【広報誌】『京成らいん 1月号』(京成電鉄)京成線各駅で無料配布中の『京成らいん 1月号』(京成電鉄)の巻頭特集「全国に誇れる絶品ラーメン5選」にて、京成線沿線のラーメン店を選ばせて頂きました。 『京成らいん』は京成線各駅で配布されているほか、WEBでもご覧頂けます。宜しければご覧下さいませ。2022.12.29 15:00NEWS
珍來 鎌取店(鎌取) 千葉県民には馴染みの深いファミリー中華の人気店。ロードサイド店が多いイメージだが、こちらの鎌取店は駅から歩いて数分の場所にあり、駐車場も完備しているので、徒歩客も車の客もいる。地域密着型の人気店だ。こういうファミリー中華は町中華とファミレスの過渡期に生まれたような業態で、どことなく昭和ノスタルジーを感じずにはいられない。卓上に置かれた干支占いのカプセルがなんとも昭和。 『珍來』は1928年に創業した、埼玉に本拠を構える老舗チェーン店だが、船橋にも別会社を設立しており、それぞれ兄弟が社長を務めている。さらに暖簾分け店や多店舗展開するグループもあり、系統によってメニューや看板などが異なる。ちなみにこちらの鎌取店は『珍來東金店』グループ...2022.12.28 05:30REVIEW千葉市緑区
麺将 松風(西千葉) 西千葉駅北口、千葉大学前に2022年9月オープン。松戸にも同じく『麺 松風』という店名の店があるが、こちらは成田の『鶏SOBA春夏冬』のセカンドブランド。和をモチーフにした明るく清潔感ある店内で、若いスタッフが元気に気持ちよく出迎えてくれる。 スープベースは鶏白湯と鶏清湯の2種類で、つけ麺や辛いラーメンなどのバリエーションがある。基本の「濃厚鶏白湯そば」は、大阪の泡系白湯っぽいビジュアルながら、かなり濃度粘度が高めのとろとろ系で、鶏の旨味や甘みを感じるもの。圧力をかけているのか密度もあって、それでいて臭みなどはまったくなく食べやすい。 全粒粉麺はしっかりと茹でてあるが、もう少し低加水の方がこのスープには合っている気がした...2022.12.11 08:00REVIEW千葉市稲毛区
二代目五衛門 西千葉店(西千葉) 西千葉駅東側の線路沿い、以前はスナックがあった場所に、2022年11月オープンした新店。千葉の古いラーメン好きには懐かしい茂原「五衛門」の二代目が立つ店となる。「関東風とんこつらーめん」のフレーズは当時のラーメン好きには懐かし過ぎる文言だが、茂原本店も浦安店も、つくばも元気に営業されているよう。五衛門出身の方がいすみ市で営まれていた『麺八戒』は残念ながら閉店されている。 メニューは豚骨醤油、豚骨味噌、豚骨塩のラーメンやつけ麺など色々あるが、基本と思われる豚骨醤油を。おそらく最後に茂原で食べたのは十年以上前の事なので、細かなことは忘却の彼方だったりするが、白濁スープに国産背脂の浮いたスープは、かつて千葉で流行ったラーメンのディテール...2022.12.11 07:00REVIEW千葉市中央区
まほろば(京成大久保) 2022年12月オープン。船橋に本店を構えるいさりびの京成大久保店が独立リニューアル。メニューに一部いさりび時代のものも残っているが、基本的には一新している模様。それにしても実にメニューが多い。麺類だけで何種類あるんだろう。券売機だがICなどの決済の場合は店内オーダーが可能。 「中華そば」は丼や具の配置など、いさりび時代を彷彿とさせるが、スープは白濁しており印象は異なるもの。低温調理のチャーシューを乗せたり、今時っぽさもあるが、食べた印象はネオノスタルジック。遠くに東池の中華そばのベクトルも感じる。黄身がとろけ過ぎない茹で加減の玉子も良いな。 しかし『いさりび』から『まほろば』とは、これはまた風情な店名をつけたものだ。学があるとい...2022.12.11 06:00REVIEW習志野市
【閉店】大衆ラーメン 鬼の種村(鎌取) 大網街道赤井交差点近く『らーめん神月』が2022年11月に新たなメニューと屋号でリニューアル。店頭では店名を連呼するオリジナルソングが流れているが、この曲の作者である『世界のユイ様』なる人はどうやら大のラーメンフリークのようで、本サイトや拙書なども見て下さっている様子。なんだか気恥ずかしいぞ。 「平成大衆ラーメン」を謳うラーメンが看板メニュー。店主の青春時代に食べたラーメン(とん太、元氣一杯、なりたけ)をリスペクトってだけで、古参の千葉ラーメンフリーク的にはテンションが軽く上がるだろう。店内にマンガが置かれているあたりもノスタルジックだが、卓上には注文用のタブレットが置かれているあたりは実に今時っぽく、平成ノスタルジーとのギャップ...2022.12.10 07:00CLOSED千葉市中央区
元祖肉玉そば 越智(八街) 2019年創業の『元祖肉玉そば 越智』。店主の越智さんとの出会いはさらに10年程遡る2010年のこと。北松戸駅前にオープンした『肉玉そば おとど』の店主としてだった。居酒屋企業のラーメン業態として、長野の『気むずかし家』プロデュースでスタートした『おとど』は、一躍人気店となり店舗展開も行った。その後、越智さんはその会社を離れて独立し、自らの名前を掲げて新たなスタートを切った。それがこの『元祖肉玉そば 越智』だ。 「日本一ご飯が進むラーメン」はこの店でも健在。鶏・豚・牛の濃厚な「三獣スープ」の上には、豚バラ肉の焼肉がたっぷりと乗せられる。この焼きたてというのがポイントで、香ばしい醤油ダレの香りがさらに食欲を喚起する。北海道産小麦を使...2022.12.02 09:00REVIEWRECOMMEND八街市