珍來 鎌取店(鎌取) 鎌取駅南口から歩いて数分のところにある珍來。地域密着型の人気店で、週末ともなれば広い店内は満席になり、外に待ちも出るほど。この日も週末のお昼時という事で賑わいをみせていた。 冷やし中華嫌いなので冷やし中華の現状視察に来たのだが、やはり今ひとつ魅力が分からなかったので温かいラーメンも。珍來はある意味ファミリー中華であるので、凝ったり気取ったラーメンは無い。このメニューは完全にネーミングでオーダーしてみた。 しかし言葉というのは難しいもので「こくまろ」という響きから連想する味は、おそらく十人いれば十通りあるだろう。そういう意味では私のこくまろイメージとは乖離した一杯が出てきた。正直背脂が浮いていたり、もっと重いスープなのかと思っていた...2016.06.25 03:30REVIEW千葉市緑区
珍來 鎌取店(鎌取) 「冷やし中華が嫌いである」と公言して何年にもなるが、その言葉が独り歩きしている節があり、正確に真意が伝わっていない気がしてならない。その論拠となるコラムはこちらを参照して頂くとして、ザックリ言えば惰性で作られている、ポリシーの無い冷やし中華が嫌いだ、という事である。そして、冷やし中華を否定しているからこそ、時折確認のために冷やし中華を食べに行く。今回もそんな理由での訪問だ。 これぞ王道、これぞ「ザ・冷やし中華」である。メニューにも「定番の甘酢醤油味」との記載が。胡麻だれ味などが跋扈する昨今であるが、冷やし中華を名乗るなら甘酢醤油味で無ければならない。かの山岸一雄翁がつけ麺のつけダレの味を考える時に、冷やし中華のタレをヒントにしたの...2016.06.25 03:00REVIEW千葉市緑区
【ニュース】「麺屋黒琥 本八幡」で6/27より創業感謝祭「麺屋黒琥 本八幡」にて6/27より創業感謝祭と題して、「黒琥ラーメン」を一杯500円で提供するイベントを開催(7/1まで)。さらに、7/4より生ビール一杯を半額の190円で販売する(7/8まで)。2016.06.23 08:00NEWS
【限定】博多一風堂 千葉店(葭川公園) 昨年開業10周年を迎えリニューアルした一風堂千葉店。そのタイミングで社内独立制度(暖簾分け)による運営にシフトし、看板なども新しくして店名も千葉中央店から千葉店へ変化し、さらにレベルの高い営業を続けている。この店をはじめ一部店舗にて6月20日より7月末まで登場しているのが「博多細つけ麺」だ。 昨年夏に登場したこのメニュー、実は私も少々関わっている。それまで一風堂のつけ麺は豚骨魚介太麺のものだった。しかし、それは一風堂らしくないのでは?私なら細麺バリカタの麺でつけ麺を食べたい。と創業者の河原氏に伝えたところ、それがきっかけになって生まれたメニューなのだ。 つけダレはもちろん豚骨スープだが、カットされたオリーブとオリーブオイルが加えら...2016.06.20 02:00REVIEW千葉市中央区
【ニュース】千葉県初の「ラーメン婚活」が7/17海浜幕張で開催千葉県初となる「ラーメン婚活」が、7/17海浜幕張の「謝朋殿 幕張店」にて開催。ラーメン好きの男女の為にスペシャルラーメンも提供される。2016.06.20 01:00NEWS
【ニュース】「一風堂」で6/20より夏季限定「博多細つけ麺」がスタート一風堂52店舗にて6/20より夏季限定メニュー「博多細つけ麺」がスタート。千葉県内では千葉中央店、TOKYO-BAYららぽーと店で販売される(実食レビューはこちら)。 なお、今年の一風堂は夏季限定のつけ麺が2種類あり、8/1からは「東京太つけ麺」が登場する予定とのこと。2016.06.17 03:00NEWS
【閉店】麺ヤ和田(新千葉) 千葉駅エリアに6月オープンしたばかりの新店。春先から看板もついていつオープンするのかと思っていたが、ようやくのオープン。どうやらスタッフが揃わないらしくて、まだグランドオープンには至っていない模様。不安定な営業はしばらく続きそう。 背脂やモミジなどで粘度を上げた白濁スープは、サバや煮干、昆布などの魚介系素材も加わっているようだが、かなりカエシを強めに当てているので、魚介の旨味は引っ込み気味。魚粉も浮かべてあるので、分かりやすい魚介の旨味は感じられるのだが。麺は中細でやや縮れたもので凡庸な印象。麺の組み合わせはまだ考える余地が多分にありそうだ。 別段悪くは無いのだが、取り立てて良いという訳でも無い。感動はなく至って普通。その表情も含...2016.06.16 04:00CLOSED千葉市中央区
