ではこのラーメンが目指している味なりゴールがちょっと見えて来ない。ただ...2016.07.05 04:00REVIEW八街市
【閉店】麺との出会い(八街) 今年2月にオープンした、千葉で話題の新店。太陽堂@西立川で経験を積まれたご主人が独立し、立ち上げられたお店。基本のラーメンである「しょうゆとの出会い」を食べて良かったので、つけ麺を店内連食。この店のメニュー構成はシンプルで、ラーメンとつけ麺の二本立てで味は醤油と塩の二種類。あとは麺量をダブル(つけはトリプルまで)に出来る。 ベースのスープはラーメンと同じだと思うが、酸味をかなり加えて爽やかにまとめている。アクセントというか、かなりメインに存在するのがバジルの香味。味というよりも香りで食べさせるつけ麺で、これはなかなか面白い。麺との出会いと言うくらいならば、もう少し麺に関してはいじっても良いような気もしないでもないが、この組み合わせ...2016.07.05 03:30CLOSED八街市
【閉店】麺との出会い(八街) 今年2月オープンの新店にようやくの訪問。こちらは太陽堂@西立川で経験を積まれたご主人が独立し立ち上げられたお店。居酒屋の居抜きと思しき小上がりもある小さなお店を、かなりビビッドなカラーリングを配して、アメリカンポップアートのポスターやグッズを所狭しと置く事で、何とも言えないカオスな空間に仕上げている。まぁ、店名からそもそもカオスだけれども。 基本メニューである「しょうゆとの出会い」は、豚鶏メインの白濁スープに魚介出汁がプラスされたスープで、角がなく円い口当たりで塩度も低め。やや縮れた中細縮れ麺は、割とスープを弾くのでスープとの相性は今ひとつ。程良く味が染みた柔らかなチャーシュー、スパイスで調味したメンマなど、具材などの仕事ぶりも丁...2016.07.05 02:30CLOSED八街市