【新店】ラーメンかいざん 船橋店(京成船橋) 2023年4月オープン。1988年、東船橋に創業した人気店『ラーメンかいざん』の新店舗が、船橋フェイス裏路地に開業。元は『ニューラーメンショップかいざん』を名乗っていたが、店名を変えて代替わりして以降、西船橋や新小岩など精力的に出店を重ねている。船橋店が4店舗目になるのかな。 『かいざん』と言えば、迷うことなく「ネギラーメン」なのだが、せっかくのオープンなのでちょっと贅沢に「かいざんラーメン」と「ネギ丼」のセットを。ライトなスープにキレのあるカエシ。麺は酒井製麺の細麺。シャキシャキとしたネギがたっぷりと乗る。ネギ丼もワシワシとかき込んであぁ幸せ。 『かいざん』のラーメンは、いわゆるラーショ系のベクトルのラーメンだが、かいざんらしい...2023.04.23 08:00TOPREVIEWNEW OPEN船橋市
らーめん千種家(八千代台) 千葉にまだ家系ラーメンが数えるほどしかなかった2000年代初頭にオープンしたお店へ超絶久々に訪問してみた。花見川区の千種町にあるから『千種家』。ログハウス的なウッディな店内が懐かしい。そうそうこんな雰囲気だった。 こちらは埼玉で人気を博した『石川家』出身の店。なので家系ラーメンのみならず、中華そばやつけ麺があったり、家系ラーメンにはホウレンソウではなく九条ネギが乗るのが特徴。そのメニュー構成や特徴は今も変わることなく。 ベースのスープは軽めながら、醤油と鶏油がしっかりと効いたノスタルジックな家系ラーメン。酒井製麺の太麺もしっかりと茹でてあって美味しい。しっかりと味の染みた小さめのチャーシューも2枚。過不足のない満足感のある、良質な...2023.04.22 05:30TOPREVIEW千葉市花見川区
ラーメン杉田家 千葉駅前店(葭川公園) 2022年3月オープン。吉村家一番弟子、津村氏の営む『ラーメン杉田家』の3号店にして、千葉市2店舗目。オープン以来なので一年ぶりくらいの再訪だが、杉田家は先週新杉田の本店で食べたばかりなので、比較してみたいと思い訪問。本店では小一時間ほど並んだが、こちらではタイミング良くスッと入れた。 前回訪問時は昼の時間帯だったので、今回は夜の時間帯を狙って。昼よりもブリックス高めでパンチが強い味わいのスープだが、それでも新杉田本店よりはマイルドな仕上がりに感じる。酒井の麺はかなり硬めの茹で上げで、これは前回と異なるもの。前回は何人か分を一緒に茹でていて、今回は私だけだったということもあるかも知れない。 とは言え、やはり醤油ダレのキレとチャーシ...2023.04.09 09:30TOPREVIEW千葉市中央区
横浜家系ラーメン 勝星家(長浦) 2020年オープンの店に遅ればせながらの初訪問。こちらは『らーめん福たけ 袖ヶ浦店』からのリニューアル。コロナ禍において既存店舗をブランドチェンジする流れは多々あるが、昨今再ブームとなっている家系ラーメンに福たけがチャレンジ。店主の福田氏は元々家系ラーメンが好きで、家系をやるのが夢だったとのことで、今回のコロナ禍はある意味でベストタイミングだったと言えるだろう。 家系で修業している、していないなどをとやかく言う時代ではないのは百も承知だが、やはりオールド家系ファンからすれば、そのラーメンを家系と認定して良いのかどうかなどと、自分なりの物差しでジャッジしてしまうもの。そういう意味においては、勝星家のラーメンは十分家系と呼ぶに相応しい...2023.04.09 06:00TOPREVIEW袖ケ浦市
家系ラーメン 王道いしい(浜野) 2017年創業、『王道家』直系の人気店へ3年ぶりに。当初は五井に出来た『王道いしい』に行こうとしていたのだが、中休みがあったので浜野の本店の方へ。私はタイミング良くスッと入れたが、常時ベンチに待ちが出ていた。 醤油のキレ感やスープの程良い乳化具合と粘度。個人的には本牧家系のバランス型が好きなのだが、吉村家から王道家に連なるこのタイプの家系もかなり好み。スモークのかかったチャーシューはやはり美味しいな。この日二軒目でなかったらチャーシュー海苔増しにしていたところ。2023.04.08 06:30TOPREVIEW千葉市中央区
らーめん友希家〜縁〜(五井) 2023年8月オープン。2021年9月、八千代緑が丘にオープンした『らーめん友希家〜絆〜』が2022年4月に突如閉店。4ヶ月経って五井に新たな名前で復活。どうやら武蔵家(アストラーレ)系列からは外れた模様で、旧友希家は武蔵家系の『宮里家』になっている。移転先の五井には『濱野家』や『王道いしい』などの家系実力店があり、ますます家系濃度が濃いエリアになった。 八千代緑が丘にオープンして以来なので、一年半ほどぶりの友希家だったが、びっくりするくらいにスープの濃度と粘度が高いラーメンになっていた。骨感というよりもコラーゲン感。写真からも分かるようにトロトロペトペト系のスープは、家系と考えた時には残念ながら私の好みではなかったが、真面目に一...2023.04.08 05:30TOPREVIEW市原市