【閉店】煮干らーめん海空土 吉岡店(四街道) 豚骨ラーメンが多い千葉市エリアにおいて、いち早く煮干し醤油ラーメンを提供して来た嚆矢的存在の人気店が、ついに今年5月に2号店をオープン。都賀の本店はスタッフに任せて、店主自らが新店の厨房に立っている。永福大勝軒の流れを汲む、柏の老舗「大勝」で学んだ店主が営む店で、さらにこの店から「和屋@ユーカリが丘」「一恭@学園前」など、優良な煮干しラーメン店を輩出している。 基本的なラーメンの方向性はこれまでと変わらないが、イワシ煮干しの他にアゴをかなり強化したスープに変更。煮干しのエッジが効いていたスープは、より複雑で円い味わいになった。個人的にはこれまでの煮干しガツンというスープの方が好みだが、これは嗜好の問題だろう。また麺も草村麺から船橋...2016.06.10 05:00REVIEW四街道市
【移転】らぁめんつけめん 粋や(県庁前) 2012年に惜しまれつつ閉店した店が、場所も新たに4年振りの復活。場所は麺工房しろきやの居抜き。「鶏白湯らぁめん」に続いて、もう一つの看板メニューである「醤油らぁめん」を店内連食。 スープは佐原の錦爽どりを使った清湯で、醤油は宮醤油やちば醤油など千葉県産の醤油を上手に使った、醤油の香りがクッキリと立ち上がり鶏の旨味も豊かな一杯。なるほどこれは千葉ならではの醤油ラーメンといったところだろうか。自家製麺との相性も良い。 相変わらず器用に色々なラーメンを上手にまとめてくる小池店主。自家製麺も随分とこなれてきた。次回はつけ麺を食べにまた再訪しなければなるまい。2016.06.08 04:30CLOSED千葉市中央区
【移転】らぁめんつけめん 粋や(県庁前) 2012年に惜しまれつつ閉店した店が、場所も新たに4年振りの復活。場所は麺工房しろきやの居抜き。4年前の閉店時に店主の小池さんが「いつかまた粋やとして帰って来ます」と宣言した言葉通りになった。彼と最初に出逢ったのは生粋@浦安だっただろうか。その後、私が立ち上げを手伝った店の店長だったこともあり、一緒に仕事をしたこともある。そして今回の店で彼のサポートをしている二番手は、同じく私がプロデュースした店に長年いたスタッフ。妙な縁を感じると同時に、どことなく当事者のような気分でそわそわする。 前回の店時代からの看板メニューである「鶏白湯」は、前回と同様に余計なものは加えずにただ鶏をひたすら炊き上げたもので、ゼラチン系の濃度が凄まじい。それ...2016.06.08 04:00CLOSED千葉市中央区
【ニュース】「珍來」で6/1より夏季限定「夏のフュージョン」がスタート珍來直営11店舗にて6/1より夏季限定「夏のフュージョン」がスタート。イタリアンとの融合「トマトらーめん」と、エスニックとの融合「トムヤムタンメン」が販売される。2016.06.01 03:30NEWS
【コラム】なぜ「raumen」なのか? 千葉拉麺通信は2000年の開設当初より、ラーメンの横文字表記を「ramen」ではなく「raumen」で統一している。元をただせば、千葉拉麺通信の立ち上げ前に結成した、日本拉麺交友会の横文字表記が「JRA Japan Raumen Association」であり、その流れで「chibaraumen」になった。以降、URLはもちろんのこと、TwitterやFacebook、さらにはInstagramなどSNSのアカウント名もchibaraumenで統一している。 JRAが発足した1990年代後半から、千葉拉麺通信が開設された2000年頃、ラーメンという言葉を横文字表記するケースは非常に少なかった。さらにラーメンの漢字表記ですら、拉麺な...2016.05.31 15:00COLUMN