横浜家系らーめん かわみ家(八幡宿) 市原市は良質な家系ラーメン店が数多く存在するエリア。そんな市原の白金通り沿いに2023年12月オープン。通りの並びには量産型家系の『やまふじ家』がある。千葉の家系偏差値を底上げしている要因のひとつに、『武蔵家』を展開しているアストラーレの存在があると思うが、こちらもアストラーレによる運営で、同じ市原市の『ぼうそう家』からの流れ。店内仕込みのスープなのにスピード感ある店舗展開なのが凄いと感心する。 丼を横断するようなチャーシューが印象的なビジュアル。スープはカエシ立ち過ぎず濃度濃過ぎずのバランスタイプで、昨今の武蔵家系の中ではややライトなテクスチャーで食べやすい印象なのは、地域性を意識しているのだろうか。酒井麺は細めのタイプでやや硬...2024.01.10 06:00REVIEW市原市
横浜家系らーめん ぼうそう家(八幡宿) 2011年創業。新中野武蔵家(アストラーレ)系。国道16号千葉市と市原市の境界線。上り車線に『ぼうそう家』下り車線に『王道いしい』という、家系好きにはたまらないエリア。なんだかんだで数年振りの訪問。駐車場ももちろん完備している。むしろ車でないとアクセスが厳しい場所だ。 この店からは『相馬家』など多くの店が生まれており、千葉のアストラーレ系はどこも本当にレベルが高い。千葉県の家系偏差値を底上げしているのは、間違いなく武蔵家系列の店たちだと個人的には思っている。 しっかりと乳化したスープに酒井の細麺。食べやすいバランス型の家系ラーメン。向かいの『王道いしい』とはまた違った味わいなので両立しているというか、その日の気分で贅沢な使い分けが...2023.12.09 07:00REVIEW市原市
家系ラーメン 上総家(海士有木) 2023年7月オープン。『王道家』の流れを汲む『王道いしい』出身の新店。以前パスタ屋さんだった場所で駐車場も完備している。店内外もパスタ屋さんの時の面影があちらこちらに。しかし、すっかり市原エリアもレベルの高いガチ家系が増えて来て嬉しい限り。 『王道家』や『王道いしい』よりもややライトめなスープと、やや塩角のある若いカエシで鶏油も控えめ。地域に合わせて意図的に軽めにしているのか、たまたまのブレなのかは分からないが、バランスは悪くないと思う。麺はもちろん王道家のもの。しっかりと修業先のベクトルに沿った正しい家系ラーメンだと思う。 この店はご飯がサービスで出て来るのだが、卓上には無限ニンニクやマヨネーズが置かれているので、ニンニクチャ...2023.09.15 05:30REVIEW市原市
【閉店】家系ラーメン王道いしい 市原五井店(五井) 2020年オープン。浜野の人気店『王道いしい』の支店。区画整理により店舗解体、10月に閉店するとのことで滑り込みで。なんだか今週は家系ばかり食べている気がする。 吉村家→王道家の流れを汲んだ嫡流は、パンチのあるカエシとスモーキーなチャーシューが特徴。王道家の麺も酒井に負けない存在感。浜野の店と比べても遜色のないクオリティの一杯に大満足。 10月より店舗解体までの短期間、別のラーメンを試験的に提供するとのことなので、また足を運べたら良いのだけれど。2023.09.15 04:30CLOSED市原市
【閉店】らーめん友希家〜縁〜(五井) 2023年8月オープン。2021年9月、八千代緑が丘にオープンした『らーめん友希家〜絆〜』が2022年4月に突如閉店。4ヶ月経って五井に新たな名前で復活。どうやら武蔵家(アストラーレ)系列からは外れた模様で、旧友希家は武蔵家系の『宮里家』になっている。移転先の五井には『濱野家』や『王道いしい』などの家系実力店があり、ますます家系濃度が濃いエリアになった。 八千代緑が丘にオープンして以来なので、一年半ほどぶりの友希家だったが、びっくりするくらいにスープの濃度と粘度が高いラーメンになっていた。骨感というよりもコラーゲン感。写真からも分かるようにトロトロペトペト系のスープは、家系と考えた時には残念ながら私の好みではなかったが、真面目に一...2023.04.08 05:30CLOSED市原市
ラーメンショップ◯化 市原山木店(八幡宿) 2022年8月オープン。千葉の人気店『らーめん福たけ』による新業態。山木三差路にあった『らーめん福たけ』→『福田中華そば』からの業態変更。家からも近いしどこかのタイミングで行ければと思っていたが、過日の『大つけ麺博』で久々に店主の福田さんとお会いして、毎日ラーメンショップの現場に入っていると聞き、近々の訪問を約束していたので早速行ってみた。 昨今、ラーメンショップをリスペクトやオマージュした店舗が増え、「ラーショ」が一つのジャンルになりつつあるが、こちらもいわゆるフランチャイズチェーンの「ラーメンショップ」とはまったく関係がない、福たけのオリジナルというかラーメンショップリスペクトブランドで、もちろん商標は『ラーメンショップ◯化』...2022.11.18 10:00REVIEW市原市
