千乃家(土気) 千葉市緑区あすみが丘。大網街道沿いに2023年8月にオープンした店へようやくの訪問。千葉方面からだとガストが目印。街道沿いということもあって駐車場も完備している。閉店間際のタイミングということもあって、前客後客共になし。店はカウンターの他に掘り炬燵式の小上がり席があり、暖房が足元に入っていてまさに掘り炬燵のよう。 店先にも「泡系鶏白湯塩」の文字が踊っており、一押しのメニューは「鶏白湯しお」。他にも辛いラーメンや清湯系、まぜそばなどもある。取り敢えず初訪なので「鶏白湯しお」「清湯しお」と「餃子」をオーダー。 「鶏白湯しお」はブレンダーを使って泡立てたスープで、いささか表層的で旨味が弱かった。さらに塩味も弱めのバランスになっていたのは...2024.01.14 12:00REVIEW千葉市緑区
横浜家系らーめん かわみ家(八幡宿) 市原市は良質な家系ラーメン店が数多く存在するエリア。そんな市原の白金通り沿いに2023年12月オープン。通りの並びには量産型家系の『やまふじ家』がある。千葉の家系偏差値を底上げしている要因のひとつに、『武蔵家』を展開しているアストラーレの存在があると思うが、こちらもアストラーレによる運営で、同じ市原市の『ぼうそう家』からの流れ。店内仕込みのスープなのにスピード感ある店舗展開なのが凄いと感心する。 丼を横断するようなチャーシューが印象的なビジュアル。スープはカエシ立ち過ぎず濃度濃過ぎずのバランスタイプで、昨今の武蔵家系の中ではややライトなテクスチャーで食べやすい印象なのは、地域性を意識しているのだろうか。酒井麺は細めのタイプでやや硬...2024.01.10 06:00REVIEW市原市
横浜ラーメン 末広家(本千葉) 2024年もラーメン始めは、地元千葉の末広家から。毎年末広家の仕事始めに合わせて、私もラーメン始めをしている。ラーメン評論家を名乗る前から、四半世紀通い続けて食べ続けている、私にとって基本となるお店。同世代の店主中田さんは、黎明期の千葉ラーメンを共に盛り上げてきた仲間であり同志でもある。ここは私にとって色々な意味で原点に立ち戻る事が出来る場所なのだ。 私が初めて会った時はまだ幼稚園児だった長男が大人になり、お店に入るようになって何年にもなるが、揃いのユニフォームを作ったりSNSを始めたりと、その辺りが疎い親父に変わって色々頑張っている。そして昨年秋からは丼も新調して店名が入るように。親父は「息子が勝手にやってる」と嘯きますが内心...2024.01.06 05:00REVIEWRICKY'S SELECTION千葉市中央区