2025年3月オープンの新店に一度訪問するも早じまいで間に合わず、ようやくの訪問となった。市原の市役所通り沿い『めん丸』跡地の物件をスタイリッシュな雰囲気にリニューアル。早くも常時満席の人気ぶりで、駐車場に入る車の待ちが出来るほどだ。
看板商品の「昆布水つけ麺」は、親鶏の旨味あふれるスープにキリッとした醤油ダレのつけダレが特徴的。焙煎小麦胚芽をブレンドしたしなやかな麺は、利尻昆布と本枯節で取った濃厚な昆布水をまとって、つけダレにさらなる深みを与えている。後半戦は麺に黒七味を振ると良い感じ。どこもかしこも昆布水だらけの昨今だが、しっかりととろみもあり昆布を感じさせているのが好印象。この昆布水は使う意味、機能性がちゃんとあるなぁと感じる。
「鶏塩らぁ麺」は、同じく親鶏のスープに蛤の出汁と藻塩を合わせた塩ダレ。キラキラとした鶏油がしっかりと浮く。こちらも力強い旨味を感じるスープで、丁寧に作られているのが分かるもの。三河屋の細麺もしなやかで食感も良い感じに茹でられている。
こちらは栃木の人気店『アメノオト』『YOKOKURA STOREHOUSE』などの系列、プロデュース店だと邪推するが、商品はもちろん店作りなども隙のない磐石のパッケージになっていて、市原の人たちに長く愛される店になりそうだ。
MENYA HITENZAKA
市原市根田3-1-5
11:00〜15:00,17:00〜21:00
水曜定休
JR内房線「五井」駅より徒歩30分/館山道「市原」ICより車で5分
0コメント