松戸富田麺桜@新松戸「甘エビ濃厚つけ麺」1,000円 2019年10月25日、北部市場跡地に大型SC「テラスモール松戸」がオープンした。住友系のショッピングモールは、松戸市内に5年振りの映画館が入るなど、早くも注目を集めている。飲食はレストラン街とフードコートがあり、ラーメン業態はフードコートに2店舗出店している。一つは一風堂のフードコート業態である「IPPUDO RAMEN EXPRESS」で、もう一つが中華そばとみ田の新ブランド「松戸富田麺桜」だ。 ここのところ精力的に出店を重ねているとみ田グループ。今年は初の東京エリア出店で話題を集めたが、今回はホームでもある松戸市内への出店となる。これまで「松戸富田製麺」(木更津、南船橋)「松戸富田麺業」(千葉)「松戸富田麺絆」(東京)と、微...2019.10.31 07:30REVIEW松戸市
IPPUDO RAMEN EXPRESS テラスモール松戸店@新松戸「博多流 とんこつラーメン」690円 2019年10月25日、北部市場跡地にオープンした、大型SC「テラスモール松戸」。最寄駅は新松戸ということになるが、駅からは20分近く歩く事となるので、新松戸駅や北小金駅からのバスか自家用車が便利だろう。 ここの3階にあるのがフードコート「ケヤキッチン」。この施設が面する「けやき通り」からのネーミングかな。このフードコート内に一風堂のフードコート業態である「IPPUDO RAMEN EXPRESS」が出店している。千葉県内のEXPRESS業態としては、木更津と柏の葉に続いて3店舗目になるが、これまでの2店舗は「RAMEN EXPRESS 博多一風堂」という屋号で、メニューも路面の一風堂に近い形となっており、純然たるEXPRESSと...2019.10.31 07:00REVIEW松戸市
麺やふくろう@馬橋「塩」800円 この日は松戸で会食のあと、二次会がてら馬橋まで。店主の青木氏と共通の友人との会食だったので、迷う事なくふくろう一択と相成った。 気がつけば塩が未食だったのでオーダー。落ち着いて考えれば、麺あさひでラーメン屋さんになった彼の作るラーメンで、最初に食べたのは塩だったはず。あれからもう随分と長い年月が流れた。 鶏の旨味がじんわりと広がる深みのあるスープに、しなやかなコシを持った自家製麺のマッチングがさすが。程良い油の浮かせ方もいい。何が突出するでもなく、バランスが良く一体感がある。これはやはり十年選手だからこそ生み出せる境地。2019.08.30 14:00REVIEW松戸市
雷 松戸駅東口店@松戸「雷そば(ミニ)」800円 中華蕎麦とみ田が手掛けるガッツリ系業態。とみ田のイメージとは異なるラーメンではあるが、実はいわゆる「二郎インスパイア系」の先駆は、富田氏が独立する前にこうじグループで開発して立ち上げた「角ふじ」ブランド。赤羽二郎が好きだった富田氏が、筑波の学生向けの業態を考案する時に、二郎よりもスープが濃厚で麺が太く、具のボリュームも多くした「角ふじ麺」を世に出したことで、二郎インスパイアのデフォルメ競争が始まったともいえる。 そんなとみ田のガッツリ系ブランドの本店は北松戸にあり、しばらく改装のため休業していたが、今年6月にリニューアルオープンを果たしている。こちらはその休業期間に系列の富田食堂があった場所にオープン。暫定移転なのかと思っていたが...2019.08.30 07:30REVIEW松戸市
らぁめん もののこころ@東松戸「濃厚鶏白湯らーめん」830円 2018年10月オープンの店にようやく訪問。結構地元の方たちからもリコメンドを頂いていたお店。場所は東松戸駅前という好立地で、近隣にはコインパーキングもある。デザインがしっかり成されたカフェのような店に可愛らしいホールの女の子。そして厨房には5〜6人のスタッフ。 鎌ヶ谷の馬肉卸会社のラーメン業態とのことで、唐突に馬肉メニューがあるのはそういう理由なのか。資本系らしいパッケージではあるが、ラーメンは期待していなかった分美味しく感じた。ラーメンは鶏白湯をはじめ清湯や担々麺などもあるが、注文したのは基本の鶏白湯。サラッとした鶏白湯はミルキーで万人受けしそう。塩度も控えめで無化調とのこと。 キャベツや小松菜、タマネギ、トマトなど野菜が多い...2019.04.14 12:00REVIEW松戸市
蝙蝠@松戸「醤油ラーメン」680円 2018年6月5日オープンの新店へオープン翌日にお邪魔。こちらは人気店「兎に角」のセカンドブランド店。蝙蝠と書いて「コウモリ」と読む。これまで兎に角の名前では何軒か出店していたが、今回は初の別屋号での出店になるのかな。場所が本店から歩いて数分という至近立地ということもあるのかもしれない。前日オープンだというのに次から次へとお客さんがやって来る。 看板には「濃厚ラーメンと油そばの店」と掲げられており、その二枚看板を推していく模様。メニューは「油そば」の他に「醤油」「味噌」「塩」と揃っている。「醤油ラーメン」はビジュアルから見ても明らかなように家系インスパイア。カエシの方向性や鶏油の出方が違うが、しっかりとした作りのスープは量産型家系...2018.06.06 09:30REVIEWRECOMMEND松戸市