【新店】松戸中華そば 富田食堂 東千葉(東千葉) 2023年3月オープンの新店へ早速の訪問。高品交差点に昨年出来た複合施設「セナリオプラザ」に『中華蕎麦とみ田』のサブブランドが出店。施設完成時から出店は決まっていたが、10月オープンとの予定から半年経ってようやくのオープンとなった。 とみ田系列の店舗が千葉市内への出店するのは、富士見の『雷』と千葉駅構内の『松戸富田麺業』に続いて3店舗目だろうか。『富田食堂』名義では松戸に続いて2店舗目。カウンターの他にテーブル席が充実しているので、家族客やグループ客に使いやすそうだ。 メニュー構成は『とみ田』の濃厚つけめんと『東池袋大勝軒』系のもりそば、中華そばの醤油と塩。千葉駅構内の店に近いメニューになっていた。オペレーションもサービスもスムー...2023.03.30 11:00TOPREVIEWNEW OPEN千葉市中央区
【新店】千葉そば 幸(栄町) 2023年3月オープンの新店へ早速の訪問。最寄駅はモノレールの栄町になるのだろうが、千葉駅から徒歩圏内。富士見みゆき通りの以前はガッツリ系の『ロケットパンチ』があった場所。「新感覚の日本蕎麦風らーめん」を謳っている。来週には公津の杜にも新店が出来る予定とのこと。動きが随分と早いが資本系なのだろうか。触れ込みとしては「京都の老舗料亭で修業を積んだ店主」とのこと。 メニューは醤油、塩のラーメンとつけ麺、まぜそばで、あとは限定メニューも出す予定のよう。基本となる「そば」が600円とかなり安かったので確認したところ、ネギだけが乗るいわゆる「かけそば」だとのことなので、具の乗っている「千葉そば 黒」をオーダー。こちらは900円。 スープは若...2023.03.16 09:00TOPREVIEWNEW OPEN千葉市中央区
旨麺(稲毛) 創業は1998年と、四半世紀の歴史を持つ店へ超絶久々の訪問。開業当時は千葉初となる「パシオ系」の店として人気を博し、私も夜な夜な通ったものだ。その後、当時の雑誌連載やムック、テレビ番組などで何度も取材もさせて頂くなど、個人的にも思い入れの深い店でもある。 移り変わりの激しいラーメン業界で25年続くというのは凄いこと。それこそ20年近く振りに伺ったが、ファサードや店内の雰囲気、メニュー構成、そして店主の佐藤さんまで、本当にあの頃のまま何も変わっていないことに驚く。タイムスリップしたのではないかと思うほどで、一気にラーメンの食べ歩きを始めた頃の思いがよみがえってくる。 「本場中華麺店」という文言といい、どことなく遠くに『光麺』をイメー...2023.02.28 05:30TOPREVIEW千葉市稲毛区
【新店】麺処せんり(稲毛) 2021年11月、新港のMr.Max千葉美浜店内にオープンした『麺処せんり』が、2023年2月に稲毛駅前の路面店として移転リニューアル。以前は人気の少ないフードコートの業態だったが、立地的にも環境的にも前の店舗よりも遥かに良い店舗になったと思う。 こちらは『博多一風堂千葉店』を運営する『千里』のオリジナルブランド。店主の緒垣さんは長年一風堂に在籍して独立した「暖簾分け店主」。現在は一風堂千葉店や武石インター店の他にフードトラックを稼働させたり、自家製麺にも着手するなど精力的に活動している。 新しい店舗はテーブル席がメインで、家族連れ客などが使いやすそうなレイアウト。壁面に英文が書かれていたりと、デザインなどが一風堂っぽい作りになっ...2023.02.28 04:30TOPREVIEWNEW OPEN千葉市稲毛区
柏ラーショ(柏) 2022年10月オープン。柏駅東口側、柏神社近く。『王道家』が手掛ける新業態で、オープン早々に労基違反だなんだと話題になっていたので、落ち着いた頃合いをみての訪問。 店名の通りこちらはラーメンショップインスパイアなので、もちろん頼むのはネギラーメン。ラーショらしく丼は浅めの高台丼。11:00のオープンシャッターということもあるのか、想像よりもライトなスープ。カエシもそれほど強くなく、全体的におとなしいテイストにまとまっている印象。 密度の高い自家製の中細麺は、もちろん王道家とは違う麺なのだが存在感があって印象に残る。ネギはしっかりと調味が効いて胡麻油も香って、イメージするラーショっぽい雰囲気が出ている。ネギの量もたっぷりでネギ好き...2023.01.14 02:00TOPREVIEW柏市
ラーメン勝屋(小室) 2022年7月にオープンした新店へ遅まきながらの初訪問。国道16号線内回り、島田台交差点近く。元『神豚』←『拉通』←『博多ラーメン』の跡地。朝7:30から営業をしている店で、9時過ぎに足を運んでみた。 看板のデザインからも分かるように、こちらはラーメンショップインスパイア。なのでやはりまずはネギラーメンだろう。ライトなテクスチャーのスープは、タレや背脂などもおとなしめのバランス。豊華食品製の中細麺はもう少し茹でた方が好みかな。ネギのタレもおとなしい味わいで、ボリューム含めてやや物足りなさを感じた。 ラーショというよりも、ライトな豚骨醤油背脂ラーメンという印象だが、店名にラーショとは謳っていないので、コレはコレでアリなのかもしれない...2023.01.14 01:00TOPREVIEW八千代市