ら〜メン怜歌(五井) 都内の中華料理店や県内の人気ラーメン店数軒で経験を積んだ店主が、2022年2月に開いた新店。中華料理店の居抜き店舗なので、新店らしからぬファサード。細かなことだが、ラーメンを「ら〜メン」と書くのも面白い。平成通り沿いで隣も向かいもラーメン店がある立地なのだが、視認性が低く一度車で前を通過してしまったほどだ。 お店は店主一人で切り盛りしていたが、後から奥様と可愛らしいお子さんも登場。手際良く作るその厨房での所作から、経験者であることが伝わってくる。メニューは豚骨醤油の他に塩や醤油もあり、さらには限定メニューなどもたくさんあって迷ってしまうが、メニューの一番上に書かれていた豚骨醤油をお願いする。 ビジュアルは家系のように見えるが、食べ...2022.03.17 05:30REVIEW市原市
NOODLE・SP・CRAFT~story~(五井) ガッツリ系のラーメンで人気の『ラーメン旭郎山』の新業態が、市原の湾岸道路沿いに2022年1月オープン。おゆみ野の『JUNK NOODLE FACTORY』に続く3号店という位置付け。国道沿いのラーメンショップや珍來と並ぶ立地で、以前はリンガーハットがあった物件。スタイリッシュでスマートなデザインは、旭郎山というよりもJUNK NOODLE FACTORYに通じるものがある。 旭郎山系なのでガッツリ系ラーメンが看板メニューなのだろうが、とにかくメニューがたくさんあって迷ってしまう。事前情報で家系チックな醤油豚骨があると聞いていたので今回はそれをオーダー。食券にはHOUSEと書かれている遊び心。 見た目は家系ラーメンのようだが、悪い意...2022.03.17 04:30REVIEWRECOMMEND市原市
ラーメンいしい 市原店(八幡宿) 2021年4月、市原市の白金通りにオープンした新店にようやくの訪問。こちらは浜野の人気店『王道いしい』の3号店。これまでは家系ラーメンを提供して来たが、今回の新店は竹岡式ラーメンの専門店とのこと。最寄駅はJR内房線「八幡宿」駅となるが、1.5kmほど距離がある。車だと店前に駐車場が完備されているので便利だろう。 店内はストレートカウンターの他にテーブル席も。広々とした厨房で働くスタッフは全員女性だった。券売機の脇に写真と手書きのメニューが置かれているのが、分かりやすくて親切。「竹岡式ラーメン」の他に「とろとろタンタン麺」というメニューもあり、かなり気になるところだが、やはり初訪なので竹岡式一択。ただし、炭焼き炙りチャーシューが自慢...2021.08.26 05:30REVIEW市原市
ラーメン濱野家(五井) ここのところ家系ラーメン店が増えている気がする。いわゆる量産型ではない、店でスープを取っている家系ラーメン店が。骨を営業中に何度も組み替えている家系ラーメン店が。こちらは2020年12月に出来たばかりのニューカマー。五井にあるのに浜野とはややこしいな、と思ったら濱野さんという方なのよねきっと。 そんなわけで「ラーメン濱野家」である。西千葉武蔵家でキャリアをスタートさせて、千葉の家系嫡流であるラーメン杉田家でも修業を重ねて独立。つまり家系ハイブリッドでもあり、総本山吉村家の孫弟子にもあたることとなる。何度も書いている事ではあるが、千葉県とくに千葉市市原市界隈の正統派家系のレベルの高さには驚かされる。車でちょっと走れば杉田家、千葉家、...2021.01.20 04:30REVIEWRECOMMENDRICKY'S SELECTION市原市
麺屋ことぶき ユニモちはら台店(ちはら台) ちはら台のSC「ユニモちはら台」2Fフードコートに、2018年11月オープンした新店。本店は葭川公園に2016年オープンした鶏白湯ラーメン店で、ここが2号店となる。千葉みなとの鶏料理店「炭火焼寿」のラーメン業態ということになるのかな。しかし、本店の主力メニューである鶏白湯はなく、竹岡式風の醤油ラーメンと清湯塩ラーメンの2種類がメニューに並ぶ。フードコートであるし、出しやすいパッケージにするのは当然だろうが、いずれ鶏白湯なども投入すると予想する。 「竹岡風本格熟成スープ」というのがちょっと何言ってるんだか分からないのだけれど、多分に熟成というのは下総醤油の熟成醤油を使っているという意味なのかな。確か本店でも醤油はちば醤油を使っていた...2019.02.25 11:00REVIEW市原市
らぁ麺ひなた(姉ケ崎) 2015年にオープンした、「食の道場」出身の店主の店にようやくの訪問。場所は姉崎高校の正面。姉ケ崎高校ではなくて姉崎高校。地名も含めて正しくは「姉崎(あねさき)」。国鉄が駅名に「姉ケ崎(あねがさき)」なんてつけるからややこしくなっているが、ここは姉崎が正しい。 メニューは大きく分けて清湯、白湯の二種で、清湯には黒だし、白だし、熟成しょうゆがあり、白湯には濃厚鶏ぱいたん(しょうゆ)とホワイトクリーミーぱいたん(うま塩)がある。どれにもワンタン麺というオプションがある。まぁこの並びで初訪ならば、やはり清湯の黒だしをオーダーすることになる。 魚節が強く感じられる魚介系スープに、やや竹岡式を想起させる醤油感。薬味のタマネギも含めて房総のラ...2018.11.29 10:00REVIEWRECOMMEND市原市