ら〜麺 瑞藤(北松戸) 2024年11月オープン。『麺屋武蔵』出身の店主が営む話題店へようやくの訪問。北松戸は『らぁめん美春』や『麺座まねき』、『肉玉そばおとど』などの人気ラーメン店が集まる街。この街に住んでいる人が羨ましい。ちなみに『瑞藤』と書いて「みづふじ」と読む。 元々小料理屋やラーメン店だった場所の居抜きで、基本的には店主ワンオペ。店主は武蔵の武骨や神山で店長も務めた古株だが、私とは武蔵在籍前の『麺屋 空』時代に会っていたようだ。好みのラーメンの札をお金と一緒に渡す、手動式の食券システムがなかなかユニーク。やはり最初は醤油を食べて欲しいとのことなので醤油をオーダー。 ベースとしてリスペクトしているのは、創業当初の武蔵の味。動物系は豚骨、鶏ガラに牛...2025.05.10 09:30TOPREVIEW松戸市
ラーメン野良裏家(蘇我) 千葉の家系の実力派、『裏武蔵家』の2号店となる『野良裏家』へ久々の訪問。この日の蘇我は『JAPAN JAM』中なので凄まじい数の人が行き交うところだったが、ちょうど嵐が過ぎた後だったようでスッと入れてラッキー。店の裏手に新しくコインパーキングも出来ていて、より車でのアクセスがしやすくなった。 家系の再構築とも言えるような、新たなアプローチで家系を表現し続ける孤高のスタンス。2023年12月のオープン以降も、日々食材や製法をブラッシュアップしているが、スープの旨味もさらに力強くなり、よりバランスが良くなってきた気がする。 昨今のスープドーンカエシバチーンという家系とは違って、スープカエシ鶏油がトライアングルでいいバランスになっており...2025.05.04 05:00TOPREVIEW千葉市中央区
麺屋 青(鎌ケ谷) 2024年10月オープンの話題店にようやくの訪問。こちらは入谷の『麺処 晴』出身ということで早くも行列店に。店主が通い詰めたという、早稲田の『自家製中華そば としおか』をイメージしつつ、オリジナルのラーメンを提供している。 濃厚な豚骨魚介スープは、しっかりとした動物系の土台に、節や煮干を上手に組み合わせてある、ステレオタイプな誰もがイメージする濃厚豚骨魚介のお手本のようなバランス。一時期はどこもかしこもこういうラーメンを出していた時代もあったが、今となっては一周回ってこういうアプローチのラーメンが少なくなっている中で、貴重な存在になっているのではないかな。 麺は村上朝日のストレートがデフォルトで200gだが、スープとのバランスを考...2025.05.03 06:00TOPREVIEW鎌ケ谷市
13湯麺 集 TSUDOI(鎌ケ谷) 2024年11月オープンの一軒家ラーメン店。千葉のオールドラーメンファンにはたまらない『13湯麺』の屋号を掲げた新店。『13湯麺』の味に魅せられた店主が修業して独立したとのこと。フォトスタジオか何かの跡地だそうで、やたら天井が高い開放感のある空間。店主がハワイ好きなのかずっとハワイアンが流れている。 オリジナルのメニューもあるが、やはり比較の意味でも麺とスープだけの「元祖とんみん」を。ビジュアルこそ似ているが、松井さんのとんみんとは別のアプローチに仕上がっている。スープに鶏だけではなく豚や魚介も使っているのかな。ネギだけでなく刻んだ脂も浮かべたり、湯麺をアップデートさせたいという想いが伝わって来る。 光麺もアレンジされているみたい...2025.05.03 05:00TOPREVIEW鎌ケ谷市