蝙蝠@松戸「油そば」680円 2018年6月5日オープンの新店。人気店「兎に角」のセカンドブランド店で、濃厚ラーメンと油そばが二枚看板。お店の概要とラーメンについてはこちらでレビューしているので、ここではもう一つの看板メニューである「油そば」を。個人的な好みとしては油そばやまぜそばは積極的には注文しないのだけれど、兎に角ならやはり頼まないとね。 兎に角もかなり初期の段階から油そば推しのメニュー構成になっていたと思うが、こちらも券売機は油そばが最初に来ている。タレがしっかり強めのかなり塩度の高い味付けで、マヨネーズや酢、ラー油などでアレンジすることを前提にした商品設計になっている。白髪ネギがいいアクセントになっていて美味しい。温泉玉子などを追加しても良さそう。食...2018.06.06 09:30REVIEW松戸市
松戸中華そば 富田食堂@松戸「煮干そば」780円 2010年創業、2017年に移転リニューアルしたとみ田の別ブランド店。昨年の移転リニューアル時以来の訪問なので9ヶ月振りの再訪になる。 前回は新レギュラーメニューの「中華そば」を頂いたが、今回は移転前の旧食堂時代から出されているラーメン。新メニューの中華そばは、最近の淡麗系でかなり綺麗なラーメンなのだが、こちらはいい意味で下品さをまとったバランス。中華そばのクオリティにも驚いたけれど、あぁ僕はやはりこちらの方がとみ田らしくて好きだな。そして元々の富田食堂のコンセプトでもある、老舗の食堂のようなイメージにも合致している気がする。 淡麗清湯の中華そばのようなベクトルのラーメンは結構あちこちで食べられるが、こういうタイプのラーメンはあり...2018.06.06 08:30REVIEWRECOMMEND松戸市
13湯麺@元山「炒葱麺」600円 13湯麺のメニューの中で大好きな一杯がこの「炒葱麺」である。常盤平時代には「湯麺」と「炒葱麺」しか汁そばメニューは置いていなかった。現在はメニューからは外されているようだが、麺もスープも葱もあるので頼めば作ってもらえる。 ベースとなるのは湯麺で、丸鶏の清湯スープに自家製細ストレート麺。そこに油で香ばしく炒めた葱をどっさりと乗せる。それだけなのにスープの表情が一変するからラーメンは面白い。温度も熱々になって葱油の香ばしい香りもあいまって、クセになる味わいなのだ。しかも葱は地元「タケイファーム」の葱で、驚くほどに甘みがある。 葱は元来ラーメンでは薬味などの脇役に回ることがほとんどだが、このラーメンに関しては間違いなく主役。葱の美味しさ...2017.11.02 09:00REVIEW松戸市
13湯麺@元山「五香ラーメン」600円 13湯麺の看板メニューといえば、麺とスープだけのかけラーメンである「湯麺(とんみん)」であるが、現在の場所に移転してから新たに登場したメニューが「五香ラーメン」である。メニューの一番最初に書かれているこのラーメンが、現在の看板メニューと言っても良いだろう。 元々13湯麺は鶏清湯スープしか出していない店だったが、業界初のラーメンコラボレーションチーム「千葉拉麺四天王」に参加したことで、マルバラーメン、必勝軒、末広家という豚骨スープの店の作り方を会得した松井さんは、この五香ラーメンで豚骨白濁スープに挑戦している。 ライトな白濁豚骨スープに通常の醤油ダレを合わせ、麺は多加水の自家製ストレート太麺という、13湯麺版の豚骨醤油ラーメン。丼の...2017.11.02 09:00REVIEW松戸市
13湯麺@元山「元祖とんみん」400円 「13湯麺」と書いて「かずさんとんみん」と読む。私にとってホームのような店である。店主の松井一之さんは明星食品で麺の開発をしていた人物で、13年目に独立して「13湯麺」を開業した。亀有でスタートしてその後五香に移転し、数年前からは製麺所だった場所を改装して営業を続けている。一見入って大丈夫なのか?という雰囲気を醸し出しているが、一見さんもウェルカムな店だ。 私が2000年に千葉拉麺通信を立ち上げて、千葉のラーメンを盛り上げようとしている時に常に力になってくれたのは松井さんだった。あの「千葉拉麺四天王」も松井さんがいなければまとまらなかったに違いない。それからラーメンイベントのはしりとも言うべき、大晦日の年越しラーメンイベントも十年...2017.11.02 09:00REVIEWRECOMMENDRICKY'S SELECTION松戸市
松戸中華そば 富田食堂@松戸「純粋金華豚ワンタンそば(醤油)」1,050円 2010年にオープンした富田食堂が7年の営業を経て、2017年7月に移転リニューアルオープン。前の店からも本店の「中華蕎麦とみ田」からも至近の場所で、以前よりも大幅に大きくなってメニューも刷新されている(旧店舗レビューはこちら)。 以前の店のメニューは「煮干そば」という名前で残っているが、もちろん今回は新たな味である「中華そば」を。しかし店内を見渡せば、とみ田本店が長期休業中という事もあり、ほとんどの人が濃厚なつけ麺を食べている。 というわけで新たな看板メニューである「中華そば」にオススメ具材である「純粋金華豚ワンタン」を乗せて。ラーメンそのものは最近のトレンドである淡麗清湯醤油ラーメンで、スープは熟成木桶醤油の香りもしっかりと立...2017.09.11 12:00REVIEW松戸市